ポケモン世界をゲーム知識で好きに生きる   作:ふぁいる

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俺は今白衣を着て、数人の前にいる

後ろにはセレビィ

窓から覗き込んでいるのはギラティナ

ここは破れた世界のエリクサー研究所だ

 

「改めて、エリクサー博士だ、よろしく頼む」

 

簡単に説明をする

ポケモンの道具のテスターとしてバトルをして欲しいということ、強いトレーナーはリサーチ済みで、なるべく指示は出すが、絶対ではないということ

 

伝説のポケモンと会えることを願っているということ

 

 

次にギラティナフォンについて説明する

これがあれば、この研究所にいつでもどこでも帰って来れるということ

宿代やご飯の問題は無い

ポケモン図鑑でもあるため、発見してページを埋めていくのもいい

それとメールや電話などの説明

 

 

そろそろ退屈になってきたところだろう

ソワソワしている弟くん

 

「では、コードネームをさずける

これは普段から名乗っても、名乗らなくってもいい

ギラティナフォンで指示した時は名乗って欲しい名前だけど

 

キミはコードネーム:ステイン

ベベノムと共にカントー地方を巡って欲しい」

 

「うん、わかったよ、博士、がんばるね!」

 

弟くんは素直だ

 

「キミはコードネーム:スラッシュ

カミツルギと共にイッシュ地方を巡ってくれ」

 

「わ、私にもポケモンをくれるんですね」

 

姉の方はワクワクドキドキソワソワ

弟くんの面倒を見ていたからこれが初めての旅になるらしい

 

「キミはコードネーム:パラサイト

…エスパー少女って話を後で詳しく聞かせてくれ」

 

友人ちゃんは美人さんだった

タイプだ

 

好みでタイプで、ぐへへ…なんて一瞬よぎったのだが

なんか、こわい、目が怖かった

聞くところエスパー少女、能力が使えるトレーナーらしいのでそれじゃないかしら?とは彼女の言葉

 

最悪、精神毒で制御できるようにウツロイドを与える

見た目だけならフェローチェなんだけどなぁ

 

 

「…ポケモンは話の後で与えたいと思う」

「ありがとうございます!」

 

 

「助手ー

 

キミはコードネーム:ライトニング

色々と頼みたいことがある」

 

「はーい」

 

ゆるいね

アビーには打倒アルセウスまでの道のりを大幅に端折って伝えてある

 

ワールド団(仮)として

『自覚なく』手伝ってもらう予定だ

 

「質問は?」

 

「はい!」

「どうぞ、パラサイト」

 

「博士にはコードネームはないんですか!?」

 

元気だね…

 

「無い…予定だったが

 

付けるなら

タイムか、ディストーション…あと、クリーム?」

 

『『!?』』

 

タイムは分かりやすく時間、トキワタリのできるセレビィから取ったコードネーム

 

ディストーションもネジレ、ギラティナからきたコードネームだ

 

そしてセレビィとギラティナが反応したクリーム

これはカフェで見かけたマホイップというポケモンから、実はその可愛さにやられて進化前のマホミルというポケモンを先日捕まえてきた

 

初遭遇ならギラティナ、初ゲットならセレビィ、自力でのゲットならマホイップという具合から思いついたコードネームだ

 

『た!タイムにしましょう!そうしましょう!?』

『せめてディストーション!ネジレでもいいぞ!?』

 

なんだコイツら必死か?

 

『『必死だよ』』

 

お、おう、そうか

 

「まぁタイムで、コードネーム:タイム」

 

「タイム…はぁはぁ…」

 

あのエスパー少女ヤバくない?

 

 

 

弟くん…ステインとスラッシュを送り出した

2人とも飛行機に乗ってそれぞれの地方へ旅立つ

破れた世界からは繋ぐと痕跡が残るからな

直通は無理だ

 

ライトニングには研究所の整理を

そして、残るは問題のパラサイトだ

 

「さて」

「は、はひぃ…」

 

なんで顔赤らめてるんだコイツ

 

「経歴とか出自とか聞いた方がいいのか?

まぁいいや、エスパー少女って?」

 

「そのままの通りです、超能力者です」

「おー」

 

この世界だと超能力者は普通にいる存在か

 

そっか、ゲームでも普通にいたもんな

なんならカントーのジムリーダーのナツメは超能力者で有名だし

そのままエスパーポケモン使いか

 

「私は目の能力者です、遠視が主なんですけど

なんかさっきから変なんですよね」

 

「…そうだな」

顔を赤らめてはぁはぁするヤツは変じゃないだろう

 

「…いや、違くて、視界に変な数字が」

『多分ギラティナフォンのせいだろう、数値化させる機能だ』

 

ギラティナが話に割り込んできた

 

パラサイトに詳しく聞いてみると、ポケモンの能力値が見えるようになったらしい

体力の数値やすばやさの数値など

 

「なるほど」

『デメリットはないだろう?ならいいじゃないか』

 

そういうものかね?

 

「これでエリクサー博士の役に立てます!こき使ってください!」

 

そう正面から言われるとなんかヤダなぁ

「まぁ、ポケモンを渡すか

あと、各地方に行って色んなところから、破れた世界にアクセスして欲しい」

 

そうすることにより、各地方への移動が楽になる

一度繋げたところなら入口を隠しておくだけで済むからだ

 

あと何となくパラサイトは研究所に入り浸らせたくないと思った

 

 

「まっかせてください!パラサイト!託されたこの子と共に各地方へ出発します!」

 

やる気満々だが、その緩んだ口元で色々と台無しだよ

 

 

下地は出来た、これから各地方へちょっかいかけて、打倒アルセウスのために動き出すのだ

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