アイドルマスター 私たちのM@STERPIECE! 作:なめこP
年表
1945年4月7日 坊ノ岬沖海戦
帝国海軍の主戦力が前年の比島海戦で全滅。そして戦艦『紀伊』を旗艦とする帝国海軍最後の艦隊決戦が勃発する。アメリカ合衆国海軍はアイオワ級やペンシルバニア級そして対紀伊の切り札である『ルイジアナ』級戦艦十隻(旗艦は発電量の優れた『アイオワ』級戦艦『アイオワ』)を初陣投入し戦艦『紀伊』討伐を行う。ここに帝国海軍最後の戦艦である『紀伊』は沈没、しかし『ルイジアナ』級含めた戦艦・重巡は29隻が撃沈、自沈処分艦は16隻と言う被害を被ってしまう。戦艦では『ミズーリ(中破)』1隻が残る惨状だった。これにより沖縄上陸をした米陸軍への艦砲支援射撃は行えず沖縄の全面攻略は7月1日時点でも完遂されていない。
1945年8月6日
広島に原爆投下
1945年8月9日
長崎に原爆投下
1945年8月10日
陸軍抗戦派によるクーデター計画が発覚。東京に厳戒令が敷かれる事態に。ただしこの騒動は時の昭和天皇によるポツダム宣言受諾などが軍高官に発表されたため、抗戦派首謀者たちのよる自決が相次ぐ。これにより組織的な統率が崩壊しクーデターは破綻する。
1945年8月15日
玉音放送。
1950年6月25日
朝鮮戦争勃発。米海軍は『ミズーリ』を動員し米陸軍を支援。
1951年9月8日
サンフランシスコ平和条約に時の吉田茂総理が署名。ただしこの平和条約には日本の軍艦建造に対する厳しい制約と民間船の戦時徴収禁止を定めた対日条項があり後に大きな制約となる。
1953年7月27日
朝鮮戦争停戦。ただし半島は38度線を境に分断される
1962年10月
キューバ危機。ソ連は戦艦『ソヴィエツキー・ソユーズ』を旗艦とする戦艦・重巡艦隊を派遣し合衆国の封鎖網を突破しようと試みるもケネディ・フルシチョフ間のホットラインによる緊急会談により洋上での軍事衝突を回避。キューバに建設中であったICBMの基地は撤去・解体される事になる。
1975年4月
サイゴン陥落。ベトナム戦争終焉。この時、避難民は米軍の空母に避難し戦艦部隊がそれを護衛した。これが第二次大戦期に建造されたアメリカ合衆国戦艦の最後の任務である。
この翌年にあるフランス人学者が乳幼児死亡率の上昇を根拠にソ連崩壊を予測しフランスで大論争が起きた。
1991年12月
ソビエト社会主義共和国連邦が崩壊。独立国家共同体およびロシア連邦が発足する。
翌年、アメリカ合衆国のある学者により“歴史の終り“が宣言される。
1993年3月
日本海危機勃発。核砲弾塔載戦艦による日本海強行突破とそれによる日本世論のパニックが大問題となる。
2001年9月11日
ワールドトレードセンター及びペンタゴンを標的とした同時多発テロ911事件が発生。時のアメリカ合衆国大統領がアメリカの団結とテロとの戦いを訴える。その翌年、かつてソ連の崩壊を予測したフランス人学者によるアメリカ合衆国の崩壊とその予測理由を主題とした本が出版され話題となる。
2003年3月20日
イラク戦争勃発。その10日前にF.F.U.S.級原子力戦艦一番艦『ジョン・ワトソン』が完成するも建造が始まっていない四番艦以降は戦時費捻出の為キャンセルとなる。
2013年2月2日
ジュニアアイドルで有名な大手芸能プロダクション296プロ社長の鈴原隆が生活習慣病により死亡。296プロ所属アイドルたちのファンを対象にした大型公開葬儀が行われる
2013年5月10日~
296プロによる仮想通貨及び自動決済システムを利用した国際資金洗浄網の存在が匿名の内部告発により発覚する。また所属アイドルへの非合法的出演斡旋やその記録を利用した恫喝体制が発覚し当時のテレビ局をも巻き込んだ大規模集団訴訟が発生する。ただし訴訟の最中にも関わらずトラウマやPTSDなどを発症した被害者が続出、自殺者多数により裁判継続が困難となる。そして雀の涙ほどと言うべき和解金によって強引に和解が成立してしまう。またこの集団訴訟の最中は元ファンや知識人や芸能人や政治家による被害者バッシングが発生したことも悪い追い風となってしまった。野党政治家の自拝自尊氏(愛称:情熱先生)が「自由な私的空間に対する国家権力の介入だ!」「自由を守れ」と大批判しこの音頭を取っていたことが問題になるも和解後は有耶無耶になる。その後は何食わぬ顔で「296プロの件は酷かったが被害者の親御さんは前を向いて生きて欲しい」「今の日本は戦後民主主義の影響で子供を作らないから屁会社遺族はドシドシ創るべきだ」「国家への帰属意識が消えて理宇日本は非常に危うい」とテレビに出る始末。
2019年9月
曽山亮一を内閣総理大臣とした曽山政権が発足。高校中退者が史上最年少(28歳)で政権を獲得したことから国内外で大きな話題となる。その後賃金の上昇などによる支持率上昇が起き歴代内閣でも高い支持率を順調に維持し続ける。
2020年2月~2022年1月
コロナ危機発生。世界経済が大混乱に陥る。時のアメリカ合衆国民主党政権は物価高対策で成果を出せず後にアイゼルバード当選を招く事態を自分で創ってしまう。一方の曽山内閣はコロナ経済を「戦時経済」と定義、曽山内閣率いる国家社会主義経済政策により中央新幹線建設をBreitspurbahn規格に改めたうえで強行しコロナ対策経済とした。この際、反対派代表の代表自拝自尊氏(合理的な反対根拠は無いが“反対することは正義であるから反対する”と講演会で断言していた)が製鉄所を視察しながら曽山と会話中に突然発狂し溶鉱炉に飛び込み三日後に死亡すると言う自殺事件が起きる。
2022年2月~
NATO拡大を理由にロシアがウクライナと事実上の戦争状態へ突入。ウクライナのザーレンスキー政権は徹底抗戦とキーウ死守を訴え成功する。
2023年
メディア戦略の一環で「近いうちに国運を賭けた大規模反撃を行う!」と喧伝していたザーレンスキー政権による反転攻勢は見事予測され大失敗に終わり戦争は泥沼状態になる。以降は小さな村を奪還した或いはロシア軍の車列の攻撃に成功した或いはロシア軍はこんなに初歩的なミスをしていると言う戦略的には何の意味もない勝利や情報で支援を引きずり出す方向に変わってしまう。
2024年8月
ロシア・ウクライナの停戦交渉が破綻。戦争は決着の見えぬ泥沼状態になる。ザーレンスキー大統領が声明で「野蛮な国際社会は支援を出し渋る事でウクライナをロシアに明け渡そうとしている!」と批判声明を出し大ひんしゅくを買われる。
2024年10月
中央新幹線運転開始。全路線の開通は4月だったが曽山内閣指導で半年間の試験運転を行い地元住民との暮らしの環境や地下水問題の調整をPRした。
中央新幹線
当初はリニア(マグレブ)方式を予定していたが曽山内閣により「いつまで経っても完成しない、出来上がっても原発二基分の電力を食うのはインフラとしての許容範囲を超えている」と断言しBreitspurbahnとして建設させた。理由は①既存技術を応用できる②かつての設計を部分部分で流用できる③フェリートレインが可能などがある。その結果、時速300キロの総二階建て新幹線やコンテナ貨物列車26両編成を二編成搭載して時速210キロで走る貨物列車が山中を走る異常な光景が実現してしまった。これには災害や有事の際の軍事輸送と鉄輪式による点検・製造技術の共通化と言う狙いもあった。
2025年1月20日
第47第アメリカ合衆国大統領にドワイト・アイゼルバード(愛称:Atomic Sam)が就任。共和党政権発足。これに端を発した大暴動・暗殺未遂事件・共和党支持者襲撃・倉庫火災・無差別銃撃事件・人種憎悪攻撃・爆弾テロ予告・連邦機関への炭そ菌騒動や襲撃予告・リンチ事件などが全米の各地で発生、日本ではSNSなどを中心に対米批判世論が一挙に噴き出る。
R.A.G.A.
Rebuilt America Golden Againの略。アイゼルバードの集会ではAtomic Samの掛け声と共に必ずこのシュプレヒコールが流れる。
2025年1月27日にはイスラエルによるイラン・テヘラン・ヨルダン・クエート・サウジアラビアへの攻撃『偉大なる神の意思』作戦が実行、イラン全域を目標とする無差別ミサイル攻撃が発生する(大アラブ戦争)。この時、発生から三時間後にアイゼルバードはイスラエル全面支持を表明する。イスラエル国内ではレスタニヤフ内閣への大規模支持を訴える「獣を殺せ!」「アラブをヒロシマに!」「ナガサキ・スタイルで罰しろ!」デモが発生、議会では「核を使えんレスタニヤフは弱腰だ!」「ヒロシマすら出来んのか!?」と言う大批判が巻き起こる。一方の欧州在住ユダヤ系コミュニティやユダヤ系知識人たちは相次いでイスラエル批判声明を発表。しかしレスタニヤフ内閣は「ヨーロッパはネオナチの巣窟だ!」「ベルリンをヒロシマにするぞ!」と大批判声明を発表、その翌日ドイツ政府による”反ナチス超法規的平和措置”が決定されEU各国の承認も無くEU加盟国内でイスラエル批判を行った知識人たちを逮捕・拘束という事態に発展する。その中にはユダヤ系も大勢いた。
2026年2月14日
アイゼルバード暗殺と政権転覆を目的としたクーデター計画『Last Reason』が決行の5日前に発覚。合衆国陸軍から大勢の逮捕者が出る事態になる。アメリカ合衆国によるイラン攻撃は一時延期となる。
2026年5月20日
アイゼルバード政権によるイラン攻撃『The Great American Eternal Democracy Attack Power』作戦が実行される。F.F.U.S.級原子力戦艦や原子力空母とその艦載機・艦対地ミサイルや艦砲砲撃による地上ライフライン・民間インフラ・病院施設への組織的大規模攻撃が起きる。アメリカ合衆国は全世界から大批判されるも時のアイゼルバードは演説で「私は全世界の憎悪に屈しない!全世界の反対すらアメリカを止められない!中東のインディアンを地球から消し去れ!」と議会で演説、全米から大批判と反アイゼルバード暴動が発生、各地で23000人あまりが逮捕される。ホルムズ海峡の封鎖・逆封鎖と石油施設破壊により石油価格は一時100ドルを突破する事態になる。ただしドワイト・アイゼルバード及び彼の一族は石油のインサイダー取引により数百億ドル規模の富を手にしたことが内部調査で発覚する。またこれを機に日本含めたあらゆる同盟国がアメリカから距離を取り始める。
2026年10月9日
アメリカ合衆国株式市場大崩落『ダウンフォール』が発生。AIバブルの崩壊が株式市場全体の崩壊を招いた。一晩で消し飛んだ額は時価総額で10兆ドルに迫る。ただしアメリカの株式市場は事実上のバブルであった事から一部ではこの事態が予測されていた。当時はインサイダー取引を行っていたアイゼルバードによる市場救済などが行われるも恐慌発生原因が「AIバブルの崩壊」「21世紀以降さらに顕著となった実態工業力の瓦解」「信用創造によるドルの大量発行と金融市場での自己増殖」と言うトリプル要因が「ドルによるアメリカ経済の救済」を事実上不可能にさせてしまい全ての対策が「大海の一滴」に帰してしまう異常事態になる。ドル指数は前例のない大幅低下を記録、ドル圏内でハイパースタグフレーションが発生してしまう。ドルが原因で経済の立て直しが不可能となった事から『ドルの呪い』と呼ばれる事態になる。市民生活は崩壊し生活困窮者によるスーパー襲撃が各地で発生、老後に備えた資産運用とその利益も全て吹き飛んだ人々は拳銃自殺・拡大自殺などを引き起こしてしまう。この時民主党党員により「自分を大切にしよう」「未来を信じよう」「苦しいのは今だけ」運動が起こるも賛同者は集まらず一部の参加者によるネガティブ言動取り締まりリンチ事件が相次いで起きてしまい死者まで出す事で完全な失敗に終わる。そもそもこれは実態政策が存在せずその中身はスローガンの連呼に過ぎなかった。
2026年11月
全米のあらゆる都市部でアルコール中毒・生活困窮・ホームレスが更により多く大規模発生し社会問題になる。そしてこの時に行われた中間選挙でアイゼルバードが「困窮者への全面支援」を打ち出し当選するも当選記念演説でアイゼルバードは「アメリカには貧しさも許される自由がある!偉大なるアメリカに栄光あれ!」と宣言、あらゆる支援策を「自由を重んずる合衆国の理念に唾を吐く冒涜行為の究極形態にしてその大頂点」と宣言し大統領令により既存のフードスタンプ含めたあらゆる支援策を全面的に強行廃止させてしまい自殺率・襲撃事件の上昇が桁違いに増加する。しかも税金まで企業や富裕層に有利なかたちで改悪されてしまい逆累進性が猛烈に加速しT.H.L.(Tax Home Less)が大量発生してしまう。同時にアメリカの富裕層なども大幅に資産価値が縮小、相対的貧困ゾーンへと突入してしまい企業はタックスヘイブンを目的になりふり構わず海外に書類上の本社を移してしまい税収が桁違いに大縮小してしまう。しかしアイゼルバードは「偉大なる自由は偉大なる私ジーザス・フォン・アイゼルバードによってその偉大さを守られた!偉大なるアメリカに偉大なる栄光を!偉大なるAtomic Samに乾杯!」とSNS上で豪華な食事と共に閣僚たちと共同で宣言、四度目五度目六度目七度目八度目の暗殺未遂事件がその月のうちに起きる。
2026年12月
ダウンフォールによる経済混乱のさなか、戦艦紀伊による真珠湾攻撃と日米開戦から85周年を象徴する式典が開かれる。しかしアイゼルバードはこの式典を『大原爆大正義大完遂大祝祭大記念大民主主義大フェスティバル』と宣言しメディアを前に「原爆を造れたアメリカの偉大さ」を自信満々に演説、そしてこの式典を通じて「原爆を造るために神に選ばれた国アメリカ」と言う常軌を逸した国家神話が発生し熱狂的な支持を得てしまう。しかし米民主党はこの風潮に対して沈黙しつつ日本に対して「戦後日本の反省不足が原爆を讃える風潮を作った」「日本は原爆を落とされた事をアメリカに謝罪すべきだ」と公式で大批判を行ってしまう。この月はクリスマスでもあったが街中では「Merry Atomic Power!」「Happy Atomic!」と言う挨拶が飛び交ってしまい原爆が新しき誇りの消費財になってしまう。被爆者たちによる広島・長崎の悲劇を啓蒙する活動は一瞬で瓦解に帰した。そして21世紀に入って初めて日本で星条旗を踏みつけて焼き尽くす組織的な大規模反米デモ「Should Kill Pig!!」「ワシントンに原爆を!!」運動が発生する。
2027年1月
GDP速報値でついにアメリカ合衆国がGDP世界一位の座から転落、中国がGDPトップの座に君臨する。これにより中国共産党内でかねてより台湾侵攻を計画していたリィ主席による台湾侵攻作戦が秘密裏に正式決定される。Xデーは同年の7月1日と定められた。001型戦艦や002型戦艦を中心とした海軍戦艦部隊による台湾包囲と陸軍による台湾本土上陸作戦を主とする台湾侵攻作戦『統一人民への道』がついに正式に動き出した。
2027年4月
第三次曽山政権発足。横須賀の秘密ドッグにてアメリカと共同で建造した原子力潜水艦ノース・ポールが完成し原子炉の稼働が始まる。
2027年6月4日
尖閣諸島沖合で核シェアリング用原子力潜水艦『ノース・ポール』が試験航行を行う。しかし艦長である鳳凰院理王により合衆国派遣武官が艦内で射殺、核ミサイル発射回路の改造を宣言し自衛隊及び在日米軍の指揮下から逸脱する事態が発生する。自衛隊及び米軍は直ちに中国・ロシアに通報し撃沈へと動き出す。