四葉の碧き猛獣   作:ビー玉

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次回、投稿をしたときにヒロインの募集を打ち切りたいと思います。
なので今のうちに書きこむ人は書きこんでください!









では、どうぞ。


追憶と八門
第3話


私は兄が苦手だ。

これにはちゃんとした理由がある。初めて出会いそして私の兄がガーディアンになったときから今まで、その表情と眼差しに一切の変化はない。

好意も嫌悪も、兄弟愛も近親憎悪もそこに兄が妹に向ける感情には、肉親の情はなかった。

だから兄には感情がない、

そんな風に思えてしまう。

私がガーディアンの任を解かない限り兄は一生私の後ろに居続けるだろう。

私だけが兄を解放できるのに。兄に視線を向けてみるが今もその目に変化はない。だから私は兄が苦手だ。

 

私には弟がいる。

兄と同じでガーディアンをし、有事の際は文字どうりその身をもって私を守るのだろう。

私よりも小さく少女のような外見をした弟は兄と同じで表情に変化ない。

だけど、私は兄と同じ印象を弟には抱かない、その違いは目だ、目が違う。

なにかを訴えかけるような視線を向けられる。

私に恨み言でも言いたいのかも知れない、それとももっと違うことが言いたいのかも知れない。

だけどその視線に込められた感情は私にはわからない。

そんな意味の無いこと考えても仕方がないのになぜか考えてしまう。

せっかくのお母様とのバカンスなのだ。

楽しまなければならないはずなのになぜか何度も考えてしまう。

 

 

 

私は、兄と弟が苦手だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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青い空!白い雲!そして鉄板の上にいるかのように熱いアスファルト!!

だが、俺の青春魂はこんな暑さになど負けん!

ハッハッハッハッハ!と言うわけでやって来ましたここ日本最南端の県、沖縄!!

やべえテンション上がってきたー!

そんなわけで今もっとも沖縄で熱い人間、司波夏音です。

初めて沖縄に来たけどあっついね、体が重く感じるよ。

体が重く感じるのは後ろに背負っている、荷物のせいなんだろうけど。

あ、深夜さんと姉が来た。

しっかしあの人達荷物1つも持たない何て飛行機のなかで何してたんだろう?俺?おれはちゃんと携帯端末でゲームしてたけど?

あ、また兄が姉に怒鳴られてる、うちのお嬢様は性格がきついなー。そんなんだから雪女なんて言われるんでしょうに。

え、なに?荷物持ってくれる?いや、でもこれ仕事だし。

・・・・・・達也さんさすが主人公っすね、マジリスペクトっす。

 

 

 

 

 

 

 

 

タクシーに乗って別荘に向かう。

う~んやっぱエアコンと炬燵は人類最高の発明だと思うわ、それと沖縄では全自動の車はあまり使われていないそうだ。

何だか自然の保護だとか動物の保護が理由のようだ。寒冷化の影響によって温暖な場所にすむ動植物が減ったことでそれを守りたいらしい。

現在世界中で温暖な地域に住む動植物の繁殖を増やそうとしているらしい、と中学の社会の教科書に書いてあった。

だから、人が運転しているタクシー何て久しぶりにみた。

特にすることがないので外の景色をみていると別荘に到着した。

「いらっしゃいませ、奥さま。深雪さんも達也君も夏音君もよく来たわね」

玄関で待っていたのは桜井穂波さん。調整体魔法師「桜」シリーズというらしい。

なんかめっちゃ格好いい肩書きを持っているが本人はあまり気にしていなくさっぱりした性格をしている。それと深夜さんのガーディアンをしているらしい。

その人の四葉としての欠点は、

「さあ、どうぞお入りください。麦茶を冷やしておりますよ。それとも紅茶をいれましょうか?」

「ありがとう。せっかくだから麦茶をいただくわ」

「畏まりました。深雪さん、達也君、夏音君もそれでいいですか?」

こうやって俺と兄と姉を同じように扱うことだろう。

いくら兄弟と言っても、姉は次期当主候補で俺達はガーディアンだ。

それを生粋の四葉といっても過言ではない深夜さんが注意しないのはなにか理由があると思うのだが。

取り合えず皆は麦茶をもらうらしいので俺ももらっておく。

 

 

 

 

 

 

全員が麦茶を飲んで少しすると、

「お母様、少し外を歩いてきます」

そんなことを姉が言った。

姉は一人いきたかったんだろうがそんなことを深夜さんが許すはずもなく

「深雪、達也と夏音を連れていきなさい」

「・・・・・・はい、お母様」

ほれ言われた。嫌だなぁせっかくエアコン効いてて涼しかったのに。

 

 

 

 

 

 

うーみーは広いーな~おおーきぃ~いな~。

この海をみているとそんな歌を歌いたくなる。

嫌々ながら姉の散歩について行ったが海岸沿いは風も強くあまり暑さは気にならなかった。寧ろ清々しいくらいだ。

夏休みなので砂浜は人が多く、家族連れや大学生と思われる人が大多数を占めていた。

みんな楽しそうに遊んでいるのを見ると少し羨ましくなるような気がする。

そんな感情何てとうの昔に無くなっているのだというのに。

そんな物思いにふけりながら歩いていると、姉が大人の男2人にぶつかった。

ぶつかった相手は身長180センチ後半で軍のズボンを着ている肌の色が黒い男、おそらくレフトブラッドだろう。

第三次世界大戦の時に置いていかれた撤退したアメリカ軍兵士の子供、彼等は性格が荒くよく問題を起こすらしいので注意が必要だと徹夜で暗記した沖縄の観光ブックに載っていた。

お、兄が姉を庇って相手と口論している。

あ、相手が手を出した、一応姉の前に立っておく。

兄は相手のパンチ両手で止め、そのあと相手が突進してきたところで腹パンで終了。

俺の方はもう一人の方が近づいてきて俺の身長じゃ殴りにくいのか膝蹴が来たところをかわして股間に全力パンチ、いや仕方ないじゃんまだ俺140センチだぞ?身長的にそこが一番殴りやすかったんだよ。

そのあとは兄が姉を説得して別荘に帰った。

そのあとは夕食を済ませ自分の部屋でもう一度沖縄の観光ブックを読む。

これでバカンス1日目終了。




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