「なあデンジ、この家引っ越さないか?」
朝飯を食べ終わり片付け始めたデンジに俺は話しかける
「なんで?」
「元々パワーと二人で住むつもりだったんだろ?この家だと狭くねぇか?」
「あ〜まぁそうだな」
そう言ってデンジは喧嘩をしているナユタとパワーを見る
「そこはワシのテリトリーじゃ!昨日邪魔してきおって!退くのじゃ!」
「わたしもここがいもん!」
コイツら昨日からずっと喧嘩してる気がするな
「あと一ヶ月くらいで夏休みだろ?夏休み中に引っ越すぞ」
「おー」
「今週末には家探しに行くから空けとけよ」
「りょーかい」
「加賀さんおはようございます」
「おはよう早川、その...魔人みたいのはなんだ?」
俺のこの職場の上司、加賀タイジュ課長、43歳元々高卒で公安に勤めていたが、娘ができたのを機に26歳の時民間へ転職、本人は謙遜しているが8年公安に勤めていて五体満足かつ目立つ欠損は片耳が半分ないくらいであることからも相当な実力者だったと思われる
「俺の同居人のパワーって言います、魔人ですが知能が高くて会話もできます」
「貴様がコイツのボスか!つまり貴様を倒せばコイツはわしの下僕になるということじゃな?」
「...この娘大丈夫?」
「普通でこれですね」
「普通でこれか.....でその娘をどうして欲しいの?」
「コイツ、ここで働かせる事って出来ますか?戦力としては申し分無いですよ。」
「ふーむ...じゃあ研修がてら俺と任務に行ってもらおうそこでこの娘を採用するか決める事にしよう」
「課長が任務に行くなんて珍しいですね」
「円は有給取ってるしいざって時、この娘抑えれるのは俺しかいないからな。今日は2件通報があってな、1つは紐の悪魔、もう一つはもう一つは紙の悪魔、どっちか選んでいいぞ
「じゃあ紐の悪魔で、パワー迷惑かけたら晩御飯無しな」
「...でここは2乗になるから√ をつかって...」
「うんうん....なるほど!そーゆーことか!
「すごいじゃんデンジ君!前まで掛け算も怪しかったのに!」
「こんなの朝飯前だぜ!」
.....近ぇ!めっちゃ褒めてくれるし!...もしかしてこの娘...俺のこと好きなんじゃね?!.....でもレゼの時のこともあるし期待しすぎんのも...
「じゃあそんなデンジ君にもっとやる気の出る言葉をかけてあげよう!もし今度のテスト学年10位以内入ったら1つだけなんでもお願い聞いてあげるよ」
...え?
「...マジで?」
「うん、マジ」
「なんでも?」
「なんでも」
「それってエ」
「あっエッチなのは駄目だよ?未だ付き合ってもないし」
「だ、だよな」
...エッチなのはダメか、そりゃそうだよな.....付き合ってもないしって言ってたよな?...それってつまり...付き合ったらエッチなお願いしてイイってコト?!
「うぉぉ!やる気出てきたぜ!」
「その調子!頑張れデンジ君!」
「ここわかんねぇから教えてくれ!」
「そこはね.....」
「帰ったぞー」
「ただいまなのじゃ!」
「おかえりー!」
「おかえりー」
「デンジ、なんでそんな真面目に勉強してんだ」
そこには計算式や漢字がびっしり書かれたノートが散らばった机で勉強しているデンジがいた
「期末10位以上取らなきゃ行けねぇんだ」
「10位って...義務教育も受けてないのにキツく無いか?」
「やれるかどうかじゃねぇ...!やるしかねぇんだよ...!」
いや...勉強にやる気出すのはいい事なんだが...
晩飯を食い終わると電話が鳴った
チリリリリリ
「もしもし」
「俺だ、アキお前に一つ頼みたいことがある。公安襲撃するの手伝え」
「は?」
ゴールドバスターズ アキたちが働く600人規模の会社。東日本を中心に展開している。元公安の人が多い、給料は討伐数、勤続年数、討伐した悪魔の強さなどによって決まる、例えばゴキブリの悪魔なら手取りで1体25万
円 少し前公安から転職してきた。マキマさんに辞表渡したあの人、また公安が多く働いているとの理由でこの会社へ来た