絶対に笑ってはいけない謝肉祭36時byVespers Directer's Cut 作:フウコの育て親
第7隊長スウィンバーンはここであることに気づき…
【17:00】
「もご、もごごご…」
謂れのない(?)罪によってロールケーキをぶち込まれたスネイル閣下がようやくロールケーキを食べ終えた時、私はあることに気づいた。
「そういえばペイター、お前の机の引き出しに何かあったよな」
「朝にあったボタンのことでしょうか…」
「何を言っている?よく見てみろ、別のものがあったぞ」
「(ガラッ)ホントだ、いつの間に入れ替えられてる」
「これは…またひと悶着ありそうだな」「フラグ発言はやめたまえ第4隊長」
「いったん確認してみよう」
オキーフ長官の提案でもう一度引き出しを開けてみる。
「あれ…封筒?ちょっと開けてみますね」
「V.IV ペイター…素晴らしい響きだ…」
「待て待て待て待てwなんで救護騎士団の団長がうちのCEOなんだw」
「聞いてないですよw」
「そういえばラスティ、お前んとこにも同じ封筒があったよな」
「そ、そうか?これは開いてみないとな…」
「いやおかしいだろ!!何で俺が巻き込まれんだ!!「そぉ~れ!」痛った!!」
「ラスティwあなたw何やってるんですか」
「どっから持ち込んだんですかwその虫w」
「いや待ってくれwどこからツッコめばいいんだwCEOも変わってるしw」
「ってて…2回もぶたれるなんて聞いてないぞ…」
「ふむ…次はスウィンバーン、あなたの番ですよ」
「は…ははっ!承知しました!(ガラッ)ん?アビドス校章のDVD…」
「PR映像でも撮っていたのかな?せっかくだから見てみようじゃないか」
「そうですね、せっかくでしたら第7隊長の職場も見てみたいですし」
「そ、そうか?」
ホーキンス隊長とメーテルリンク隊長にせかされる形でDVDを流してみることにした。
『ん、みんなおはよう。私は砂狼シロコ。アビドス高校の2年生。今日はみんなに、私の通うアビドス高校を紹介するね』
「POV映像ですか、導入としては珍しいですね」
「まあ彼女はライディングが趣味ですからね。アクションカメラで撮影するのもおかしくはないでしょう」
『通学路は私のお気に入り。砂漠を眺めながら高校までの50kmを疾走する』
「ご、50km!?私でも聞いてないぞ!?」
「まあロードバイクでの通学なら問題ないだろう。プロレーサーなら時速70kmは出せるからね」
「へぇ、ロードバイクを知ってるなんて珍しいねラスティ君」
「シュナイダーのロードバイク製造部門にお邪魔したことがある。そこでいろいろ学んだんだ」
「大丈夫ですかそのバイク。連中のことでしょうからきっと乗ってる最中にばらばらになりますよ」
「…ノーコメントで」
『ここは様々な車両が行きかう幹線道路。走っているとこんな車に出会うこともある』
「なんか今すごいの来ませんでしたか!?w」「あれwミレニアムの『全知』だぞw」
「道路で走っていい形状じゃないw」
『ほら、左からはこんな車も』
「あれトリニティの戦車じゃないですかw」「さっきからキャタピラしかいないんだけどw」「ヒフ…ヒフミ…w」
「あほかw小石で倒れるってw」「オチがw」
「こwうwなwるwのwかwよw」「レッドガンは変な奴しかいないのかw」
『ん、到着した。ここが私たちの学校、アビドス高校。今は砂にまみれているけど、昔はもっときれいだったんだって』
「ボロいですね」「仕方ないだろう、ここんところ砂嵐が酷いんだから」
『待ってたわ、砂狼シロコ』
『ん、おはよう生徒会長。紹介するね、彼女が生徒会長の空崎ヒナ』
「なんでゲヘナの風紀委員長が…」「ホシノwホシノはどこ行ったw」
そのあとのビデオは見るに堪えられなかった。全部見終わるころには腹筋が痙攣していたな…。
◇ ◇ ◇
【18:00】
「夕食の準備ができました!こちらにどうぞ」
連れられたのは多目的室。早速中に入ろうとした瞬間…
パルス防壁でも展開されたかと思うほどの音圧だった。
「や、やぁ…レイサ君…今日も元気だねぇ…」
「はい!!今日はみなさんのために一肌脱ぎました!!
「ビュッフェですか、まあいいでしょう。あれほど我々も力を入れたのです。この程度はやっていただかねば」
「おお、うまそうだなスネイル、早速「ア゙ヴドぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙!゙!゙」え゙ぇ゙!?」
「おいなんだその悪意マシマシの呼び方は(パァン!!)痛った!!」
「ふっふっふ…ただのビュッフェパーティーじゃありませんよ…
皆さんに守っていただくルール…それは…!
単純に『おいしい』というだけでなく、『おいしそう』『甘い』『最高』など、その料理がおいしいと感じさせるような感想を言ってしまったら…もうお分かりですよね?」
「じゃ、じゃあなんて言えば」
「はい!じゃあ、例を提示しますね!
「「「「「「「ブゥ」」」」」」」
「あぁ…ここでは許されるんですね」「でも感想が制限されるとなるとな…」
正直不安だ。せっかくの夕食がこれでは楽しくなくなる…。
◇ ◇ ◇
【18:45】
…そろそろきつくなってきた。みんなアウトになりたくないと必死になりすぎて目が死んでいる。
そのとき…
「なぁスウィンバーン」「はい!?」
「…どれがいい?そろそろ締めくくりたいんだ」「そしたら…これ(ローストビーフ)…でしょうか」
「分かった。他には?」「え~と、これとか…これとか…」
「何の話です」「聞いてたのかスネイル、お前はどう思う?」
「ふむ…これでしょうか?これはすごくイケま…」
「えっちょ(パシン!!)痛ぁ!!」
「ゲラゲラw」
「おいメーテルリンク、お前何やってる」「オキーフさん…ロブスターの…殻が…取れないんです…(ガシャン!)うわぁ…」
「こりゃぁ…グロテスクだ「ア゙ヴドぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙!゙!゙」『デデーン!』え゙ぇ゙!?」
「なんじゃこりゃ…「おい」えっ!?くれるんですか!?」「お前まだ食ってないだろ、やるよ」「それはどうも…」
差し出されたムースを一口…そう、ここで私もやってしまったのだ!!
畜生…!!第1隊長のせいでもうハチャメチャだ…!!どうしてこんな目に…