久々にマスターデュエルやったけど楽しいですねー。俺はRRが大好きでっす!
現れろぉ!ランク13!RRライジングリベリオンファルコン!
◎ アビドス郊外のとあるホテル
「はぁ…」
ドカッとベッドに倒れ込む。アビドス郊外に建てられたこのホテルは人も少なく、その質もまた微妙だった。
期待していたフカフカのベッドはどこにもなく、カラッとした砂っぽい匂いが漂うペッタンコなマットレスがあった。
「デンジ、どうかしたの?」
先生が俺に話しかけてくる。
あれから俺と先生はアビドス高校を後にして、郊外にある古びたホテルにやってきた。
だがこのホテル、人は居ないくせに部屋数は少なく、更には老朽化によって使えない場所もあるときた。だから仕方なく先生と同室することになってしまったわけだが…
「いや、別になんでもねーよ。まぁなんつーか…ちょっと昔を思い出したんだ…」
ユメ先輩、どーしてんのかな〜。ホシノが連邦生徒会にいるって言ってたけどシャーレで働いてた時には見かけなかったし…相当に忙しいのか、もしくは下っ端で緩〜くやっているのか。
いずれにせよ、ユメ先輩が穏やかに過ごせているのならそれはそれでいい。記憶を失ったとは言え、あのユメ先輩のことだ。アビドスを見捨てるなんてことはしない。きっとアビドス対策委員会との関係も悪くはないだろう。
ただ…
ユメ先輩が記憶を失い、ホシノとの関係が拗れてしまったのは俺のせいだ。俺が強けりゃビナーだって倒せたはずだ。
まーそりゃ、今更悔いたって仕方ねぇのは分かるけどよ…ちょっとだけナイーブな気分になってるぜ、俺…
そのせいか先生と同室してもなんか興奮しねぇ…いや、先生が相手だからか?微妙に残念なところあるんだよなぁこの人…
まぁそこもいいと思うけど!でも俺はドジっ子よりも包容力あってミステリアスな人が好みかな!あと胸と尻も重要!
あ、支配はNGで。
「はぁっ!暗いこと考えんのはやめだ!飯食おうぜ、先生!」
「いいよ。なんか小馬鹿にされた気がするけど…」イライラ
こういう時は飯食って落ち着くのがベストだぜ!どうせなら今日はあの"最強"を食べちまうかな…グヘヘ、先生の度肝抜いてやるぜ…!
◎ ホテル内・食堂
ってなわけでやってきたのは食堂だ。まぁ、相変わらず人はいねぇし砂や埃は所々に積もってるし廃れてるけど…
「す、すごいねこのホテル…今からでも変えようかな…」
「でもそうすっと更に金と時間かかるぜ?先生金欠なんだろ?この前とかよく分かんねぇプラモ買ってたし」
「アレは私の生活必需品だから!転売ヤー達の包囲網を潜り抜けてようやく定価で買えたんだよ!?このチャンスを逃すわけには行かなかったんだよ!」
え〜…こわ〜…
こういう所があっから先生に欲情…欲情っつ〜言い方も変だけど、なんか意識しづれーんだよな…
「まっ、んなことは置いといて、チャッチャッと食っちまおうぜ」
「はぁ…はぁ…そうだね。早めに食べて寝ようか。んなことって言われた…」
先生の言葉を聞いて頷く。幸い、この食堂には最低限の設備は揃っている。オーブンに電子レンジ、ガスコンロ…マジにこれくらいしかないが、簡単な夜食くらいなら作れる。
「ところで、デンジは何食べるの?私は軽くカロリーメイズでも食べようかと思ってるけど…」
「そりゃもちろん、こういう時には最強を食うしかねぇだろ」
「最強?」
先生の問いにニッと笑う。そう、俺が食うのは…!
「ふんふふーん。イチゴジャムにキウイジャムだろ〜。
そんでバターと…あとハチミツもかけちまおう!更にリンゴジャムとブルーベリージャム…仕上げにシナモンとココアパウダー!
隠し味に塩とコーヒーの粉をちょろっと!
最強のトーストが完成しちまったなぁ〜!」
そう!俺が食うのはデンジ特製!最強のトーストだぁ!
「うんめ〜!ゲロ甘だけど隠し味の塩とコーヒーの苦味がアクセントになっててエグ美味いぜ〜!」
「す、すごいねデンジ…それ、人が食べるものじゃないよ…」
「あ~?先生も食ってみろよ。この美味さはクセになるぜ」
「や、やめておくよ…味覚が破壊されそうだし…」
えー、このトースト悪魔的な美味さしてんのによぉ。
「まぁいいや。んで、明日はどーすんの?アビドスの借金、いきなり全額返せるわけじゃねぇだろ?」
「それについてだけど、まずは皆と打ち解けることが優先かな。セリカは特にだし…」
「つってもどうすんすか?セリカは簡単に心開くタイプじゃねぇでしょ」
「うん。セリカの場合、遠回しなやり方は逆に距離置かれそうだしね。だから…」
◎ アビドス住宅街・45ブロック地区
「んも~っ!!なんで付いてくるのよっ!いい加減にしてよ先生!」
「いや~、付いていけばセリカの目的地が分かるじゃん?」
「なに言ってんの!?あっち行ってよ!ストーカーじゃないの!」
あ〜、逃げられちゃった。
遠下がっていくセリカの背中を眺めながら私は足を止める。アビドスの暑さに汗を流しつつも袖で額を拭って隣のデンジに声をかける。
「ふぅ…デンジ、追いかけるよ!ここが私たちの運命の分かれ道なんだから!」
「いやよ…ストーキング行為をそんなカッコつけられて言われても…」
ん〜、なんだがデンジが変態を見つめるかのような視線を私に向けている。仮面を付けているので分かりづらいけど私には分かるね。アレは人を蔑むときの目でございますよ。
なぜかしらん?
「セリカと仲良くなるには真っすぐに行くのが正しいってデンジも賛成したでしょ!?」
「だからってストーキング行為するとは思わねぇだろ!先生が生徒のストーカーとか事案だし!」
「はいそれマトモー。ここはキヴォトスだよ?外の世界の常識は通用しないさ!さぁ、行こう!セリカへストーキン…じゃなくて、話しかけに!」
「えぇ…イかれてるぜ…」
なんかデンジが言ってるのを無視してセリカの背中を追う。
そう!セリカと仲良くなるための私の最大最高の案。
それこそ、『密着!セリカと仲良くなりましょ、ストーキング行為24時!with野生のチェンソーマンを添えて』作戦だ!
これはあくまでセリカと仲を深めるためのものであって私情は一切入っていませんよ?本当だよ?"怒るセリカも可愛いなぁ"とか"走るセリカも凛々しいなぁ"とか思ってないですよ?
ってなわけで行くよ!セリカと仲良くなるためにー!
◎ 紫関ラーメン
「大将!三番テーブル替え玉追加でーす!それと五番テーブルの紫関ラーメン持っていきますね!」
「おう!頼むよセリカちゃん!」
紫関ラーメンの店内。
アビドスにありながら、その味と見た目、穏やかな雰囲気から多くの学園から人気を集める紫関ラーメンは今日も今日とて賑わっていた。
忙しそうに接客をこなしつつも笑顔を絶やさないセリカと一流の手際でラーメンを作り続ける大将。
これがセリカにとっていつもの生活。先生たちから逃れようやく落ち着けると思ったとき…
がらららっ!
「いらっしゃいませー!紫関ラーメンで…って、先生!?と、皆!?」
「こんにちはー!六人で〜す☆!」
「あ、あはは…お疲れ様、セリカちゃん…」
やって来たのは先生とアビドス対策委員会のメンバーだった!もちろん俺もいるよ!
「わ、わわっ!な、なんでここが…!」
「そりゃ、セリカちゃんのバイト先なんてここしかないじゃん?先生からも連絡あってさ、どうせなら皆でラーメンでも食べようってね」
「や、やっぱり先生が…!本当にストーカーじゃないっ!」
「あはは〜、そんなに言われると照れちゃうよ〜」
「なんでそこで照れんだよ…」
「褒めてないし!ていうか頬赤らめないでよ!」
うーん、相変わらずのカオス。まぁその原因の大半は先生なんだが…
つーか紫関ラーメンとか久々だな〜。前に来たのはホシノと二人切りで来たときだっけ?最近は食ってなかったし楽しみだぜ…!
「アビドス高校のお友達か。セリカちゃん、お喋りもそこまでにして注文受けてくれな」
「う、うぅ…それでは、広い席にご案内します…こちらへどうぞ…」
大将の呼びかけにセリカが唸り声を上げながらも答える。そして俺たちは広い六人席へと案内された。
「先生、チェンソーマン君、こっち空いてるよ〜」
「こちらも空いていますよ!どうぞ私の隣へ!」
そして迫られる決断。こいつぁ、大変なことになっちまったな…
「先生よ、どっちの隣に座るべきだと思う?つーか先生はどっちの隣がいい?」
「わ、私は…その、ノノミの隣がいいなぁ…」チラチラ
「完全に胸で決めたろ先生ぇ…」
ってなわけで俺はホシノの隣、先生はノノミの隣に座ることになった。なるべく自然なようにホシノの隣に座り込む。
「チェンソーマン君は何食べる〜?」
隣に座るホシノが話しかけてきた。
…ふぅ…なんだか緊張してきたぜ。つーか俺、ホシノじゃなくてノノミの隣にしとくべきだったかな?ホシノに正体バレたらマズイのにこんな近くに…
「まぁ、俺は紫関ラーメンにしとっかな。ここはこれが一番うめーし」
「おっ、分かってるね〜。紫関ラーメンはここの看板メニューでもあるし、さては初めてじゃないね〜」
「おうよ!まぁ、昔にちょっとな。ダチと食べに来たことがあったんだよ」
それがお前とユメ先輩だって言える日は来るのかねぇ…いつまでも隠しとくわけにはいかないんだろうけど…
と、ホシノと話しているとセリカが可愛らしく怒りながら声をかけてきた。
「って、ホシノ先輩!近すぎ!狭いでしょ?チェンソーマンも離れる!」
「え〜、私は気にしてないよ〜。というかセリカちゃんのユニフォーム可愛いね〜。これは一儲けいけるかもね。どう?先生とチェンソーマン君も一枚買わない?」
「ホシノ先輩、変な副業はやめてください…」
「えっ、普通に買えるなら買おうとしてたのに…」
先生がなんか言ってるけど気にしねぇ。つーか気にしたくない。なんでこの人教師になれたんだ…
そんな事がありつつもそれぞれが注文を終えるとセリカは仕方なさそうに腰に手を当てて息を吐いた。
「というか、皆ちゃんとお金はあるの?結構頼んでるけどっ」
「またノノミちゃんにお世話になるわけにもいかないからね〜。きっと奢ってくれるはず。だよね、先生?」
「えっ…く、くぅ…い、いいよ!ドンと来なさい!」
大人の意地を張って胸をドンッと叩く先生。最初に躊躇ったり自分で胸を叩いたのにそれで咳込んでいることを除けば結構格好良く見えた。
そうして、比較的穏やかに紫関ラーメンで時間が過ぎた。
◎ 紫関ラーメン前
「いや~、ゴチになりました〜!」
「ん、お陰でお腹いっぱい」
「早く出てって!二度と来ないでよ!仕事の邪魔だから!」
紫関ラーメンで食事を終えた私たちは店の前に出ていた。セリカちゃんは相変わらずのツンデレで顔が赤くなっている。
「あはは…セリカちゃん、また明日ね…」
「もう本当嫌いー!皆死んじゃえー!!」
ありゃりゃ、これは思ったよりも怒ってるね。明日はプリンでも買ってあげようかな〜。
「それじゃ、そろそろ帰ろっか」
一段落ついたとき、先生が皆に向かって呟いた。
「そうだね〜。今日は自由登校日だし、それぞれしたい事しよっか」
「ん、私はサイクリングかな」
「私は新しいダンベルを買いに行きます☆!」
それに頷くと皆も納得したように各々の予定を語った。ふぅ…これでようやく落ち着ける。
「それじゃ、また明日ね〜」
皆に手を振って別れる。自宅への道を歩きながら、ただ静かに思う。
やっぱり、彼は良くない。私の心が揺れる。私の決意が鈍りそうになる。
アレは…私にとって麻薬だ。
排除しようにも先生や皆がいたら何も出来ない。チェンソーマン君は徐々に
「はぁ…」
空を見上げる。綺麗な青色が広がる空とは逆に、私の心は濁ってやまない。
これも、罰なのだろうか。デンジを殺した私への罰。神が与えた私への天罰。
それなら、受け入れないと。だって私が悪いんだから。私のせいなんだから。
――そうやって、デンジの代わりがほしいだけでしょ。
「…そうかもね」
私は、自らの内から溢れ出る声を必死に抑えて、帰路を歩いた。
なんか今回のデンジ君はマトモでしたねー。先生がはっちゃてた分、デンジ君が相対的にマトモにならないといけなかったからですかね。
皆さん、プラモはなにが好きですか?俺はもちろんガンプラです。mgEXストライクフリーダムを買ったときの興奮はエグかったぜぇ…
mgverkaのフルアーマーユニコーンを作るのには三週間もかかりましたよ。
それとFGO終章開幕が近いですね!今週の土曜ですよ!楽しみですね!やはり終章の舞台は特異点F!楽しみぃ!早く読みたいぜ!