いや、無理だろ。ステインのバトルセンスにどう勝てって言うんだ
とんでもないトレーナーになってるよ
『なら、試してみたいことがあるんだ』
お、邪神さん、声が悪い声してるぜ?
空間移動で手元に来たのは赤い鎖だった
なんこれ、ディアパルでも使うんです?
『そそ、闇のディアルガを使って欲しくてな』
いやいや、アカイクサリを使うにはユクシー、アグノム、エムリットの助力も必要で、でゅぇ?
アカイクサリを握っていたら、唐突に意識が暗転した
『その三匹なら、お前の中にいるじゃないか、ユーマよ』
◇
エキシビションマッチ
優勝したステインと、エリクサー研究所のハカセ、エリクサー博士によるポケモンバトル
エリクサー博士は強すぎる、という理由により身内大会からハブられていたが、優勝者ならもしかして?とこのマッチが組まれたのだ
「あの、博士、あなた、あのー、セレビィちゃん、コレって」
『あーカグヤ、ゴメンね?あの邪神、ディアルガを博士の三匹で制御できるか試したくなったみたいでさ』
「あなたー!人間に戻ってくださーい!!」
「とりあえず、私たちが支えてバトル場まで運べばいいの?」
『えぇ、わたしはこのボールからディアルガが出ないように抑えてるのでちょっと大変かしら』
「ギラティナ氏、後でボコしてもいい?」
『ブルーとやらのバトル受けてたとう、前アイツに負けた時にバトルはしていた方がいいと感じたからな』
エリクサー博士がバトル場に到着する
カグヤ、ブルーに体を支えられ、セレビィとギラティナを連れながら
「博士、意識ある?」
ちょっと離れた対戦相手のところにいるステインも心配気味だ
「やるぞ」
エリクサー博士がつぶやくと、セレビィから赤いボールが離れ、そこからディアルガが現れる
赤い線を身体にほとばしらせている
「おー、かっこいー」
「はかせー、もしや反射神経で喋ってる?」
「んえー」
ステインもボールを取り出す、ディアルガ、資料でしか知らないポケモンだ、鋼とドラゴンのタイプで耐性面が優秀だと思っていた
博士の様子からするとディアルガだけだろうか?
それなら最悪ゲンガーのほろびのうたでも
あれ?『なんか、時間が遅い?』
目に見える光景がゆっくりと進んでいた、こんなにも長く長考しているはずなのに、投げたボールは今頃開いて、中のポケモンがようやく出たところだ
そんなゆったりとした時間、視界にうつる情報を読み取っていく。
どうやらみんなこんな感じっぽいだろうか
でも、おかしいな、博士とセレビィとギラティナ
加えてディアルガはいつもの速さで動いているように見える
ディアルガがノシノシと歩いてきた
悠々と
そして、その後ろにはアカイクサリを握った博士がセレビィにモタれながら
(もたれ掛かり、持たれている)
ディアルガと同じように、このゆっくりとした時間の中、普通に来ていた
博士?「っあー、なんもかんも時間の感覚がおかしくて、ブルーちゃんに反射神経で喋ってるように見られたらしいわ」
セレビィ「変な目で見られてたわよ」
博士?「ギラティナ、これ禁止にしよう、精神崩壊する、周りのみんながゆっくり動き出すのってなかなか怖いわよ」
ギラティナ「そんな影響があったか」
目の前で喋っている博士?たち、どういうこと?疑問は起こるが口には出ない、いま、僕の口は「いけ、」と言ったところなのだから
飛び出たアーゴヨンの光が無くなり、顔を上げようとする、それもゆっくりで、普通に動くディアルガはそんなアーゴヨンを攻撃していた
ポケモンバトル所の話じゃない
◇
意識が戻ったのはお疲れ様会の最中だった
パラサイトが膝枕をしてくれていた
そして、ふとももと胸でサンドされ、危うく窒息するところで、意識が戻ったのだ
「…あ、博士起きた」
「おはよう」
アカイクサリは手元にないし、ギラティナもセレビィも「?」的な感じでとぼけるので置いておくことにした、考えても答えなんかでん、しらんしらんっ。お疲れ様会たのしむんだ!!
「楽しげに話しているところ悪いね、お二人さん」
「あ、博士」「博士だ〜」
ステインとミルの会話が止まったところを見計らって話しかける
んー、ステインの少しトゲトゲした感じは無くなったかな、いつもの彼だ
他のみんなもいつも通り、カグヤは心配が勝っていたけど、迷惑かけるね。
どうやらギラティナが大々的に博士を使って試したいことをする。と広まっているらしい
あっているが、そう広めるとは思わなかったので、ギラティナ的な歩み寄りがあるのかもしれない
なので気分は巻き込まれた側だ
実際そうだし、ステインとのバトルも少し困ったのも事実だからいいけど
ステインとミルの仲も以前より良くなったように見える。
これはリーリエが回していたカメラがたまたまとらえた瞬間の映像だが。
『あのとんでも戦略ってどうやったら思いついたの?』
『私も気になるな〜変なおこうを吸わされた身としてわ』
『あぁ、戦略は簡単だよ、相手のことを考えて考えて、考え尽くした時、ひとつに絞った勝ち方をいくつもの作戦で隠すんだ
…ミル?なんか、耳まで真っ赤だけど』
『ふぇっ!?そ、そうかな?!』
『おやぁー、ソファーに座ってちょっと休もうかぁ』
なるほどね、手持ち、バトルスタイルその他もろもろを知って考えないとミルに対してあの戦略は取れない
姉に対するびっくり戦略よりも緻密に練られた対ミル用戦略は、それだけ考えたって事だ。
ステイン、それが答えだね
前話、盤面内番外戦術を思いついた時は頭の中を衝撃とレジエレキが走りました、コード〇の話はここを目指して書きましたが、少々駆け足でしたね、すいません。ゲーム機の持ち込みによりブルーがゲームをした記憶は今後の展開、都合によっては消去されます。
ZAのDLCが来ましたので合わせての更新です。来るのが早いっありがとうっ
事前情報でZとか色々と出ており楽しみです。
そんなところで読んでいただきありがとうございます!よきポケモンライフを!