【クロス】ブルアカ×仮面ライダービルド   作:火村 青斗

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色々解釈違いだったり、飛ばしてるところもあると思います。ご了承ください。


1:アビドス編の場合 【前哨戦:アビドス侵攻】

その1

 

カイザー理事「今やアビドス生徒会は無くなったも同然。アビドスを侵略する!!」

アヤネ「今戦っても、何が残るのでしょうか…」

全員、黙り込んでしまった。ホシノは連れていかれ、残ったメンバーはどうしようもない状況に立ち尽くす。

『コツッコツ』

先生は絶望して座り込んでいるアヤネの肩を叩く。

アヤネ「先生・・・?」

先生は黙ったままみんなの横を通り過ぎ、カイザー理事の前に立つ。

カイザー理事「ほう?シャーレの先生か?ホシノを返せとでもいうつもりか?残念だがそれは出来ない相談だな。」

カイザー兵たちは先生を嘲笑う。だが先生ははっきりと答えた

「違う。」

カイザー理事「ほう?何が違うと?耳を貸してやる。教えてみろ。」

カイザー理事は先生が何もできないだろうと調子に乗る。しかし先生の手にはタンクフルボトルが握られていた。先生はそのフルボトルを振ってタンクの力を身に宿す。

先生「俺はお前を・・・!」

そう言い、タンクボトルを握った拳をカイザー理事に叩きつける。

先生「殴りにきたんだ!!」

本来キヴォトス人出ない先生の拳はキヴォトス人に届くはずがない。だがしかし先生のその拳だけはカイザーに届いた。

カイザー理事「うわあぁぁぁぁ!!」

カイザー理事は後ろで嘲笑っていたカイザー兵の方へ吹っ飛ばされ、カイザー兵を下敷きにしていた。

先生「お前は、、、何もわかっていねぇ!!」

いつもの先生とは違う。強すぎる剣幕にアビドス生徒のみんなは一瞬ビクッとした。

先生「ホシノはいつも、後輩たちを気遣い、このアビドスを守ってきた!どれだけ苦しくても、大切なアビドスのみんなを守ってきたんだ!お前にその凄さがわかるか!?」

カイザー理事「なん、だと?」

先生「ホシノは私たちを信じて”このアビドスを託したんだ!”託されたものを次へと繋いでいく”人間が未来へ希望を託すのと同じように、ホシノも私たちに大切なアビドスを託したんだ!!ならやることは一つ!」

そういった先生はラビットボトルとタンクボトルを取り出す。

先生「俺は・・・命に変えても、アビドスを守る!」

先生はビルドドライバーを装着した。その手に握られているラビットボトルとタンクボトルを装填する。

『ラビット!タンク!ベストマッチ!』

先生はビルドドライバーの取っ手を回す。

『Are You Ready?』

先生「変身!」

『鋼のムーンセント!ラビットタンク!イェーイ!』

先生「・・・心火を燃やして、、、ぶっ潰す!はぁ!!」

そういって先生はカイザー兵の軍団に単身で突撃していった。

 

その2

 

カイザー兵が銃を乱射するが物ともせず、先生は突っ込んでいった。先生はドリルクラッシャーを手にカイザー兵を切り倒した。一人、二人、三人。凄まじいパワーとスピードで制圧していく。いや、もはや蹂躙といった方が正しいかもしれない。

カイザー理事「おい!あれを用意しろ!!」

カイザー兵「え?しかし、」

カイザー理事「いいから早く持ってこい!!」

先生はカイザー兵を薙ぎ倒し、カイザー理事の元に辿り着いた。

カイザー理事「うちの兵隊じゃ相手にならんか。じゃあ貴様にはとっておきをくれてやる!!」

先生「あ”?」

カイザー理事の後ろに大きなロボットが落ちてきた。

カイザー理事「ふっふっふ!カイザーコンポレーションの傑作だ!」

そういってカイザー理事はそのカイザーロボに乗り込む。カイザーロボが起動し、機体に乗せられた兵器たちの照準を先生に合わせる。

カイザー理事「生きて帰れると思うなよ!?」

先生は身構える。それらの兵器は確かに脅威だ。しかし、それ以上に目を引くのが一番上にある大砲。あれを喰らうのはまずいと直感でわかる。その直後カイザーロボに乗せられた無数の兵器から乱射を受けた先生はそれを交わしながらドリルクラッシャーを銃モードに切り替え遠距離攻撃を繰り出す。が、一向に効果がない。

先生「なぜ傷跡すらつかない!?」

カイザー理事「はっはっは、この装甲は特別仕様だ。そう簡単に傷は付かん!」

この程度の攻撃じゃ傷ひとつつけることも難しいようだ。

カイザー理事「どうした?避けるだけか?」

確かにこのまま避け続けても埒があかない。ここは一気に詰める。先生はドリルクラッシャーを剣モードにし、フルボトルを装填する。

『Ready Go!!』

先生は一気に距離を詰め、

『ボルテックブレイク!!』

ドリルクラッシャーを突き立てた。

先生「グッ!」

だが装甲が硬く、貫ききれない。

カイザー理事「邪魔だあぁ!!」

振り払われてしまった。その瞬間、先生に向かってあの一番警戒していたはずの大砲の照準が向く。

先生「しまっ、、、がああぁぁ!!」

モロに大砲の一撃を喰らった先生は吹っ飛ばされ、地面に倒れた。想像以上に威力がある砲撃に、先生は変身解除をしてしまった。

アビドスメンバー「「「先生!!!」」」

カイザー理事「ふははは!今の貴様なんぞにやられるわけないわぁ!!」

先生は、キヴォトス人ではないから弾丸を一発でも生身に食らえばそこで死が確定してしまう。そんな先生に向かってカイザー理事は兵器達の照準を先生に合わせる。まずい。

 

その3

 

その時だった。横から弾丸がカイザーロボめがけて飛んできた。

カイザー理事「むっ!なんだ!どこにいる!」

弾が飛んできたのは固まってるアビドスメンバーとは別方向からだった。それもちょっと上の方からの攻撃だった。弾が飛んできたであろう方角を見る。そこには真のアウトローがいた。

アル「ふふっ、危なかったじゃない。先生?」

先生「アル?」

上から飛び降りてきたのはアル達便利屋68だった。

アル「私たちはそんな情けない姿に憧れた覚えはないわよ?」

カヨコ「大丈夫先生?」

先生「カヨコ?」

優しい目でカヨコが手を差し出してきた。先生はその手を掴んで立ち上がる。

ハルカ「アビドスのみなさんを傷つけましたね!?許さない。死んでください死んでください死んでください死んでください!」

アヤネ「な、なんであなた達が…」

ムツキ「まぁまぁ落ち着きなって?それにしても眼鏡っ子ちゃん(アヤネの事)を泣かせた罪は重いよ?だからもうこれは、、、ぶっ殺すしかないよね!?」

ムツキが怒っている。初めて見た。

カイザー理事「便利屋68。裏切ったか。」

先生「悪いね。彼女らとは、友達なもんでね。」

カイザー理事「貴様ぁぁぁ!」

カイザー理事はかなり怒り狂っている。だが怒り狂っているのはこっちも同じだ。先生は貸してもらっていたカヨコの肩から腕を外す。

先生「カイザー。お前らがどれだけズル賢かろうが関係ない。」

先生は振り向きアビドスメンバーと便利屋68のメンバーの顔を見る。

先生「私は、みんなが笑っている顔を見ていたい。みんなが笑って過ごせる未来を作る!そのために俺はこの力を使う!お前らのように兵器転用とか目の前の利益しか見ないようなことはしない!」

そういって先生は見たことのない装置を出す。フルボトル二つ分より少し大きく炭酸飲料くらいの大きさのボトルだ。

先生「私は、みんなの未来を!この手で切り開く!!」

そういって先生はそのボトルを振る。そうするとシュワシュワという炭酸のような音が鳴る。一番上にある取っ手を持ち、缶を開けるような動作をする。スパークリングボトルが起動した。それをビルドドライバーに装填する。

『ラビットタンクスパークリング!』

ビルドドライバーの取っ手を回す。それと同時にライダースーツを構築していく。

『Are You Ready?』

先生「変身!」

『シュワっと弾ける!ラビットタンクスパークリング!イェイ、イェーイ』

その姿は、通常のラビットタンクがさらに強化されたようなものだった。まるで普通のジュースが炭酸ジュースになり威力が増したように。先生はスパークリングに変身した。だがそれだけじゃない。その後ろについてきてくれたのは、アビドスと便利屋だ。もう一人じゃない。

シロコ「ごめん、先生。迷ってた。」

アヤネ「そうですよね。こんなところでうずくまってられないですよね。」

セリカ「先生。私たちも手伝うよ!」

ノノミ「私たちのことも頼ってくださいね?先生」

この状況、カイザーからしても望ましくはないだろう。

カイザー理事「貴様らぁぁぁ!全て破壊してくれるわああぁぁ!!」

怒り任せに照準を合わせる。

先生「ノノミ、セリカ、ハルカ、カヨコはカイザー兵をお願い!できれば二人一組で!アルとシロコ!あいつをやるの手伝ってくれる?」

みんな「「「了解!!!」」」

反撃の狼煙は上がった。

 

その4

 

みんな各々の役目を果たすために走っていった。

先生「さて、私たちもそろそろ終わらせようか。」

カイザー理事「ふざけるなぁ!二人増えただけで勝ったつもりかぁ!?」

先生「アル!援護お願い!」

アル「了解!」

シロコの目を見る。シロコも先生の方を見た。

先生「それじゃあ、いくよ!シロコ!」

シロコ「ん!」

先生とシロコが同時に駆け出す。先生は正面から攻め、シロコは左側から攻撃する。

先生「かかってこいよカイザー!」

カイザー理事「望むところぉ!!」

先生めがけて銃弾の雨が降り注ぐが、先生はそれらを簡単に避け懐に入る。

カイザー理事「なに!?」

さっきよりも早い。とてつもないスピードで詰められた。

先生「っらぁ!」

カイザー理事「がっ!!?(飛び蹴りを喰らった。たかが飛び蹴りだ。なぜこんなにも重い!?)」

さっきとは比べ物にならないくらいに強くなっていた。

先生「今だシロコ!!」

シロコ「ん!」

カイザー理事の背後からシロコが飛び出し、攻撃する。

カイザー理事「邪魔だ狼もどきがあぁ!!」

シロコに照準が合った。がその時カイザーロボに大きな一撃が入る。

カイザー理事「ぐっ!」照準がズレた。

アル「援護を頼まれたもの!絶対に打たせないわ!!」

完璧な連携だ。風紀委員会がきた時もなかなかいい連携だったが、ここまで隙がないとは。

カイザー理事「クソガァぁ!!」

乱暴に拳を振り回す。シロコを押しつぶすつもりだ。だがまた体勢がよろめいた。

カイザー理事「ぬっ!?」

先生「させねぇって、、、いってんだろうが。私の、、、俺の大切な生徒によぉぉおお!!」

先生がカイザー理事を蹴り飛ばした。

カイザー理事「ぐぅ!貴様らぁぁ!!」

あの大砲がこちらに照準を合わせてる。あれは確かに食らえばまずい。まぁ、食らえばの話だが。

カイザー理事「発射ぁぁ!!」

打たれるはずだった大砲からは何も出なかった。

カイザー理事「機能停止だと!?くそ!こんな時に何が起きているのだ!!」

先生「お前の機体の中に、泡を入れて内部から破壊した。」

カイザー理事「なんだと!?」

先生「スパークリングから発せられる泡は、強力でね。弾けるパワーが段違いで小型爆弾と同じくらいの力があるんだ。それを君の機体に装甲と装甲の間から忍ばせて、内部を破壊し続けてたのさ。」

カイザー理事「そんなことが、、、貴様なんぞにぃ!?」

やがて機体に閃光が走り次々にシステムがダウンしていく。

先生「一気に決めるよシロコ!」

シロコ「ん!」

先生はビルドドライバーの取っ手を回し、必殺技を貯める。シロコはリロードして最後に全弾使い切るつもりだ。

『Ready Go!!』

二人は同時に走り出す。シロコが先に全弾打ち始める。システムがダウンしている今、奴の装甲も機能を失っているはずだ。シロコが全弾打ち終わった。

シロコ「先生!!」

最後の一押しだ。

先生「オラァァあああああ!!」

『スパークリングフィニッシュ!!』

渾身の一撃を叩き込む。

カイザー理事「こんな終わりなど、、、ぐわぁぁぁ!!」

[どかーーん!!]

機体は完全に爆発で破壊された。

シロコ「はぁ、、、はぁ、、、終わった?」

カイザー理事「くっ、、、こんな、、、小童どもに!」

カイザー兵「一度弾きましょう!撤退です!」

カイザー理事「やむをえん!撤退だ!」

奴らはさっていった。今は一安心だ。先生は変身を解除する。

 

その5

 

先生は変身解除した。やはり最初は押されていたからだろう。先生の額や口元から血が垂れていた。

シロコ「先生!大丈夫?」

先生「うんなんとかね。シロコは?」

シロコ「私は平気。」

先生「無事でよかった。シロコ、、、」

そう言いながらスッと頭を撫でる。

シロコ「ん、急に頭撫でて、、、少しびっくりした。でも悪い気はしない。もっと撫でて。」

先生「ごめんごめん。ほっとしちゃってさ」

アル「せんせ〜い!大丈夫?あなたはキヴォトス人じゃないから生身で弾丸受けたら死んじゃうのよ?あまり心配かけないでちょうだい!」

アルは少し焦ってるようだ。

先生「はは、、、ごめん。でも大丈夫だよアル。」

そう言ってアルの頭を撫でる。

アル「ちょっ!先生!?なんで頭を撫でて、、、」

先生「ははは、、、お疲れ様、、、アル。」

アル「あっ、あのっ、そ、その……///」

アルは顔を真っ赤にして頭から湯気が出そうだ。

セリカ「せんせーい!!こっちは終わったわよー!」

ムツキ「クフフ♪アルちゃん先生に撫でられて照れてる〜!」

アルは必死に頭を振るが、真っ赤な顔は隠せない。全員終わったようで先生のもとに集まってきた。先生はにこりと笑って、

先生「ははは、よしよし、みんな無事でよかった」

と頭を軽く撫でながら周囲を見渡す。

シロコ「ん、先生は私をもっと撫でるべき。だけどその前に、本当に、、、みんな無事でよかった。」

先生「ありがとう、みんなのおかげだよ。本当に…」

アルはまだ顔を赤くしながらも、少しだけ微笑む。緊張と安堵が混じった、不思議な空気がそこに漂っていた。

戦いの疲れと緊張が解けた瞬間、アビドスの空には少しだけ暖かい光が差し込む――。

 




アビドス編の後半あたりから描かせていただきました。本編の先生は肉体的には生徒達に勝てることはない圧倒的弱者ですが、ここは仮面ライダービルドという力を使い、生徒達を守る使命をまっとうしている作品を作っています。続きをお待ちください。
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