「うんうん、まずはやるべき1つ目の方針は決まった」
『おお』
ギラティナはパルキアをこの世界に落としたことで空間に関する能力が拡張され、自分をこの世界に落としたらしい
「その前に、聞きたいことが何個か、主人公クラスについて」
これはこの物語を成り立たせるのに必要な情報
どう足掻いても悪の組織側の行動をしそうな自分たち、特別な正義でもないし(ギラティナがどうかは知らんけど)相手が絶対的な正義をもって、主人公補正なんかが働いたら負け確定だ
「サトシはいるか?」
『なるほど、そういう質問か、いないぞ』
よし、一人目は大丈夫
「オリジンレッドはいるか?」
『オリ…?レッドはいるが…』
オリジンレッドは言うなればアニメ版レッドだ、カントーから出てこないと思うがいたら多分積む
アニメ補正だからな!
その後も何人か質問をしていく
どうやらこの世界はゲーム主人公になるだろうハルカやヒカリとかはいるらしい
…ぎりぎり、何とか叛骨できる?くらいの主人公sだ
なら、俺もギラティナの手足として頑張ろかな〜
本当は主人公ちゃんにナンパでも仕掛けれないかと思ったけど、それは難しそうだ
ジムリーダーのあの人とかあの人と恋仲みたいな関係にもなれなさそう…?
この物語、ある意味で詰んでね?
◇
「じゃあまずはディアルガを捕まえるか!」
『…』
第一方針、それはディアルガの力、時の力をギラティナの支配下に置くこと
それが出来ればタイムスリップ可能じゃん
お、どうしたギラティナ
目線なんか逸らして
『ディアルガは半分…6割…いや、八割くらい、だいたいぜんぶ、コッチににに取り込んだんだけど、パルキアで警戒されてたからかミスっちった』
なんだか焦って入力?しているようで時折文字がバグっている
「は?」
どうやらギラティナの今のところのムーブ(行動)はこうらしい
反逆してやるぜ!
→破れた世界の移動を楽にするためにパルキアに奇襲だ!
→不意打ちの形でパルキアを引きずり込んだぞ!
→次にディアルガだ!
→警戒されてたけど何とか奇襲に成功!
→アルセウスが駆けつけてきてボコボコにされた!
→ディアルガが未来に逃げて手出できない!
→破れた世界から出た瞬間にディアルガの残滓の力を消費してしまうから出た瞬間にその「時間」に固定されてしまう(ちょっとややこしくて何言ってるか分からなかった)
→ギラティナは考えた!
→俺を呼び出した!
いまここ!
「なーにやってんだか」
つまり、この世界のディアルガには手出できないということ
『だって…』しょんぼりして俯くギラティナ
なんだか可愛く見えてきた
メスだったりしない?擬人化しない?
『変な概念持ち込まないでくれ』
「…」
『とりあえず、ディアルガは逃した』
「セレビィは?」
『そこを捕まえるとオーキド博士に影響が出て何人かの博士の存在が消える可能性がある』
「…」
詰んどるじゃん
何だこの世界
じゃあ、取っておきの秘策を出すか
◇
『なんだこの世界は』
「世界の時間が止まった世界だよ」
世界は灰色になっていた
木の葉は空中で止まり
滝も水もそこから動かない
全ての時間が止まった世界
あんこくせかいへとギラティナと訪れていた
「まさかポケダンの世界が最初に来る世界とは」
ここはあんこくせかい、ポケモンダンジョンの世界線で時・闇・空のソフトの世界だ
この世界ではディアルガは自我を失い、世界は正常に時を刻んでいない
それを正すためのストーリーが展開されるんだが
まぁ正すのを代わりにギラティナがやっても大丈夫だろう
「ゴガァァァァアア!!」
我を失いこちらに突っ込んでくるディアルガ
赤い線が体をはしっており
めちゃくちゃにカッコイイ
だが、バカだ
突っ込んできたディアルガの前にギラティナが破れた世界への入り口を開いた
そこにディアルガは突っ込んでいく
『…』「…」
落とし穴チックな戦法だったが、一瞬で第一段階が成功してしまうとは
あとはギラティナが破れた世界でディアルガを支配下に落とすだ…
『やってきた、なんだあのディアルガは、知性の欠片も感じられない』
「…」
カッコイイんだけどね…未来の完全に時が止まった世界だと知性のちの字も無くなってるから
そんなわけであっさりとディアルガの時の力を支配下に置いてしまった
(ちなみに支配下から外れるからディアルガパルキアを俺が使うことは出来ないみたい、どんな感じで支配下に置いてるのかな?牢屋的な?『見たいなら見るか?』「あー…あはは、またの機会で」)
「ー!〜!!」
あと、何か喋ってる色違いのセレビィも拉致ってきた
「……ぐへへ」
『うわ』
「〜〜!?」
ポケダンの世界最高だな!
(ディアルガの力で正常な時の進み方をする世界にして俺たちは破れた世界に帰った
この世界で何かあったらギラティナが教えてくれるそうだ)