ポケモン世界をゲーム知識で好きに生きる   作:ふぁいる

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コード7

 グラトニー。アキホはお嬢様であった。ひょんなことからエリクサー研究所のメンバーとなったが、エリクサー達が来なかったら…

「過ぎた過去を考えるのはやめましょう」

 きっと博士もですが、これからの方が長いのですから

 さて、大食いお嬢様として始まり、レビュアーとして名が売れて、シェフ集団を抱えるまでに至りました。ギラティナフォンが携帯電話業界を一歩進んでいたおかげと、エリクサー研究所のネームブランド力での地位となりましたが

「ワタクシ、ネットの皆さんに舐められておりますわ!?」

「えっと、身内大会の訓練として僕、呼ばれたんだけど」

「それはそうですが、ステインも理不尽弟としてバズっていたのでどう思いかお聞きしようと思いまして。」

「あぁ、アカウントだけ作らされて何も触ってないのにフォロワーがいるのはそういう理由なんだ」

「それと発信内容はグルメ関係だけと決めてますから弁解しずらいのです、ワタクシだってポケモントレーナーですのよっ」

「わぁ、落ち着いてお嬢様」

 

 とりあえず、カガリとライトニングから教えてもらった「王冠ミントまっさら薬」の応用を実践した後、ステインとバトルに臨むのです。

 

 ペルシアン、アクジキング、加えてとっておきの子、皆さんにタウリンなどを与えていきます

 この薬、美味しいのかしら?

 

「グラトニー?」

「ごきゅ…はっ、つい飲んでしまいましたわっ」

「え、何を?」

「なんでもございませんわ!?」

 

「僕の方は準備できたから、というか今回は3匹選出だから組み合わせ考えるだけだし、今は試行錯誤の段階だから、とにかく回数かな」

 

 さすがトーナメント出場者は準備が違いますわね

 ポケモン達8匹の管理、とてもじゃないですが難しいですわ

 

「あ、ごめんなさい、新しい子だよね、ガラルに行ったって聞いたけど」

「あぁ、ふふ、秘密にしてくださいね、見た目だけである程度わかってしまう姿ですので」

 少なくとも「レジ」というのはわかってしまいますからね

「そういえばルールを聞いたんだけど」

「ふふ、超能力、ありですわよ」

 

 ワタクシの超能力「回復」今回これがアリになったのはパラサイトの目が常時ありだからで、ライトニングは「持ち得る全てを持って戦うべき、少なくとも戦術に入れるべきだ」と判断されました

 そもそもまんたんのくすりも一回ありですので「回復」はされる大会です

 それがワタクシは三回増えるという話、脅威、脅威ですわよね…だからって対策はしないでくださいまし。

 たいぷいっかんせい、とやらでフェアリータイプにめっぽう弱いので

 皆さんのトレーナーセンスとは差がありますのよっっ

 そう考えればいいハンデですわねっ!?

 

 ◇

 

 ステイン、彼もやはり強者でしたわ、場に残る毒を足を滑らせる技として使うだなんて、このまま大会に挑むと回復三回じゃ全く足りません

 少なくともスラッシュにさん付けさせるのを目標にしていたのですが、美味しくないですわね

 

 とりあえず反省会は置いておきましょう、バトルビデオも撮ってくれたようですので、後でケンキュウとやらをするのですわ

 今は料理を振る舞う側としての立ち振る舞いを、ステインとミル、ラナが本日のお客様、特に成長期は味覚の変化もありますので、常に好みは探らなければなりません

 あら、ステインの顔が真っ赤?辛いものってあったかしら

 

 食事も終わり、バトルのケンキュウとやらをしようと思ったのですが

「マキナっ!マキナはおりますか?」

「はい、コチらに」

「バトルのケンキュウとやらのやり方を教えてくださいまし」

「はイ、一応申しまスと、私も今回出場しまスよ」

「マキナも出るんですの!?」

 

 超能力者枠じゃないですのよー!

 

 そして、マキナは代わりを呼んで退室しました

「で、俺はなぜ夜中に呼ばれたのか」

「博士、お休みのところ申し訳ありません、バトルのケンキュウとやらの仕方を教えてくださいませ」

 

 博士は確か特別枠なんですのよね

「強すぎるから…って、本当ですの?」

「いや、セレビィが強いだけだよ、ミライヨチで全部見てから動くもん、コイツ」

 腕に抱いているのは色違いのセレビィさん、眠っておりとても可愛らしいのですが、とんでもない戦法をするんですのね

 いえ、パラサイトもその眼を極限まで使って数秒先の未来を読むとか聞いたような

 

「あの、その寝間着のままなんです?」

「寝巻きではなくネグリジェと言ってくださいまし、特注ですのよ

 ふふ、可愛いですか?」

「可愛いというか、変な気分になりそう」

「あらあら、浮気者ですのね

 …そんなことよりケンキュウというのをですね?」

「おーけー、真面目な話だな、ちゃんと応えよう」

 

 あら、真剣な顔、できるじゃありませんか

 

 そこから、ビデオを横に、バトルのケンキュウを行いました

 定期的に聞いてくる「この時、何を考えてこの技の指示を出した?」が難問ですのよ

 全ての行動が次、その次の布石となる

 些細な地面の抉れさえ、毒を溜める為の窪みとして使われ、バトルをコントロールするための情報となる

 

 ポケモンバトルって奥が深くて面白いですわね

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