ポケモン世界をゲーム知識で好きに生きる   作:ふぁいる

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50 死屍累々

 

博士が消えてから一週間が経過しました

この世界の終わりみたいな時にどこに行っているのでしょうか

 

みたい、ではなく目前でした

グラードンとカイオーガが復活してから暴れに暴れて一週間

晴れと雨を繰り返した世界はホウエン地方を中心に異常気象が起きているようです

各地方はこれらの異常に対応するため応援を送れず。

 

元凶であるグラードン、カイオーガは私たちプラチナ団で何とかするしか無い状態です

 

幸いな事にUBや伝説級ポケモンたちのおかげで戦況は拮抗出来たと言えるでしょう

 

状態異常と、回復アイテムを駆使してようやく

大人しくなりました

 

プラチナ団の面々も満身創痍ですが

いえ、死屍累々?

 

グラードンとカイオーガは例えるなら「息切れして睨み合っている」状態

ちょっと休憩したらもっかい殴り合う、みたいな雰囲気です

 

コチラもピンチになったら次のメンバーと交代して、回復しに戻る

を繰り返しました。ポケモン達は元気です

メンバーも一応元気です

 

精神的疲労は抜けていないのですが

 

 

「ああ、カグヤ、記録、助かる」

「ライトニングさん、一度眠ったらどうですか?」

 

フラフラと前線基地の拠点に戻ってきたライトニング、休んでくださいな

 

まあ眠っても雨と風で起きてしまうのですが

 

「エリクサー成分も補給できてません、萎れてしまいます」

 

ライトニングが苦笑いをしてました

あら、今の口に出してましたか?

 

 

「とにかく、今、雨も風も止まってるみたいなので、休んでおいて

あら?」

 

雨も風も止むなら、暑くなるほどの日が差すのですが

曇り?

 

「曇ってます?」

「風が止んだ…」

 

これは、異常気象です、『天候が安定しすぎている』

 

 

慌ててプレハブ小屋から出ます

 

そこそこに離れたところには、超古代ポケモンのグラードン、カイオーガが大人しく空を見上げてました

 

空は曇っていて、それでいて明るさはある、変な天気です

 

 

そして、二匹のポケモンを包むように雲の切れ間から差し込む光が降り注ぎます

 

そして、降臨という言葉があまりに相応しい表れ方をするポケモン

 

「あれは、レックウザ?いやしかし、資料と姿がかけ離れている」

 

「メガレックウザ、だったかと、博士の拙いスケッチと特徴が似ています」

 

 

「え、あの落書き?」

失礼なことを言ったのは誰かしら

振り返ってみればプラチナ団メンバーの集まっていた面々も外の様子を見に来ていました

 

失礼なことを言ったのはブルーさんですね

否定はしませんがオブラートに包んてあげましょう

 

「じゃあグラードンとカイオーガも強そうな姿になるのかな」

「いえ、カガリもハルカさんもこの小屋に来た時にキーとなるタマは持ってきており、厳重に保管しています」

 

「じゃあ」

 

3匹のポケモン達を見ます。

既にクタクタな状態のグラードンとカイオーガをメガレックウザが遠距離から圧倒しています

オーバーキル気味です

 

そして、更に博士の秘密兵器が投下されました

オーバーキルです

 

「あの人ならしそう」

「そうですね」

「うん」

 

私とライトニングとブルーは同じ感想のようです

 

するならもう数日早く来て欲しかったところですね

 

とりあえず、この騒動はあの人の帰還と共に納まりそうです

 

 

 

 

 

紫の雲が集まる

 

 

 

レックウザに憂さ晴らしかのように攻撃され、静止を余儀なくされていた二匹。

睨んでいた二匹の超古代ポケモンは空から降りてきたポケモンを見ていた

睨んでいる暇は無い

 

あのポケモンはなんだ、あの、頭の上に乗っているボールから出たポケモンは

 

人が抱えるほどの大きさのボールから出たポケモン

 

クリームで甘そうな見た目のポケモンは、ボールから飛び出ると、グン

 

グン

 

グンと大きくなっていく

大きく、とても、とてもとても大きくなっていく

 

 

着地

 

その巨体は着地の衝撃で地を揺らし、波を起こした

 

『~~~~~~~』

 

キョダイマックスと呼ばれる現象で現れたのはマホイップ、キョダイマックスのマホイップだった

 

「お前らの10倍の大きさだ」

レックウザの上に乗る人物の声は誰にも届かなかった

 

 

キョダイマックスマホイップは空から隕石のようなクリームを落とす

 

グラードンとカイオーガはそのクリームに飲み込まれ、姿が見えなくなるほどだった

 

そのクリームに黒い裂け目が現れる

そして萎むように潰れたクリームからはグラードンとカイオーガの姿が消えていた

 

 

 

ホウエン地方に平和が訪れた

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