現在地はホウエン地方の離れ小島、未来ではバトルフロンティアかバトルハウスの施設ができる土地だ
さてさて、ホウエン地方ですし、グラカイにちょっかいをかけますかね〜
とは思いつつ、向かう先はマグマ団アジト
いくつか目星をつけていて、見つけるまでに数ヶ月かかった
ゲーム情報を頼りにしていたのだが、時期が早いのもあってか悪の組織たち(アクア団も)は非活発状態だった
まだまだ悪巧み中というところで、アジト候補を転々としていたのだ
天気研究所に、えんとつ山
おくりびやまとか、デコボコさんどう、ついでにミナモシティとか色々と見て回って、何とか見つけれた
コソコソしやがって
ついでにアクア団のアジトも探していたが、多分深海だな、見つけることは出来なかった
マグマ団のアジトは無事に見つけた
アジトに乗り込む時にはホウエン地方を旅していた
スラッシュ、ヴィクトリア、ステイン、マキナも招集した
ライトニングとラナも何故か来た
グラトニーはフエンタウンの温泉にいるとか
来たなら手伝って??
そう、温泉のあるフエンタウンが近いのだ
破れた世界にも大浴場はあるが、火山の温泉に興味があるとか
まぁ、特にラナが大活躍だった
手持ちのマッシブーンと一緒にアジトの扉を物理的にぶち壊したのだ
マッシブーンと一緒にパンチ放っていたけど、マッシブーンの力で壊れたよね?
まさかラナのパンチがあったから壊れたとかじゃないよね?
あとは占領
下っ端をロープで縛り上げていく
下っ端達の言い分として「まだ何もしていないのに縛り上げるなんて!犯罪者どもめ!」といわれた
これからなにかしますよ〜みたいに言うなよ
しかし言い分としては通ってしまっている
この世界の警察、ジュンサーさんに通報できないのが痛いね
「しかし、しっかりマグマ団の服は着てるんだよね」
目の前に縛られて転がっているカガリ
口にはガムテープで、その目に睨まれている
「…」「…(むー!)」
「えっちだな…」
カガリだからなぁ
あのよく分からないセリフ言う娘
「なんだっけ、ボクとアナライズしたいだっけ?」
カガリがムームー言うのをやめてドン引いた
「マグマ団の人員って拉致っても問題ないよな」
カガリの目が恐怖に変わった
「ハカセ、奥の部屋で偉そうな人を捕まえました」
ラナがマツブサ(暫定)を担いできた
物理的にボコされていた
「えぇ」
「あ、ちゃんとマッシブーンちゃんでボコしてからですよ!?」
なにがちゃんとなのか、いや、あってるけど
「資料とマスターボールも見つけまシた」
機械に見えない滑らかな動きでマキナが奥から出てきた
手には資料、あとから聞いたらアゾート計画のものだとか
アゾート…AZOTH計画、まぁ端的に言えばマグマ団の大地拡大計画の事だ
「ありがとうマキナ、調子はどう?」
「かなり良好でス」
順調だ、時期が早かったからかマグマ団側もまだまだ芽が伸び始めたタイミングだったのだろう
「おくりびやまに先に行ったから藍色、紅色玉もあるし、マグマ団もアクア団も詰んだよな」
藍色玉、紅色玉、グラカイを復活させるキーアイテムだ
なんでコイツらはこの玉からゲットしなかったのか分からないが、あったもんはあったし、それっぽいものとすり替えておいた、悪事働いちゃったな
「マツブサはボスだから手元に置いときたい」
「分かりました」
「うお、ライトニング、いつの間に」
「少し前から後ろでまとめを作ってましたが」
「お、ありがとう」
有能だ
「ついでにそこのカガリちゃんをどうにかこうにかしたいんだけど」
「…とても怯えた目をしてますが」
「普通にカリスマがあるから放置するとマグマ団2を起こすと思うんだよね」
「全力で首を振ってますが」
「氷漬けにして飾っときたいよね」
「あ、キャタピーみたいに逃げ出してる…とりあえず逃がしはしませんが、そんなに好きですか」
「まぁ、好みではあるけれど」
「…」
「ライトニングも好きだよ?」
「もっとムードのあるところで告白してください」
「…はい」
そんな事をしているうちにマグマ団は壊滅した
表沙汰に悪事を働く前だったのでボスと幹部は捕まえて下っ端は釈放とした
みんな怯えながら火山を降りていった
特にラナに怯えていた
ラナに何かしたか聞いたが、お淑やかに笑って何もしていないと言う
フエンタウンで温泉を満喫してマグマ団壊滅作戦は終わりとなった
温泉はステインにジム巡りの話を聞いたくらいだ
男女別だしそんなもんだ
◇
「ひぐ、もうやだ」
「カガリちゃん、ポケモンバトル弱くない?」
「ドンメルは強いもん…」
カガリはポケモンバトルのセンスはあった
技の選び方とか狙いとか、しかし、根本的にポケモンが育っていなかった
まさか相棒が進化すらしてなかったとは
いじめた訳ではないが、エリクサー研究所にてメンバーに連戦を挑まれ、ついには先程の言葉である
ドンメルを抱きしめて涙目で言うもんだから刺さる刺さる
「ねぇカグヤ」「いいですよ」
「まだ喋ってないけど」
「お嫁さんですよね、彼女の心が離れていますが、まぁ何とかしましょう、まさかライトニングさんより先に来る方がいるとは思いませんでしたが、ハーレム計画も母数が増えた方が進行しやすいというもの、」
「あの、カグヤさん?」
ちょっと怖かったのでカグヤを止めた
へんな計画も聞こえてきた気がしたけど、気のせいということにした
「じゃなくて、メンバーとして迎え入れる方を思ったんだけど」
「あら、以前話したハナビという女性じゃなくていいんですか?」
以前話したハナビ、とは自由奔放の化身でズガドーンまで見せたうえで「手持ちがいっぱいだから」と断られた麦わら帽子の女の子だ
素質はある、しかし断られてしまったので
無理強いは違うと思ったので捜索とかしてもいない
「たしかカガリは強い人が好きなんだっけ」
「ハカセはツヨイ?」
いつの間にかバトルフィールドは別のメンバーが使用しており、カガリは横にどかされていた
横というか足元
「見せられるのだと…メガシンカ」「めが」
「Zワザ、ダイマックスかな」
「ゼット、なに?」
頭の上にハテナを浮かべるカガリ
「ミュウツーいる?」
「ここに」
瞬間移動してきたミュウツー
ブルーは目の前でビューティーと戦闘中だが、まぁいいか
驚いた表情で固まるカガリ
「多分、ミュウツーのメガシンカなら、制御できると思うんだよね」
ギラティナに弄られてだいぶ人の道からズレてしまったが
簡単に言えばエスパー少年だ
悪く言えばポケモン寄りだ
ミュウツーを巨大なエネルギーが包み込む
それを内包させるのを指向性を指示することで手伝う
触れたら弾け飛ぶだろうが、見て、手伝うくらいならね
そうしてメガシンカを済ましたミュウツー
Xのメガシンカのように少し筋肉が見えており
しかしYのメガシンカのようにサイコパワーが溢れ出ている
そして、とても安定していた
「ふむ、悪くない」
ミュウツーもお気に召したようだ
瞬間移動でブルーの元に移動していった
「……ァハ」
ご機嫌な声が聞こえた
「オモチロ」
次の声は耳元だった
「……ねぇ、次は?もっと、キミを、エクスペリメント、したいな」
「あぁ、やっとカガリに会えたか」
頭のネジが外れた様子のカガリは、自分の知っているカガリだった