Muv-Luv Alternative ~Boder of War~   作:Light planet

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Log:4 合戦の入り口

2000/2/03/10:02

 

「はいそのままー!!」

 

パシャリとシャッターの音が響く。照りつける太陽と、湿り気と塩分を含んだ海の風。地面が甲板であることに目をつぶれば、そこはオーストラリアのようだった。甲板にいる人間は5人。一人は大きなカメラを手に、奇怪なポーズでアングルを探るカメラマン。一人は撮影の補助を行うアシスタント。二人は国連広報部(カメラマン達)護衛(監視)である兵士。そして最後は───

 

「イイねー!次は右膝を立てて──」

 

カメラマンの声を受けて、被写体は体を動かす。紫の薄い素材で作られた水着はレオタードのような質感で体に張り付き、その控えめな肢体を扇情的に引き立てていた。指示通りに足を動かすと、ハイレッグにカットされた股間が際立った。カメラマンは甲板に伏せ、被写体を下から見上げるようにしてカメラを向ける。被写体の鼠径部と顔、軍艦の艦橋、そして戦術機が見事に収まったアングルだ。

 

一方被写体の少女は、内心にイライラを募らせていた。好きでもない異性に不躾な目線を向けられて、喜ぶ人間は少ないだろう。とはいえ、剣を取り民を守るのが貴族の勤めなら、時に素肌を晒し、民の娯楽になるのもまた貴族の勤め。そう心に言い聞かせ、少女は内心に蓋をし、とびきりの笑顔をカメラに向けた。

 

パシャリ。国連地中海方面総軍第三艦隊所属、シャルル・ド・ゴール級戦術機母艦「リシュリュー」の甲板で、またシャッターの音が響いた。

 

 

2000/4/12/09:33

 

国連軍は欧州と地中海において、4月上旬より間引き作戦を連続して行うことで、じわじわと後退していた防衛線の押し戻すことを計画し、実行した。つい先日始まった北海方面で英米合同の間引き作戦、米軍呼称「沿岸の槍」作戦もその一環である。そして地中海方面でも、フランスとイスラエル、米海軍による間引き作戦が計画されていた。しかし、3月に突如発生した大規模侵攻への迎撃に同作戦用に備蓄していた物資を消費することとなり、戦力が不足。その補填として、インド洋方面総軍は2個連隊相当の戦術機部隊を拠出。ダンの所属する252大隊も、その一部として地中海に派遣されていた。

 

 

「いやー来たよ!来れちゃったよデケリア基地!!」

 

「はしゃぐなルカ。お前その雑誌(国連広報誌)どこから買ってきた?そもそも整備士連中は、持ってきたF-16のメンテじゃなかったのか?」

 

デケリア基地とはキプロス島に存在する基地の一つだ。キプロス島は地中海防衛の要として島全体が要塞化されている。ユーラシア大陸に面した北と東側には防壁と砲台が、西と南には港が。そして島の中央には地中海で戦う兵士をねぎらう巨大な繁華街がある。キプロスは基地の為の土地や人員の見返りとして、各国から莫大な土地使用料とキプロス島防衛義務を徴収している。この時勢において多国に防衛を依存するのは自殺行為だが、キプロス島を放棄できる勢力は現在地球上に存在しないため、キプロスは米、仏、英の三ヶ国の艦隊が駐留する世界屈指の安全地帯になっていた。

 

「フランスの方が優先ってことで、1時間ほどお預けになったのさ。そういうダンは何してるんだ?」

 

「俺たち衛士は37分後のブリーフィングまで待機。暇だから海でも見に来たが、これじゃあシナイの港と大して変わらんな。」

 

デケリア基地は島の南側に位置する基地だ。現在基地の港には、フランスとアメリカ、そして中東連合の船が所狭しと並んでいる。普段なら国家ごとにある程度分かれて港を使うが、今回は国連主導の合同作戦ということもあって、正規空母とタンカー改装型戦術機母艦のほとんどがデケリア基地の港に集まっていた。

 

「いやあ、駐まってる船が別物だから結構楽しいぜ。そしてこれはさっき民間向けの売店から。戦術機の写真とか載っててイイんだぜ?」

 

お前、前俺に『ナマの戦術機だから~』みたいなこと言わなかったか、シナイで。

 

「後なあ~なんと!今日ここには!フランス陸軍第13戦術竜騎兵連隊の、第131戦術機大隊が来てるんですよ!!」

 

「ああ。んなこと事前説明で分かってる。それがどうした?」

 

「わかってないなあ。つまり、彼女がいるってことだよ!」

 

そう言うと、ルカは雑誌の表紙を見せてきた。表紙にはフランスの戦術機「ラファール」と、金髪青眼の少女が移っていた。幼い体にハイレグ水着を纏ったソレは、どう見てもマニア向けのアレだ。

 

「…………お前、ロリコンだったのか…」

 

「ちがあう!というかダン、お前仮にも衛士なのに彼女を知らないの!?」

 

悪いか。これでも死の8分を超えた立派な米軍衛士様だよ。

 

ルカはぱらぱらと表紙をめくると、特集記事とおぼしきページを開いた。例の少女の水着グラビアと真面目なインタビューが紙面いっぱいに並んでいる。

 

「フランス陸軍のエース、前衛砲兵(ガンスリンガー)のベルナデット・リヴィエール少尉だよ!長刀を使うのが一般的なフランス軍において、突撃砲で前衛をこなす美少女パイロット!本当に知らないの!?」

 

「ベルナデット……なんだって?」

 

「だから、ベルナデット・リヴィエールだって。」

 

「……オーケー、ベルナデット少尉な。うん、覚えた。」

 

フランス陸軍はスエズ絶対防衛戦のうち、いわゆる「スエズ運河」の部分を防衛している。地理的には近いが、フランス軍は地中海方面軍であり、シナイ・ベースはインド洋方面軍であるため、担当範囲は重なるところこそあるが基本的には別だ。そのためフランス軍との関係は「互いにフォローしあうが協力はあまりしない」といった距離感である。

 

「で、そのエース様が来てるのが、そんなに珍しいのか?フランス軍所属なら、普段はここにいるんじゃないのか?」

 

「そういうわけじゃないのさ。なんでも第13戦術竜騎兵連隊は欧州から地中海にかけて、各地の激ヤバな戦場に飛び込んではその手助けをする部隊らしいんだ。西ドイツのツェルベルスにフランスの竜騎兵(ドラグーン)って、ちまたじゃ有名だぜ?」

 

「ふーん…」

 

かつての軍隊は国家が多国から身を守るために生み出した組織であったため、兵器や人員の配置は極力秘匿されてきた。しかしBETA大戦において人類は「人類」という勢力であるため、士気高揚などを目的にエース部隊の配置や新型戦術機の配備、それらの活躍は大々的に報道される。特に見目麗しい女性衛士の活躍は大衆人気が高く、このようにグラビア付きで取り上げられがちだ。

 

もっとも、前線の兵隊にとっては女性衛士などありふれすぎて珍しくないが。

 

「ちょっと待て、ルカ。」

 

「ん?」

 

「もしその雑誌に書いてあることが本当なら…」

 

一拍置いて、ダンは言った。

 

「俺たちは、そんな部隊が呼ばれる激ヤバ作戦に呼ばれたってことか?」

 

 

2000/4/11/10:10

 

『これより五軍合同の大規模間引き作戦、「鋼の風作戦(オペラシオン・ヴォン・ダ・シエ)」のブリーフィングを開始する。本作戦の総指揮を任された、アントワーヌ・ジラールだ。』

 

茶髪に碧眼で背の高い、国連の制服を纏った男がモニターに現れた。次いで、女性軍人も現れた。こちらも国連の制服で、ふわふわの金髪にかわいらしい顔、そして巨乳。全ての性能を外見(ルックス)に振り分けたような人物だ。

 

『アントワーヌ司令の補佐を務めるノエミ・カラデックです。これより作戦概要を説明します。』

『本作戦の目標は、BETA群の殲滅による間引きと、それによる防衛戦の押し上げです。作戦区域としては、北端をネタ二ア、南端をラファに、沿岸から内陸へ60kmまでを設定。作戦開始時刻は4月12日、午前6時を予定しています。』

 

現在の交戦領域(コンバット・エリア)からさらに30km奥へ。極めて広大な範囲だ。しかし重光線級の存在を考えると、妥当と言える。

 

『第一段階として軌道爆撃でAL弾を投下し、重金属雲を展開。第二段階では多国籍連合艦隊による艦砲射撃を行い、次ぐ第三段階としてフランス・アメリカ海兵隊による沿岸部の制圧を行います。沿岸を制圧後、第四段階としてフランス・アメリカの戦術機部隊、α、β、γの三個連隊がそれぞれ上陸。目標地点まで侵攻し、光線級を殲滅してください。第四段階の開始後25分を目安に、第五段階として中東連合とイスラエルの戦術機部隊計四個連隊が上陸し、これらの部隊をもって最終的な制圧を達成します。』

 

最後の上陸部隊まで戦術機だらけなのが、欧州流(オールTSFドクトリン)ということなのだろう。次いで、戦場全体を移していたマップがズームインし、表示が切り替わる。画面に表示されたα連隊には、ダンの所属する252大隊、フランスの122大隊、そして例のベルナデット少尉(エース様)がいる131大隊の名前があった。

 

『ここからは私が説明する。』

 

説明者もフランス軍の制服を着た女性に変わった。鋭い目つきをした彼女は、ノエミとは対極の「女軍人」なのだろう。

 

『フランス陸軍第122戦術機甲大隊隊長、レア・ゲグランだ。本作戦における米仏合同連隊、α(エンファ)連隊の長を任されている。よろしく頼む。』

『我々α連隊はテルアビブより上陸し、戦線を突破してラマッラへ侵攻。本日明朝の衛星観測によると、明日の作戦開始時刻には重光線級を含むBETA群の主力が当該地域へ移動していると推定されるため、それを撃滅する。』

 

地図に侵攻ルートが表示された。かつては山岳地帯だった作戦領域は、BETAによりなだらかな起伏を残すばかりになっていた。それでも砂漠になっていない分、死海以東よりははるかにマシだが。

 

『光線級掃討後については、作戦要綱では制圧部隊の補助としてエルサレムへ向かうとされているが、実際はどうなるのかわからない、というのが現状だ。光線級のおかわりが来ることや、制圧部隊壊滅の報を受け脱出することになる可能性もある。いくつかのプランをまとめた資料を各部隊へ送った。それぞれ確認してくれ。そして…』

『戦術機部隊の編成としては、前衛に第131大隊、後衛に私の属する第122大隊を、そして中衛に米国第252大隊を配置する。』

 

『配置の根拠は?』

 

音声だけで男が割り込んだ。252大隊(ウチ)の大隊長だ。

 

『前衛には突破力に優れた精鋭部隊たる131大隊、中衛には中距離砲撃戦能力に優れたそちらを、後衛には中隊支援砲による長距離支援と近接戦によるバックアップが出来る122大隊を配置した。この説明で不足はないか?』

 

『……ああ。こちらと同じ認識で安心した。邪魔したな。』

 

『いや、いいさ。こちらもそちらとの協同は初だ。懸念事項を確認するのはおかしなことではあるまい。そちらのコールサインは?』

 

『ヘルム。正式にはアイアンヘルムだが、長いのでヘルムとしている。』

 

『了解したヘルム1。122大隊のコールサインはシーニュだ。131大隊は…』

 

『グラン・テストだが、テストで十分だ。』

 

男の声が響いた。131大隊の大隊長だ。

 

『了解だテスト1。これで説明、確認事項は最後だが…質問はあるか?』

 

必要な情報は説明された。わざわざ追加で聞く者は誰もいなかった。

 

『これにてブリーフィングを終了する。各員の生存と、検討を祈る。』

 

 

2000/04/11/11:59

 

ブリーフィングが終わり、作戦プランをまとめた資料に目を通したりしていたら昼飯時になっていた。こんな時間まで整備に追われているルカのところに顔を出したら、100ほどの泣き言と共に、例の雑誌を押しつけられてしまった。整備が忙しくて会いに行けない俺の代わりに少尉からサインを貰って来てくれ、とのことだ。

 

「あいつ戦術機オタクではあったがなあ…」

 

いつの間に衛士オタクにもなったのだろうか。あるいは、本当にロリコンなのかもしれない。

 

「というか、会おうと思って会えるものじゃねえだろ…」

 

慣れない基地を歩き、道に迷いながらどうにか食堂へたどり着いた。広大な食堂には各国の兵士がごった返しており、おのおの明日の作戦に向けて英気を養っていた。ダンもメニューを選ぶ。ステーキにバゲット、サラダ、それにフルーツとティー。夕食のようなメニューだが、昼に食べるのがフランス流なのだろう。

例の雑誌と食事の乗ったお盆を抱え食堂をさまよう。やはり受け取り口の近くは満席だ。どこか空いてる席は…と見回すと、一人しか座ってないテーブルがあった。

 

(ラッキー!)

 

するすると人混みをすり抜け、相席いいですかー!と声をかける。返答は待たない。返答は、座ってから聞くべきなのだ。そのままお盆を下ろそうとする…が、出来なかった。皿だ。テーブルには、食事が乗っていたであろう皿があった。それも1枚や2枚ではない。おおよそ2人前の皿がそこにはあった。

 

「良いけど、ちょっと待って。皿どけるから。」

 

皿が積み上がり、お盆を置くスペースが出来た。お盆を置いて一息つき、ありがとうございます、なんて言いながら相手を見る。

明らかに低い背丈と、金髪に、大きな青い瞳。しかしその瞳には、グラビア写真にはなかった意志の強さを感じた。

 

………フランス陸軍所属衛士、前衛砲兵(ガンスリンガー)のベルナデット・リヴィエール少尉がそこにいた。

 

「………」

 

「…………何?」

 

「………あ、右頬にソースがついてます。」

 

例の少尉はナプキンを掴むと汚れを拭いた。やけに所作が整ってるあたり、貴族か何かの出身かもしれない。

 

「……………」

 

「……………」

 

気まずい。とてもじゃないがサインなんて言い出せる雰囲気ではない。顔色をうかがいながらステーキを切り分ける。合成食料だろうに、やけに硬い。俺が切り分けに苦戦するのを気にせず、正面の少女は起用に切り分け口に運んでいた。皿の量からして既に食事は二人前食べている。その体躯のどこにそれが収まるのか甚だ疑問だ。

 

「あ…え……さ、サインとかって…」

 

睨まれた。ですよね。

 

「(ムグムグ……ゴクリ)あとでにして。」

 

え、この流れでいいんですか!?

 

「あ、はいっ!」

 

俺はステーキを上品に食うことを諦めて、フォークで持ち上げかぶりついた。

 

 

「……はい、こんなものでいい?」

 

「はい、ありがとうございます。」

 

食後、廊下でサインを貰った。俺はフランス語を読めないから分からないが、おそらく彼女の名前が書いてあるのだろう。

 

「……いつも、こんな感じなんですか。」

 

「…ええ。よくあることね。」

 

「俺が聞くのもナンですが、こんなの衛士の仕事じゃないんですから、断るべきですよ。」

 

衛士はタレントでもスターでもなく、一兵卒でしかない。

 

「いいえ、これも仕事よ。」

 

「しかし…!」

 

「戦うだけじゃない。敵を倒し、民を守り、仲間を鼓舞する…それが()の仕事よ。」

 

「戦うだけじゃない……」

 

それじゃあ、と言って彼女は去って行った。戦うだけが私の仕事ではない。彼女の言葉がどこから来たのか、理解できるような経験はまだダンにはなかった。

 

 

2000/04/11/17:22

 

アナは一人、高台から港を眺めていた。衛士達には待機命令が出されていた。乗船は、人以外を積み終わってからだ。

 

既に薄暗くなる時間だが、港は様々なライトで照らされ煌々と輝いている。

 

「おや、先客がいるとは。」

 

アナは振り返った。そこにいたのは、今度の連隊長であるゲグラン少佐だった。

 

「こんばんは、ゲグラン少佐。ここ、良い景色ですよね。」

 

「こんばんは、アイナス少尉。そうだな。私もこの基地に来ると、よくここで港を眺めている。」

 

ゲグランはアナと同じく、港を眺めるようにフェンスへもたれかかった。

 

「名前…覚えててくださったんですね。」

 

「ああ。連隊のリストに目を通したときに気になってな。その名前、フランス人だろう?」

 

「………はい。」

 

風が吹いて、木の葉がかさかさと舞った。

 

「自分を捨てた国を、恨んだりしなかったのか。」

 

「恨みませんよ…こんな時代ですから。恨んでるほど暇じゃありませんし。」

 

「そうか……」

 

二人は黙って港を見つめていた。まもなく物資の積み込みが終わり、衛士が乗船する時間になる。この会話も強制的にお開きだ。

 

「戻る気は、あるか。」

 

「…………」

 

アナは立ち上がり、ズボンを払って言った。

 

「今は、ありません。米軍に所属したのは紛れもなく私の意思であり、そのことを投げ出すつもりもありません。少佐も、そんな人材は欲しくないですよね?」

 

「ふ……そうだな。その通りだ。ころころ所属を変える衛士なんぞ、確かにフランスには必要ないな。」

 

笑みを浮かべながら、ゲグランも立ち上がった。そして、アナに手を伸ばす。

 

「ここで会ったのも何かの縁だ。明日の戦闘、期待している。」

 

「はい、期待以上に活躍しますよ。」

 

二人は握手し、それぞれの軍へ戻っていった。明日、再び戦場で会うために。

 

 

2000/04/11/22:10

 

全ての砲弾、兵器、人員その他物資の詰め込みを確認した艦隊が、キプロス各所の港湾より出港。それぞれの作戦開始位置へ移動を完了した。作戦開始時刻まで、あと7時間50分。




シャルル・ド・ゴール級戦術機母艦
厳密な表記はシャルル・ド・ゴール級改装戦術機母艦。原子力空母としてはアメリカ軍以外で初めて配備された艦船であり、BETA大戦勃発にあたり戦術機母艦へと改装された。現在は度重なる改装により戦術機32機の運用が可能であり、フランス軍、特に様々な地域へ派遣される第13戦術竜騎兵連隊などの部隊を運搬・展開するために運用されてる。VLSセルも44セルにまで増設され、艦載機発艦後の援護・自衛を可能としている。
1番艦シャルル・ド・ゴール
2番艦リシュリュー(これ以降は改装ではなく戦術機母艦として建造されてるため、改装戦術機母艦とはせず戦術機母艦と呼称)
3番艦ダンケルク
4番艦ジョッフル(建造中)


交戦領域
コンバットエリア。防衛線の外側に設定される領域で、その名の通りBETAと交戦し押しとどめる為の領域。BETA群との交戦後は再支配または放棄され、再支配された際は地雷原や遮蔽物の設置、センサーの敷設などが行なわれ、放棄された際は更に内側が交戦領域に指定される。
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