絶対に笑ってはいけない謝肉祭36時byVespers Directer's Cut   作:フウコの育て親

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閉会間際にナギサロールケーキを食らった第2隊長
第7隊長スウィンバーンはここであることに気づき…


Day 1: 17:00~19:00 (Narrated by V.VII)

【17:00】

「もご、もごごご…」

謂れのない(?)罪によってロールケーキをぶち込まれたスネイル閣下がようやくロールケーキを食べ終えた時、私はあることに気づいた。

「そういえばペイター、お前の机の引き出しに何かあったよな」

「朝にあったボタンのことでしょうか…」

「何を言っている?よく見てみろ、別のものがあったぞ」

「(ガラッ)ホントだ、いつの間に入れ替えられてる」

「これは…またひと悶着ありそうだな」「フラグ発言はやめたまえ第4隊長」

「いったん確認してみよう」

オキーフ長官の提案でもう一度引き出しを開けてみる。

 

「あれ…封筒?ちょっと開けてみますね」

 

『辞令 アーキバス・コーポレーション 傭兵雇用担当 V.VII ペイター

 

此度の貴殿の活躍により 貴殿をヴェスパー第4隊長に任命する

 

アーキバス・コーポレーション CEO

蒼森 ミネ』

 

「V.IV ペイター…素晴らしい響きだ…」

「待て待て待て待てwなんで救護騎士団の団長がうちのCEOなんだw」

「聞いてないですよw」

 

『デデーン ペイター以外 アウトー』

 

「そういえばラスティ、お前んとこにも同じ封筒があったよな」

「そ、そうか?これは開いてみないとな…」

 

『解雇通知書 アーキバス・コーポレーション 社外交渉担当 V.IV ラスティ

 

貴殿はミールワームの無断飼育及びそれに伴う食糧庫内の食糧の無断持ち出しを行い 社内規定第114514条に抵触されました

つきましては労働基準法第20条に伴い 貴殿の解雇 及びV.IIIオキーフへのタイキックを通告いたします

 

アーキバス・コーポレーション CEO

〇獣先輩』

 

『デデーン オキーフ タイキックー』

 

「いやおかしいだろ!!何で俺が巻き込まれんだ!!「そぉ~れ!」痛った!!

「ラスティwあなたw何やってるんですか」

「どっから持ち込んだんですかwその虫w」

「いや待ってくれwどこからツッコめばいいんだwCEOも変わってるしw」

 

『デデーン 全員アウトー』

 

「ってて…2回もぶたれるなんて聞いてないぞ…」

「ふむ…次はスウィンバーン、あなたの番ですよ」

「は…ははっ!承知しました!(ガラッ)ん?アビドス校章のDVD…」

「PR映像でも撮っていたのかな?せっかくだから見てみようじゃないか」

「そうですね、せっかくでしたら第7隊長の職場も見てみたいですし」

「そ、そうか?」

ホーキンス隊長とメーテルリンク隊長にせかされる形でDVDを流してみることにした。

 

『ん、みんなおはよう。私は砂狼シロコ。アビドス高校の2年生。今日はみんなに、私の通うアビドス高校を紹介するね』

「POV映像ですか、導入としては珍しいですね」

「まあ彼女はライディングが趣味ですからね。アクションカメラで撮影するのもおかしくはないでしょう」

 

『通学路は私のお気に入り。砂漠を眺めながら高校までの50kmを疾走する』

「ご、50km!?私でも聞いてないぞ!?」

「まあロードバイクでの通学なら問題ないだろう。プロレーサーなら時速70kmは出せるからね」

「へぇ、ロードバイクを知ってるなんて珍しいねラスティ君」

「シュナイダーのロードバイク製造部門にお邪魔したことがある。そこでいろいろ学んだんだ」

「大丈夫ですかそのバイク。連中のことでしょうからきっと乗ってる最中にばらばらになりますよ」

「…ノーコメントで」

 

『ここは様々な車両が行きかう幹線道路。走っているとこんな車に出会うこともある』

 

(右から爆走ヒマリタンク)

 

「なんか今すごいの来ませんでしたか!?w」「あれwミレニアムの『全知』だぞw」

「道路で走っていい形状じゃないw」

 

『ほら、左からはこんな車も』

 

(左からクルセイダーちゃん)

 

「あれトリニティの戦車じゃないですかw」「さっきからキャタピラしかいないんだけどw」「ヒフ…ヒフミ…w」

 

(右から虎丸…しかし小石にけつまずいて減速クラッシュ)

 

「あほかw小石で倒れるってw」「オチがw」

 

『デデーン 全員 スリーアウトー』

 

(反対車線からミシガン全力疾走)

 

「こwうwなwるwのwかwよw」「レッドガンは変な奴しかいないのかw」

 

『デデーン 全員アウトー』

 

『ん、到着した。ここが私たちの学校、アビドス高校。今は砂にまみれているけど、昔はもっときれいだったんだって』

「ボロいですね」「仕方ないだろう、ここんところ砂嵐が酷いんだから」

『待ってたわ、砂狼シロコ』

『ん、おはよう生徒会長。紹介するね、彼女が生徒会長の空崎ヒナ』

 

「「「「「「「「なWんWでWだWよW」」」」」」」」

 

「なんでゲヘナの風紀委員長が…」「ホシノwホシノはどこ行ったw」

 

『デデーン 全員アウトー』

 

そのあとのビデオは見るに堪えられなかった。全部見終わるころには腹筋が痙攣していたな…。

 

◇ ◇ ◇

 

【18:00】

 

「夕食の準備ができました!こちらにどうぞ」

連れられたのは多目的室。早速中に入ろうとした瞬間…

 

「ごん゙ば゙ん゙ば!゙!゙給゙仕゙係゙の゙宇゙沢゙レ゙イ゙ザで゙ず!゙!゙」

 

「おあーっ!」「うわぁ!!」「アバーッ!!」

 

パルス防壁でも展開されたかと思うほどの音圧だった。

「や、やぁ…レイサ君…今日も元気だねぇ…」

「はい!!今日はみなさんのために一肌脱ぎました!!

じゃじゃーん!!豪華食材を使用したビュッフェです!!」

 

「ビュッフェですか、まあいいでしょう。あれほど我々も力を入れたのです。この程度はやっていただかねば」

「おお、うまそうだなスネイル、早速「ア゙ヴドぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙!゙!゙」え゙ぇ゙!?

 

『デデーン 戦闘狂 アウトー』

 

「おいなんだその悪意マシマシの呼び方は(パァン!!)痛った!!

 

「ふっふっふ…ただのビュッフェパーティーじゃありませんよ…

皆さんに守っていただくルール…それは…!

 

絶対に『おいしい』と言ってはいけないこと!!

 

単純に『おいしい』というだけでなく、『おいしそう』『甘い』『最高』など、その料理がおいしいと感じさせるような感想を言ってしまったら…もうお分かりですよね?」

「じゃ、じゃあなんて言えば」

「はい!じゃあ、例を提示しますね!

 

なるほど…。

 

「「「「「「「ブゥ」」」」」」」

 

(まさかの無音)

 

「あぁ…ここでは許されるんですね」「でも感想が制限されるとなるとな…」

正直不安だ。せっかくの夕食がこれでは楽しくなくなる…。

 

「ではみなさん、ごゆっくりお楽しみください!!」

 

◇ ◇ ◇

 

【18:45】

…そろそろきつくなってきた。みんなアウトになりたくないと必死になりすぎて目が死んでいる。

そのとき…

 

「なぁスウィンバーン」「はい!?」

「…どれがいい?そろそろ締めくくりたいんだ」「そしたら…これ(ローストビーフ)…でしょうか」

「分かった。他には?」「え~と、これとか…これとか…」

「何の話です」「聞いてたのかスネイル、お前はどう思う?」

「ふむ…これでしょうか?これはすごくイケま…」

 

「ア゙ヴドぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙!゙!゙」デデーン!

 

「えっちょ(パシン!!)痛ぁ!!

「ゲラゲラw」

「おいメーテルリンク、お前何やってる」「オキーフさん…ロブスターの…殻が…取れないんです…(ガシャン!)うわぁ…」

「こりゃぁ…グロテスクだ「ア゙ヴドぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙!゙!゙」『デデーン!』え゙ぇ゙!?

「なんじゃこりゃ…「おい」えっ!?くれるんですか!?」「お前まだ食ってないだろ、やるよ」「それはどうも…」

差し出されたムースを一口…そう、ここで私もやってしまったのだ!!

 

「来たぁ!!」「ア゙ヴドぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙!゙!゙」デデーン!

「えっちょ(パァン!!)お゙あ゙ー゙っ゙!゙!゙

 

畜生…!!第1隊長のせいでもうハチャメチャだ…!!どうしてこんな目に…

 

「ブラックアウト!!」

 

ガツゥン!!

「「「「「「「「うわああああああ!!!」」」」」」」」

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