Muv-Luv Alternative ~Boder of War~ 作:Light planet
アルザス級戦艦
・フランス海軍の運用する戦艦。第二次世界大戦前に計画され、合計3隻が建造・運用された。第二次世界大戦終戦時点でアルザスはドックで修復中、ノルマンディーは喪失し、フランドルも全ての武装を破壊されなんとか沈まずに済んでいる、という有様だった。戦後フランスはソ連との次なる戦争に備えドイツ軍に壊滅させられた陸軍の回復を優先。また海軍としても今後ジェット戦闘機や対艦誘導弾が発展して行く中でアメリカや日本帝国の考案する防空戦艦が有効とは考えられず、武装の修復が終わっているアルザスは予備役へ、フランドルはその船体を活かし空母へと改修することが決定された(後にこの空母案はシャルル・ド・ゴールの完成により撤回され、廃艦が決定された。)しかしBETA大戦勃発を受けてアルザスは予備役から現役に復帰し、フランドルも予備役として復帰。アルザスはその砲火力を活かし対地支援で、フランドルは武装こそ装備されてなかったもののその船体を活かし避難民の移送で活用された。その後1993年にアルザス、フランドルは近代化改修をされ現役へ復帰、現在まで運用されている。余談だが1991年のライオン級、1993年のアルザス級、1994年のヴァンガード級、1995年の紀伊級、1997年のモンタナ級およびアイオワ級、1998年のソビエツキー・ソユーズ級と各国の新戦艦がこの年代に一斉に近代化改修を終え現役に復帰した為、これらをまとめて
1番艦アルザス
・フランス海軍第1艦隊の主力を担う一隻。武装は38cm4連装主砲3機、15.2cm3連装砲3機、10cm単装砲6機、VLS多数、RAM1機、CIWS2機。AL弾運用を想定しミサイルと比較して1発あたりのコストパフォーマンスに優れる旧来の「砲」を多数装備している。装薬や標準システムの改良により主砲の射程は50km超にまで延伸されており、副砲も45km先まで砲撃することが出来る。これは陸上戦力の展開が難しく、AL弾運用並びに支援砲撃において艦艇の重要度が高い地中海方面の戦線故に射程延長を主とした改良を行なった為である。
2番艦ノルマンディー
・第二次世界大戦で戦没。
3番艦フランドル
・アルザスと同じくフランス海軍第1艦隊の主力を担う一隻。武装は38cm4連装主砲3機、大型ミサイル用多連装ランチャー2機、多連装ミサイルランチャー4機、10mm単装填砲2機、VLS多数、RAM1機、CIWS2機。改修作業が行なわれた時点で武装を喪失していたため、アルザスより改修箇所が多い。副砲は全て外されている他、アルザスよりVLS搭載数で勝る。大型ミサイルランチャーは水平方向への発射が可能であり、低空侵入型クラスターミサイル「エグゾセ」などを運用している。アルザスと大きく装備が異なるのは、アルザス級2隻をセットで運用し、役割を分担することにしたためである。また本艦がBETA大戦初期に人命救助で貢献したことを称えて、船体に白と赤を基調とした天使の塗装が施されている。
4番艦ブルゴーニュ
・建造中止
アメリカ海軍第5艦隊
・アメリカ海軍のうち、中東方面に展開している艦隊。モンタナ級戦艦「オハイオ」、ニミッツ級戦術機母艦「ジョン・C・ステニス」「ハリー・S・トルーマン」、エンタープライズ級戦術機母艦「エセックス」らを中心に、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦やズムウォルト級駆逐艦等で構成されている。AL弾展開を中東連合等の陸上兵力に任せているため、第2艦隊や第6艦隊と比べてミサイルによる攻撃が重視されている。3月17日の戦闘では大部分の艦艇が運悪く乾ドック入りしており、支援攻撃を行えなかった。
アメリカ海軍第6艦隊
・アメリカ海軍の艦隊のうち、地中海方面に常に展開している艦隊。モンタナ級戦艦「メイン」、ニミッツ級戦術機母艦「カール・ヴィンソン」「ジョージ・ワシントン」、エンタープライズ級戦術機母艦「アメリカ」らを中心に、5隻以上のファーゴ級軽巡洋艦や各種ミサイル駆逐艦、補給艦等によって構成されている。常に一定数の大口径砲装備艦艇を保有しているのは、激戦地であり砲撃支援の重要度が高い地中海方面を担当しているからである。また、巡洋艦や駆逐艦の数は作戦に応じて変更される。
アメリカ陸軍第252戦術機甲大隊
・アメリカ陸軍の戦術機甲大隊の一つ。隊長はジョナサン・D・マーサー中佐。部隊名はアイアンヘルム大隊。現在はラス・スダー基地に配属されている。主力機はF-16Cファイティング・ファルコン。部隊のモットーは「忠誠と勝利」。中隊名はそれぞれ第1中隊バシネット、第2中隊アーメット、第3中隊サーリット。難民出身が多いが、これは現在のアメリカ軍全体に見られる特徴である。
イラン陸軍第43戦術機甲大隊
・イラン陸軍の戦術機甲大隊の一つ。隊長はシナ・ラフマーニ大佐。部隊名はシムルグ大隊。現在はラス・スダー基地に配備されている。主力機はF-14Iパージャン(F-14Aにイランが独自の改修を行なった機体、アビオニクスやセンサー周りが変更されている。ペットネームはペルシャ猫を意味する)。F-14Iを配備されたエリート部隊であり、特に隊長のシナ・ラフマーニ大佐はナイフ戦の達人として名を馳せている。
コールサイン
・無線において使用する兵士の呼び名。部隊名+番号が基本であり、番号を組み合わせて使用する例もある。例えばダンの場合は252大隊の第2中隊「アーメット」の第1小隊の4番機であるためコールサインは「アーメット1-4」となる。コールサインには大隊単位、中隊単位、小隊単位が存在しており、連隊として行動する際は所属する大隊を識別するため大隊名+大隊での衛士番号のコールサインを、大隊として行動する際は同様の理由から中隊名+中隊での衛士番号、中隊として行動する際はさらに中隊名+小隊番号+小隊での衛士番号、又は小隊名+小隊での衛士番号となる。基本的に衛士は大隊以下の規模で行動するのは少ないため、小隊単位での部隊名が存在するのは希である。またコールサインは所属する軍隊や基地、部隊ごとに法則が異なり、完全に統一されているわけではない。
国連地中海方面総軍艦隊
・国連地中海方面総軍に所属する艦隊。それぞれの艦隊は単一国家の海軍で編成されるのが基本であり、現在多国籍艦隊はイタリア・ギリシャの戦力で構成されている第5艦隊のみである。また、地中海に展開中のアメリカ海軍第6艦隊及び黒海方面担当のソ連海軍艦隊はこれらに含まれない。
第1艦隊
・イギリス海軍第3艦隊で構成されている。
第2艦隊
・イギリス海軍第4艦隊で構成されている。
第3艦隊
・フランス海軍第1艦隊で構成されている。第1艦隊はアルザス級戦艦2隻を中心に、コルベール級ミサイル駆逐艦やフリゲート艦、通報艦などで構成されており、空母は常備せず作戦ごとに編入している。これは空母の数が不足しており、艦隊に常備させることが出来ないからである。同時に戦術機部隊も、海兵隊のような一部の部隊以外は作戦ごとに陸軍から出向・編入している。
第4艦隊
・フランス海軍第2艦隊で構成されている。こちらはスーパータンカーベースの戦術機母艦やロケット砲艦を中心としており、より陸軍部隊が展開する為の補助としての役目が大きくなっている。
第5艦隊
・イタリアとギリシャの合同艦隊で構成されている。
第6艦隊
・トルコ海軍第1艦隊で構成されている。
第7艦隊
・イスラエル海軍第1艦隊で構成されている。スーパータンカーをベースの戦術機母艦やロケット砲艦などで構成されており、軍艦らしい艦艇は一部駆逐艦や巡洋艦に限られている。イスラエル軍は所属が複雑であり、陸軍は中東連合所属だが、海軍は地中海方面総軍に編入されている。
第8艦隊
・シリア海軍第1艦隊で構成されている。
国連第113砲兵大隊
・特定の国家を基盤としない国連の部隊。主力はM2001クルセイダー自走砲。3月17日の戦闘では砲撃支援を担当した。
国連第211戦車大隊
・特定の国家を基盤としない国連の部隊。主力はM1エイブラムス主力戦車。3月17日の戦闘では支援砲撃を担当した。
コルベール級ミサイル巡洋艦
・フランス海軍で運用されている巡洋艦。武装は10cm単装砲2機、大型ミサイル用ランチャー1機、VLS多数。1972年に改修が予定されていたがBETA大戦勃発により棚上げされ、1979年に大規模改修、武装がミサイル中心に変更された。
1番艦コルベール
2番艦ジャンヌ・ダルク
・当初は練習艦であったため、伝統の艦名であるジャンヌ・ダルクを引き継いでいる。この艦以降主武装のミサイルランチャーがフランドルに搭載してるものと同じ大型のものに変更されている。
3番艦カネット
・コルベールと比較してCICの設備が充実しているため、鉄の風作戦ではHQとして使用された。
以下多数
交戦領域
コンバットエリア。防衛線の外側に設定される領域で、その名の通りBETAと交戦し押しとどめる為の領域。BETA群との交戦後は再支配または放棄される。再支配された際は地雷や遮蔽物、センサー等の敷設などが行なわれ、放棄された際は更に内側が交戦領域に指定される。設定範囲は戦線により異なるが、もっぱら防衛線から10kmほどである。基本的には「戦うための領域」であるため、トーチカや整備拠点といった有人設備は配置されない。
シャルル・ド・ゴール級戦術機母艦
厳密な表記はシャルル・ド・ゴール級改装戦術機母艦。原子力空母としてはアメリカ軍以外で初めて配備された艦船であり、BETA大戦勃発にあたり戦術機母艦へと改装された。現在は度重なる改装により戦術機32機の運用が可能であり、フランス軍、特に様々な地域へ派遣される第13戦術竜騎兵連隊などの部隊を運搬・展開するために運用されてる。VLSセルも44セルにまで増設され、艦載機発艦後の援護・自衛を可能としている。
1番艦シャルル・ド・ゴール
・鋼の風作戦では第122戦術機甲大隊の母艦として運用されている。
2番艦リシュリュー
・これ以降は改装ではなく最初から戦術機母艦として建造されてるため、改装戦術機母艦とはせず戦術機母艦と呼称する。第13竜騎兵連隊専属の戦術機母艦として運用されている。
3番艦ダンケルク
4番艦ジョッフル
・現在建造中。完成後は艦隊編成を見直しダンケルクと共に第1艦隊の常備空母となる予定。
トライデント・ワン
大隊で行う戦術機フォーメーションの一つ。アローヘッド・ワンをそれぞれの中隊で形成し、大隊が三本の矢となって突撃する陣形。多くの場合中央の部隊が他の2中隊よりやや先行する形式(トライデント・ワン・デルタと呼ばれることもある)で行われる。殲滅力を重視した、高速突撃陣形。また、トラデント・ワンを4個中隊以上で行なう大規模高速突撃隊形としてファランクス・ワンが存在する。
デケリア基地
正式名称は国連地中海方面総軍第3軍デケリア基地。イギリス軍の基地を母体としており、同軍が国連に提供するという形で運用が開始され、基地設備の拡張に伴い現在の名称になった。当初キプロスは基地設備の拡張や欧州連合軍駐留に難色を示していたが、イギリスを中心とした欧州連合と国連による粘り強い説得の末現在の形に至った。各国の軍人以外にも現地住民が多く働いており、基地周辺には軍人をターゲットにした繁華街が広がっている。
ファーゴ級軽巡洋艦
アメリカ海軍が運用する巡洋艦。武装は3連装152mm砲4機、5インチ砲4機、VLS多数、CIWS1機。AL弾運用がメインであり、対地攻撃を主任務とはしていない。ファーゴ級軽巡洋艦は第二次世界大戦中にクリーブランド級の発展改良型として13隻の建造が計画され、10隻が建造された。しかし大戦に建造が間に合ったのは2番艦までであり、実戦への投入も殆ど無かった。その後予備役としてクリーブランド級同様に様々な形での活用が検討されたが、BETA大戦勃発を受けて現役に復帰。対BETA戦向けの近代化改修が行なわれた上で実戦投入された。現存していた前級のクリーブランド級軽巡洋艦にもファーゴ級相当(厳密には対BETA戦用ファーゴ級近代化改修仕様相当)にする改修が行なわれた為、現在は元クリーブランド級含め23隻がファーゴ級とされている。
1番艦ファーゴ
2番艦ハティントン
3番艦ニューアーク
・鋼の風作戦に参加。
4番艦ニュー・へヴン
・鋼の風作戦に参加。
5番艦バッファロー
6番艦ウィルミントン
7番艦ヴァレーオ
8番艦ヘレナ
・鋼の風作戦に参加。
9番艦ロアノーク
10番艦アンカレッジ
・鋼の風作戦に参加。
11番艦クリーブランド
・原型はクリーブランド級軽巡洋艦ポーツマス。改修に伴い改名された。
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19番艦ヴィックスバーグ
・原型は同名のクリーブランド級。鋼の風作戦に参加。
他多数
モンタナ級戦艦
アメリカ海軍の運用する戦艦。第二次世界大戦より運用されており、アイオワ級と並んでアメリカ海軍の象徴とも言える。今日に至るまで何度も改修が行なわれたモンタナ級は、主に4種の状態が存在する。一つ目が第二次世界大戦仕様で、設計、建造時の仕様であり原型とも言える。二つ目が防空戦艦仕様で、日本帝国の紀伊級戦艦(建造当時)に似た仕様である。というより紀伊級戦艦自体が当時アメリカ海軍が計画してたモンタナ級改修案の一つをベースに改設計されており、この防空戦艦仕様のモンタナ級と紀伊級は腹違いの姉妹のような関係と言える。完成した紀伊級のデータを元に1番艦「モンタナ」と2番艦「オハイオ」がこの仕様に改装され、副砲の2連装5インチ砲が減少し代わりに対空砲が増設された姿に変わった(当時アメリカが研究中であったミサイルの発射プラットフィームとしての運用も想定していたと言われるが、詳細不明)。が、この頃から議会にて戦艦不要論が叫ばれ始め、3番艦「メイン」以降の改修計画は凍結されることとなった。その後は紀伊級と同様に予備役として余生を過ごしていたが、BETA大戦勃発につき現役へ復帰。この際純粋な砲火力が要求されたため、改修を受けていなかった3番艦以降の艦艇が活躍することとなった。主に欧州方面の作戦に従事し、1997年に1番艦、2番艦、5番艦が第3仕様、3番艦と4番艦が第4仕様としてそれぞれ改修され、現在まで運用されている。
1番艦モンタナ
・現在は第3仕様で運用されている。武装は20インチ3連装砲4機、多連装ミサイルランチャー4機、10mm単装砲4機、RAM4機、VLS多数、大型VLS10セル、CIWS4機。第3仕様は直接の対地攻撃を重視した仕様であり、第4仕様や日本帝国の紀伊級(1995年改装後)と比較してVLS搭載数で勝る。また主砲は改修前より大口径のものに変更されており、紀伊級の主砲とほぼ同等である。これは紀伊級建造協力時に得た紀伊級の主砲設計データを元に開発されたものであり、第3、第4どちらの仕様でも採用されている。大型VLSは短距離弾道弾(SRBM)を運用するためのものであり、主砲が届かない内地に対しても支援攻撃が可能となっている。
2番艦オハイオ
・モンタナと同じく第3仕様で運用されている。第5艦隊所属。
3番艦メイン
・現在は第4仕様で運用されている。武装は20インチ3連装砲4機、2連装5インチ砲6機、多連装ミサイルランチャー2機、10mm単装砲4機、RAM4機、VLS多数、CIWS4機。第3仕様が他国や国連との協働を前提とした対地攻撃力重視型なのに対して、第4仕様はアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦やタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦との連携を前提に、AL弾の運用を重視しているため通常の「砲」を多数装備している。AL弾の運用がメインとはいえファーゴ級と異なり対地攻撃も主任務の一つとされている。また艦首側にあった大型VLSが廃止されたスペースには小型VLSが並び、艦尾にはへリデッキが設けられている。第6艦隊所属。
4番艦ニューハンプシャー
・第4仕様で運用されてる。第2艦隊所属、海王星作戦参加。
5番艦ルイジアナ
・第3仕様で運用されている。これは国連に派遣中のアイオワ級との連携を前提とした為である。第7艦隊所属だが、日本帝国本土防衛戦には機関トラブルにより参加できず。
ラス・スダー基地
・正式名称は国連インド洋方面第3軍ラス・スダー基地。ユーラシア大陸最大の国連軍基地であり、アラビア半島に残された数少ない基地の一つでもある。1997年のアラビア半島失陥の際に一度放棄された基地だが、海軍戦力が充実していない中東連合軍は防衛をする上で陸軍を展開するための持続的な橋頭堡を欲し、そこに中東方面へ恩を売りたいアメリカと、万が一にもアフリカ大陸にBETAを侵入させたくないアフリカ諸国及び欧州各国の思惑が合わさったことで1997年12月に失陥から1年足らずでの奪還作戦が実行。中東連合による10年間の防衛とシナイ山のBETAすら阻む複雑な山嶺によりBETA群の侵攻ルートが限定されていたため奪還に成功、1998年2月より再び基地として再可動した。その後は何度も間引きと基地拡張を繰り返し、2000年現在は国連軍基地としてユーラシア大陸で最大の規模になっている。シナイ・ベースというあだ名はこの基地の奪還、運用において大きな役割を果たしている「聖なる山」シナイ山に対する畏敬の念から付けられたものである。
リュピ級強襲潜水艦
・フランス海軍の運用する原子力潜水艦。A-6イントルーダーを運用するいわゆる「母艦」だが、ソードフィッシュ級のライセンス生産品ではなく独自のものとなっている。これはフランス海軍が予てより原子力潜水艦の開発を行なっており、ノウハウが蓄積していたからであると言われている。ソードフィッシュ級同様A-6発艦後は浮上して対地支援を行なうが、ソードフィッシュ級より大きな船体を活かしより多くのVLSで攻撃が可能となっている。
1番艦リュピ
2番艦サフィール
3番艦カサビアンカ
・鉄の風作戦に参加。
以下多数