いつ自分は目を覚ましたのだろうか、実際は体に力が入らなく、目も開ける力すら残っていないのだから目が覚めたといえるのだろうか。そして思考さえも定かではなく、朦朧とした味わったことのないようなあるような経験、ふわふわと浮かんでいることを知覚するだけで限界を迎えていることが分かる。
もう眠い、眠ってしまおう。
突如、苦しい感覚が襲ってくる。体全体が圧迫され、包んでいたものが締め付けてくる。
瞼の裏から眩しい光を感じたが、とても息苦しく体が冷たくなっていく
呼吸する方法すら忘れてしまったのか、、
その瞬間とてつもない痛みが臀部を襲った。赤子は感情に任せるがまま口を開き、産声をようやくあげたのである。
1965年4月11日、聖28一族のアーチボルト家に新しい命が誕生した。これはアーチボルト家にとって喜ばしいことでもあり、希望でもある。生まれた当初、息をしておらず冷めていく体に乳母たちは気が気ではなかったが、そのうちの一人がけつをひっぱたいたことで呼吸を始めた。実際けつを叩かれることによって九死に一生を得た赤子は多いはずだ。
光を感じ、思考がはっきりしてくる。なんだこの状況。自分は訳も分からず泣きじゃくり、巨人どもに抱きかかえられている。体を感情共に制御することが出来ず、まるで拷問だ。疲労感が体を襲い、最初の疑問を解消することなく、眠りについてしまった。
おはよう。数日が経ち段々状況を理解してきていた。自分は赤ん坊だ。排出物を垂れ流し、おむつを交換してもらう。あの赤ん坊なのだ。どうしてだ、自分はたしか
たしか?自分の記憶が定かではない、思考はできるがまるで今まで自分が何をしていたのか全く思い出せないのである。ただ成人済みの大人であったことだけは感覚で理解している。
それよりこの状況で一番嫌なのは自分が誰なのかわからないことではなく、
あかちゃんとして周りから接してもらっていることだ。自らでは何もすることができない。少なくともこの状況が1年以上続くことは耐えられない、、、!
あれから半年分かったことがある。言語は英語ということ、自分は裕福な家庭に生まれたこと、一番驚いたのは不思議な超能力を周りの人間が使っていることだ。所謂魔法というものだろうか?
前の世界よりは少なくとも面白いということがわかる。そもそも前の世界という所に自分がいたのかすらわからないが、自らの断片的な直観ではありえないことが起こっている。それだけはわかることができた。
早く自分でトイレにいきたい。
処女作 思い付き
申し訳ないです
これからちょくちょく更新していきます。なるべく原作のストーリーを壊さないようにいていきたいです。
ハリーポッターって映画と小説で内容違うんですか?読んだことなくて、なにか面白いハリポタ豆知識あったらコメント宜しくお願いします!