デンジとナユタが入学してから二ヶ月程が経った。
「デンジ、今日は帰り遅くなるから学校終わったら学童にナユタ迎えに行ってくれ」
「おぉいいぜ」
「じゃ行ってきます」
「いってらー」
「いってらっしゃい!」
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アキが家を出る少し前...
「ナア...コイツノシタイドウスル?」
「ッチ..!ターゲットじゃなかったか...死体は...そこのゴミ箱にでも捨てとけ.....なあ蚊の悪魔、本当にこの近くに銃の魔人がいるのか?」
「アア、ソノハズダ。」
男の死体がゴミ箱へ乱暴に投げ捨てられる。
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...デンジ...何を泣いて...るんじゃ...
...ワシは...死んでなんか...
「...ん?...どこじゃ...?ここは...」
目が覚めるとワシはゴミ箱の中にいた。ゴミ箱の中には見知らぬ人間の死体が転がっている。
「ワシはマキマと戦って殺されかけたと思ったんじゃがの~?しかーし!...こうして生きているということは...ワシがマキマを倒したに違いない!!やはりワシこそが最強!!ワシこそが大統領なのじゃ!!!ワシが大統領と決まったからには早速人間どもを...」
そう言って辺りを見回すと
「あっあの、た助けっ」
「あ〜そこの裸のお嬢ちゃん、いつからそこにいた?」
そこには怪しげな男と、その足元で震えている青年がいた
「ム?誰じゃ貴様?」
「見られたからには、生きて返すわけにはいかないな」
「大統領に向かってその言い方はなんじゃ!!」
「何言ってやがるんだコイツ..?まあいいとりあえず殺すか。刺せ!」
「アイヨ!」
「無礼な奴らじゃな...死ね!」
「ハ?ナニイッテ...ガハッ..!」
蚊の悪魔の体から血で作られた刃物が十本ほど突き出てくる。
「おお..!この力...!やはりワシがマキマを倒したに違いない...!くらえ!ハンドレッドギガブラッドレイン!」
血の刃物が男と蚊の悪魔を滅多刺しにする。
「がっ!痛゛ぇ!お゛い!なんとか..なん..とか..じ..ろ...」
「オッオレガッ!コノオレガッ!コンナ、ナニモデキズ!シヌ..ナンテ..!ミト..メン..!ミト..メン...ゾ..ォ」
そう言うと男と悪魔はまもなく生き絶えた。
「ガハハハハハハ!!ワシ最強ォォォ!!」
「ひっひぃぃ!」
男の足元で震えていた青年は腰を抜かしたまま這ってその場から逃げ出す。
「早速えーゆーのがいせんじゃ!デンジのやつはワシに感謝しひれ伏すじゃろうて!」
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「むう~?誰もおらんな?いつもならデンジはこの時間家にいるはずじゃが...中で待つとするか。」
ガチャリ
「なんじゃこの犬畜生どもは!」
一時間後
「そういえばワシ裸じゃったな...ワシの服は...む~とこ行ってしまったんじゃ?まぁデンジのでも借りとくとするかの」
さらに一時間後
「遅いの〜、むっ!冷蔵庫にアイスがあるぞ!このアイスは全部ワシのじゃ!」
二時間後
「暇じゃ~、デンジのやつはどこにいったんじゃ?
四時間後
「むっ!デンジの足音じゃ!」
ガチャリ
「ただいまー」
「ただいま!」
「ずいぶんと遅かったではないか!待ちくたびれたぞ!そしてそのガキはなんじゃ!」
「は?!パワー?!!」
「む?何をそんなに驚いておるのじゃ?」
「おまえだれー?」
「貴様こそ誰じゃ!デンジこの無礼なガキはなん..じゃ..って貴様何泣いてるんじゃ?」
「うるせえ..っ..!泣いてねぇよ...!」
「ガハハハ!この泣き虫め!」
パワー(血の魔人)
一時的に血の悪魔としての力を取り戻したため相手の血を操る感覚を掴み、より繊細に相手の血を操ることができる様になった