ポケモン世界をゲーム知識で好きに生きる   作:ふぁいる

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コード3

 ビューティー。フェローチェを受け取ったアヤカ

 カロス地方でトレーナーをしていた頃はアブソルと共にエリートトレーナーまで実力を高めていた。

 今の自分とあの頃の自分では話にならない程実力に差があるが、あの頃も貪欲に強くなろうとアブソルと特訓していたのはとても良い思い出だ。

 

 ホウエン大災害、超古代ポケモンと呼ばれる伝説のポケモン、グラードンとカイオーガ

 この二匹の対戦にプラチナ団は介入した

 仕留めることはついに出来ず、モンスターボールはその余力から最後まで弾かれていた、ただ、足止めとしては役に立っており、最後はプラチナ団のボスがやりきってくれた。

 

 まだまだ強くなれる、人としてポケモンの領域に踏み込むのならラナみたく超能力の特異が必要だが、ポケモンとポケモンの領域なら例え相手が伝説のポケモンだとしても踏み込む、いや、踏み抜くことができる。

 

 私ができるのはアブソルとフェローチェをその高みまで持っていくことだ。

 パラサイトにアローラ復興の「ちょっと特殊な訓練」を提案してもらい、それを無事にこなし終わった。

 監視カメラ、監視というか見守りだけど、そのカメラを如何に早く丁寧に設置するか、という訓練だ。そのあとの作業は専門外のため手伝うより引いた方が役に立つ。

 

「博士はこの世界は鍛えれば鍛えるだけ強くなると言っていたね、私たちはこれ以上の速さにもたどり着けるの?」

 ちょうど都合よく博士が転がっていたので聞いてみた、お腹がいっぱいで動けないらしい

 なに、パフェを食べに行ったの?私も誘って欲しかったな…

 

「ん、努力値に限りはない、薬では限界はあるし、限界は超える為に大変な努力が必要ではあるけど、上限はない」

 

 攻撃力の実験を過去にした時、地道な努力の末、斬れ無かったものを斬れるようになった例があるのだとか

「加速ポケモンとのかけっこ特訓はいつもしてるんだっけ?

 デオキシスはちょっと出せないけど、俺の知ってる最速のポケモンの居場所を教えようか?」

 へぇ

 いい、さすが博士、何かしら提案してくれる

 

「教えて!」

「スピードジャンキーめ…」

 褒め言葉ね、それ

 

目的の場所は「定めの遺跡」というところ、ガラル地方の寒冷地帯、カンムリ雪原にあるらしい

 人はほぼ住んでおらず、破れた世界のアクセスもない、そのためちょっとした旅行感覚となる。

 幸い、復興の方の人手な足りている用で小旅行でも大丈夫なようだ。

 博士はギラティナ氏から何か受け取り、いざガラル地方へ

 

 電車を経由し雪原を数日ばかり歩くことになったのだが、ひょっこり着いてきていたグラトニーの回復の超能力のおかげで霜焼けなどにならず無事に着くことが出来た。

 赤と黄色の奇抜な遺跡、その前にテントを張って拠点を作る。

 

 私の目的である最速のポケモンと、いざ御対面といこうか

 

「遺跡の中は二手に分かれていて、左側の道を進むと目的のポケモンに会えると思う

 ここだと両方のポケモンがいるようだし、赤い方はグラトニーに任せようと思う、いい?」

「任せてくださいまし!」

 

 嬉しい誤算もあったようだ

 

 そうして、私が対面したポケモンは

 

「これが、レジエレキ」

 

 大きな電球のようなフォルムで、電気がバリバリと溢れている、私が目視したと同時に、レジエレキもピョンコピョンコとはね始めた

 

「ふふ、かわいい」バチッ

 

 電気がほとばしり、瞬きの間にレジエレキとの距離が少し縮まっていた

 

 それこそ雷の速さだ

 

「ポケモンが、この速さで動くのか…!」

 

 フェローチェとアブソル、あと連れてきていた加速訓練用のテッカニンも出す

 

「みんな、この速さを超えるわよ」

 

 私たちの特訓はこれからだ!!

 

 

 ◇

 

「3日ぶりに来たらテントが小屋になってるし、ソファで美女が転がっていた」

 3日か、まだ3日か、到着から翌日には研究所に戻った博士が3日ぶりに遺跡に来たようだ

「…」

 疲れ果てて寝ていた所を見られた!!

 せっかく美女だなんて言ってくれたのに

 え?美女?私が?ふふ、照れるなぁ

 

 じゃないっ、シャワーしてくる!!

 カグヤから貰った可愛い服を引っ張り出して着る

「これはいつもの部屋着、そう、いつものだ」

 

 テントはグラトニーがすぐに連絡をしてプレハブ小屋を注文した、その日のうちにギラティナ氏が用意してくれた

 グラトニーも赤い方で何かしているらしく、定期的に黄色の部屋に振動が届いている。

 

 そして私は、レジエレキと鬼ごっこをしていた。

 

 レジエレキも意図を読んでくれたらしく付き合ってくれている、今日は根負けでもしたのかボールに入りたそうにしていたが、まだ私たちが雷速を超えていないのでオアズケとした。ションボリしてた。

 

「いや、そこは仲間にいれてやれよ」

「…確かに」

 本来の目的を忘れていた

 

 プラチナ団として伝説のポケモンを集めるのが目的だった、そんなわけで小屋を出て遺跡で捕まえてきた、レジエレキも嬉しそうに跳ねていた。

 戻ってきたところで、遺跡から帰ってきたグラトニーと鉢会う、三人で小屋に向かう。

「あら、あらあら博士、パラサイトの次はビューティーまでゲットするつもりなんですの?」

「な、グラトニー!?私は今レジエレキを捕まえに行っただけだぞ!?」

「まぁ、まだ捕まえてなかったんですか?」

「うっ」

「あれ、いつもの服に着替えてきたって」

「ぐ、ぐぐぐ…」

 

 難しいことを考えるのはやめやめ

 こんなんじゃ速度が鈍るっ

「パラサイトの話は聞いた、博士がハーレムを作ってるのは今更だからそこの嫉妬は無い

 ただ、何となくその輪に入れないのは嫌だったんだ」

 博士に恋愛感情はない、何故か伝説のポケモンを見た時のような興奮の方が勝るからな

 それでも博士達が楽しくやってる時に、私だけハズレると、なんだ、悲しいじゃないか。

 

「まぁ、分かりますわー、博士?私達の責任取ってくれませんか?」

「その心の隙間を埋める方法って難しくないか…?

 これ、ライトニングとパラサイトには言ったんだけど、恋愛感情で言うならカグヤとブルーで満ちてはいたんだよ、でも、じゃあ二人が誰かのものになっていいのか、ってなると、それは嫌なんだ

 そんな気持ちはアヤカとアキホにもある。でも、これを言うと独占欲で縛ってしまうから。

 今のは聞かなかったことにしてくれ」

 

「あら、女々しい、もう無理ですわね」

「なら頑張って言わないようにしろよ。とは思うが、なんだ、私は満足だ

 これからもよろしく頼む、博士」

「いい笑顔で返されるのも複雑な気持ちだけどな」

 

 悪い博士だ、全く、ふふふ

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