「ァハッ エリクサーハカセは
なんてポケモンなの?」
「人ではあるんだけど
エスパーポケモンみたいな力は使えるね」
この世界の人は自分の元の世界の人とは根本的に違う
超能力者が普通にいる世界だしな
そして、この世界に自分を招いたギラティナが、この世界に適応できるように自分の体を2度いじくった
どのように何をしたのかは知らないが
とりあえず言えることは自分はこの世界で言うところの超能力者ということだ
制御関係の力なのかな?と予想は立てている、何せ検証しずらくて
目の前のカガリは獲物を見つけた獣のようだ
「制御、できたり?」
手をかざしてみる
出来たらコレって洗脳だよな、なんて思いながら
そんなタイミングで就寝時間目安の通知が鳴った
ギラティナ作成のギラティナフォンだ
「カガリ、明日詳しく話そうか」
ズガドーンを渡して、エリクサー研究所のメンバーに迎え入れることになった
目的とかその他もろもろと話そう
◇
ガチャ
とテテ
もぞぞ
「明日って言ったよね?」
「……えへ」
寝間着姿なカガリが布団に潜り込んできた
横にカグヤがいるし
2人とも起きている
えへじゃない
マグマ団の服じゃないカガリは薄い紫髪の普通の女の子だ
あの特徴的なツノみたいなやつが無いと「ぽく」無い
ちなみにその濁ったような目は治らないのかい?
「ハカセ、見てると世界征服もできそう」
「大地は別に増やさないよ?」
「んーん、それよりもっと
スゴくって、大きな野望
世界中を氷漬けとか?
んふふ〜ハカセは私のモノ〜」
「あの、横に妻が寝ているんですが」
「ん?一緒に寝る?」
「したたか…」
「ねますっ」
「カグヤ?」
その後特に何が起こることもなく一緒に寝た
◇
「さて、ふしぎなアメは知ってる?」
「美味しいよね」
あぁ、ポケモンのレベルを上げることの出来る
え、今なんて?
カガリはふしぎなアメを食べたことがあるらしい
ソーダ味との事
沢山用意したし一個食べてみようかな…
じゃなくて、カガリの目の前に用意したのは
いわゆるドーピングセット
レベルを上げる、ふしぎなアメ
基礎ポイントを振り分ける各種クスリ系統
性格補正を変える、ミント
王冠もあるけど、特訓しようがない、ここはスカウトしに行く必要があるな
「エリクサー博士、これらがポケモンを強くする道具なんですか?」
ライトニングが手を挙げて質問した
今回の授業はライトニングとカガリの二人
ライトニングには今後、教授出来る側になってもらうため
カガリは、この手のアイテムに抵抗なさそうだろうという偏見がある
「ふひひ、強くなれるんだ、ネ?」
マグマ団の服じゃないので違和感しかない
カガリ用に角フード付きの服を用意してもらおうかなぁ
(だいたい1時間とか経過後)
「バクーダ、やっと進化できたね」
カガリのドンメルはバクーダになり、メガシンカもものにした
ズガドーンも一緒に喜んでいる
「これなら、洞窟の氷像にも勝てるかも?」
氷像?
カガリに詳しく聞くと、マグマ団の男幹部は深海の洞窟、アクア団アジトの近くにいるらしく
そこには氷の塊のようなポケモンがいるらしい
動きはしないが、動かせもしない
ポケモンの技も効いた感じがなく、そのままにしてあるらしい
「カガリはアクア団のアジトとレジアイスの情報を持ってるのか」
「そうかも?偉い?」
「あ、うん…えらーい」
先程のドーピング授業で出来たら褒める
頭を撫でるのセットをしていたらカガリがワンコみたいになった、今も頭を撫でてと姿勢を変えている
…可愛いし、いっか!
ライトニングはそのたびに頬を膨らませている
「レジアイスは絶対に確保しないとな」
アクア団のアジトはマグマ団の元幹部なら把握していても不思議ではなかった
カグヤ〜
「さて、ホウエン地方攻略の情報を得たと聞いて来た訳ですが、カガリさん、その首輪は?」
「イイでしょ」
カグヤに連絡を入れたら部屋で書類整理をしていたそうですぐにいてくれた
部屋に入って目に入ったのはカガリのメガストーン、メガリングの付け所だ
うわ、首輪じゃん、今気づいた
「博士のグラエナだから、ネ」
舌をチロリと出して答えるカガリ
「ミルタンクの間違いでは?」
ライトニングが突っ込んだがスルーされた
カグヤは少し考え事をしていたが、すぐに本来の目的であるアクア団アジトとレジアイスの位置について話が始まった
正直自分はカガリの首輪は征服感が生まれてしまったのでノーコメントで行こうと思った
カグヤも特に触れず、カガリも外そうとしない
ライトニングだけ「このままやるんですか…」と複雑そうな気持ちになっていそうな言葉を呟いていた
アクア団の位置は地図を広げても大まかな場所しか分からず、カガリが実際に深海の様子を見ないと案内できないということになった
潜水艦を用意するには時間がかかる
ダイビングが出来るポケモンと、エスパーポケモンで空気の確保とか?
1人が行けば研究所と繋ぐことが出来るだろう
アクア団アジトに扉があるはずだ
レジアイスの方は
あ、そういえばロック、アイス、スチルのホウエン地方での位置って都市伝説的な法則位置があったっけ
自分の特別なギラティナフォンではポケモンWikiは見れるが…レジ系は深海では無いようだ
「ん?アクア団のアジトって深海なんだよね?」
「うん、地上の基地でそんな資料を見つけてから探したから」
ホウエン地方はゲームで言うところの秘密基地というミニ拠点が作れるシステムがある
この世界でもそんな秘密基地が多くあるようだ
『そういえばマグマ団もそんな感じで複数あったっていうわけか』
聞けばマグマ団も探した3倍くらいはミニ拠点があるらしい
運良く突き止めれたんだな