四葉の碧き猛獣   作:ビー玉

5 / 10
厳正なる審査の結果、ヒロインは!
ドゥルルルルルルルルルルルルルル、デン!

真由美さんになりました。
拍手!







では、5話です。
どうぞ。


第5話

 

 

露中戦争、2045年から始まったロシアと中国の国際法と人道を掲げた戦争だったが、その火種は世界中に飛び火した。主に現状の食料事情が悪い国に向かって。

火種が飛び火した国はすぐさま近隣の国に宣戦布告をし、限られた食料を奪い合う。

そして戦争を止めるため、先進国は武力介入をした。

しかし、食料の奪い合いをしていた国は武力介入が入ると直ぐに武力介入をした国へと攻撃を始めた。

これが後に第三次世界大戦と呼ばれる戦争である。

そのあとは、ロシア中心の先進国側と中国中心の開発国側に別れ戦争となる。

先進国側は圧倒的な科学力と火力を武器に、開発国側は生産力と資源、そして誘拐人質何でもござれのゲリラ戦を武器にしていた。

そんな戦争で核が1度も使われなかったのは、一重に魔法師の世界的団結のお陰である。

2046年、「国際魔法協会」の設立。

設立した目的は、核が使われそうになった場合の徹底的な阻止である。

20年にも及ぶ戦争は終わった。全世界の人口が上限に達しようとしていた80億人近くからその3分の1以下である30億人にまで減ったことによって食料奪い合う必要が無くなったからである。

国際魔法協会はこの第三次世界大戦で1度も核を使わせなかった功績により、国際的な平和機関として世界的に名誉な地位を占めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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太陽が燃えている、だが、俺の青春魂の方が熱く燃えている!!が今日のキャッチフレーズ、司波夏音です。

現在、船に乗っています。そう、海です大海原です大航海時代です!

一端思考を落ち着ける。

俺達が乗っている船は7人乗りのとても小さい船だ。

俺達と船を操縦する人とそれを補助する人で調度満員だ。

船から見える景色はそれはとてもとてもきれいなのだが俺は船酔いをしやすい体質なのかさっきから若干気持ち悪い。

そんな気持ち悪さに気をとられないように少し考え事をすることにする。

俺は常に無表情だ、兄も無表情なのだが時々笑うし、驚きもする。

だが、俺はそんな顔も出来ない機械的な無表情なのだ。

それは不味い、今の学校は魔法師関連の家はないし、魔法科高校に入れるレベルの魔法の才能がある生徒もいない。

しかし、俺達3人は魔法科高校に入学することになるだろうし、そこは、100家も十師族に関係する家が必ずいるはずなのだ。

特に十師族の勘の鋭い人間からは、俺の顔から精神干渉系魔法の可能性を感じるかも知れない。

そしてそんなことができる人間は四葉家の四葉深夜しかいない。

そうなると俺達が四葉の関係者だと言うことがばれる。

そうなった場合、俺達3人は四葉に連れ戻されることとなる。

それを防ぐ為には結論から言えば、そういった機械的な表情から人間的な表情に戻せばいいのだ。

『固定』を使って。

『固定』とは自分限定ではあるが、精神、欲求、感情、感覚のパラメーターを自由に弄れる魔法だ。

その魔法の効果を使って自分の感情のパラメーターを平均的な人間のパラメーターに近づければいいのだ。

だが、これはとても細かい作業であり少しでもずれれば俺の顔を見る人が見れば不自然に感じる、だから完璧にすべてのバランスを調整しなければならない時間のかかる作業となる。この魔法は、俺が3人の中で一番深夜さんの魔法を受け継いでいることが分かる、だから四葉は簡単に俺を切り離せない。

そんな事を考えていると、船が止まった。

穂波さんと兄が険しい顔で西の方の海を見ている、どうやら他国の潜水艦らしい。

姉のお世話担当の兄が潜水艦を警戒しているので俺はとりあえず、

「お嬢様、席にお座りください」

「わかっています!」

わぉキッツいお言葉、だがその直後に急旋回のため、船が揺れたのでおとなしく座ったようだ。

深夜さんはどうしただって?最初から座っているよ。

しっかし潜水艦か、ぶっちゃけ相性は最悪だ。CADを持っていない俺は遠距離攻撃が出来ない、なので姉と深夜さんの前に立ち、壁となる。

潜水艦から何かが射出される、速さからいって魚雷だろうか。

魚雷があたったらこの小さい船では1発でも当たれば大破するだろう。

あと魚雷が当たるまで10秒もなくなったとき、不意に魚雷が止まり下に広がるように落ちていく、兄の分解魔法だろう。

そのあとは穂波さんが海に魔法を叩き込み、そのまま無事に別荘へと帰れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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side 深雪

 

 

私だけがあのとき動けなかった。

ガーディアンである兄と穂波さんは潜水艦を警戒し、弟は私とお母様の壁となっていた。

お母様も自分にすることがないとわかっていて動かなかったのだろう。

私があの場で一番強い魔法が使えたはずなのに、私とあの人達では何が違うのだろうか。

少なくともガーディアンだからではないはず、もっと根本的な部分が違う気がする。

今回の旅行で生まれたこのモヤモヤはどんどん広く深くなっていく。

私にはこのモヤモヤを分かることができるのだろうか?

私はどんどんと思考の海に沈んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あのあと国防軍の風間玄信というお偉いさんが来た。

発泡だかかんぴょうだか知らないが色々話したり尋問してきたが、深夜さんの出した不機嫌オーラによって退散していった。

 

ps、一昨日兄が殴り倒した兵士は、桧垣ジョセフと言うらしい。ついでに日系2世。




おや、主人公の様子が・・・・・・・
主人公の表情筋がアップを始めたようです。

誤字、脱字受け付けてます!
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