転生先はゲームの世界(意図せず曇らせフラグをへし折る系男子) 作:アンダギー
この世界に来て早いこと3年の月日が経過した。
身体が子どものためか食べた後はすぐに寝るの生活が続きあっという間に3年が過ぎていた。
そのおかげですくすく育っているので両親には感謝の限りだ。
ちなみにうちの両親はどちらとも冒険家であり、ずっとパーティを組んでいたらしい、妊娠により母は一戦退くことになったが父は今現在も現役で冒険者をしているとのこと。
ちなみに母の名はティオで父はジーク
まさに異世界の住人って感じの名前だなと当初は思ったものだ。
「ニックどうしたの朝からぼーっとして?ご飯美味しくなかった?」
一思いにふけていると母が心配そうにこちらをみていた
「ううん。朝がちょっと豪華だったから少し驚いてるだけ。あと、とっても美味しいよ。」
「今日はノーラに入学する日だから気合いが入っちゃったわ。でも、ママ心配だわ…ニックがいじめられないか…」
「大丈夫だと思うよ。みんなと仲良くできるように頑張る!」
「あーん!かわいい!さすが私たちの子ね♪」
朝から暑い抱擁を受ける
ちなみに父は仕事に出ているので今はいない
父がいた場合、この行為が2倍になるので少し遠慮したい。
私が住んでいるこの町では3歳になるとノーラ、前の世界でいう保育園や幼稚園のようなものに入れられるのである。
理由は子ども時に他者とのコミュニケーション能力の向上を目的とするためとのこと。そこは前の世界とあまり変わらないので些かびっくりはした。しかし、少し楽しみではある。
朝食もほどほどに終え入園の準備をする。
ノーラは徒歩で10分程度のところにあるのでいまの時間で出ても全く問題はないだろう。この世界で一つ良かった点は時間や言語などは基本は元の世界をベースとしていることだった。
「準備できた?それじゃあそろそろ出ましょうか。」
「うん!」
入園式は保護者同伴なので母と一緒にノーラに向かう。
父が出席できなかったのはとっても残念ではあるが、というか、父がものすごく残念がっていたが仕事なら仕方ない。
母と雑談しながら歩いているとふと後ろから衝撃が走った。
「ニック!おはよー!」
「ガーネット!おはよ!でもびっくりしたよ」
「ふふ、おぞろいたでしょ」
「それを言うなら驚いたね」
「そーともいう」
彼女はガーネット、家も近所であり年齢も同い年であることから一緒にいることが多かった、所謂幼馴染というものだ。
彼女の突出すべきは髪の色である、僕は父の髪色を引き継いで茶色であるが彼女は赤である。それは綺麗な赤色でいつも撫で回させてもらっていることは両親には内緒だ。
「あらあら、ガーネット嬉しいのはわかるけどあまり困らせちゃダメよ」
彼女の母親が和やかに注意すると、彼女はスラリと離れていった。
「ごめんねニックくん、あの子一緒にノーラに行けることが嬉しいみたいで。」
「いえいえ、私もガーネットと一緒で楽しみでしたので」
「これが両思いってやつなのか〜」
「あら、ガーネットちゃんはおませさんなのね」
「いつもママとパパは両思いなんだよって言ってるのを聞いて覚えた」
「ガーネット!」
「仲良きことは美しきかなですね、フィオさん♪」
「ティオさんにはそっくりそのまま返しますわ」
「あらあら、褒めていますのに…ん?顔が真っ赤ですね?熱ですか?」
「本当に性悪ですね、毒蛇のティオ」
「あなたほどではありませんわ〜」
母親2人のプチバトルが繰り広げられる
多分、若い頃この2人は何かあったのだろう
今はまだ知りたくないので放置しておこう
というか、聞いたら100%めんどくさくなりそうだ
「ガーネット。それじゃ、一緒に行こっか!」
「うん!」
後ろで揉めている2人を置いて手を繋いで歩き出す。
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「ここが、ノーラ…」
普通の学校だった
特に何をいうわけでもなく普通の学校であった
中を確認したが普通の学校であった
少しだけ期待を裏切られた感じだがまぁいいだろう
それから色々な手続きをこなして無事入園することができた
ノーラでは主に文字の読み書きやこの世界の歴史について勉強するとのことであった。
保育園みたいに遊ぶだけじゃないみたいだ…
明日からが楽しみだ