人形異世界救出記〜失われしメイデンの救済〜 作:Uさんの部屋
U達がメルヘンソードマンドライバーのオーバーテクノロジー悩まされる中、再びメルヘンソードマンドライバーによって別の世界へと飛ばされる。そこは、かつてミューチュと呼ばれたメイデンの世界であった………
第11話 ミューチュの世界
ペンションに入ってから少し経ち、Uは殺人事件が起きた際の人物について説明を受ける事となった。そして少し経った後、Uは貸し与えられた部屋の中で今回の事件の人物を整理した。
「今回殺害されたのはギザと言う名前の奴だ。教師をやっていたらしい………そして彼が殺されたのは深夜2時頃。皆が寝ている時に悲鳴が聞こえたかと思えば………宿泊部屋で殺されていたらしい。僕が呼ばれたのもその殺人事件が起きたから………らしい」
Uは自身がここへやってきた事に対する流れを理解し、犯人候補として挙げられる7人の簡単なプロフィールに目を向けていた。
「今滞在している7人は管理人のヤス、その親戚らしいミューチュ=メイデン。後は宿泊客でリギ、ツオ、ハガ、スズ、ナオ………宿泊客は被害者と同じ高校の出身だって事も分かった………」
Uはメイデン達が近くにいる事から、彼女達にも説明するように現在滞在している人物達の簡単な特徴を語る。
「………それで犯人は誰と予想しているの?」
それを聞いたメイデンは、Uに対してこの殺人事件の犯人は誰か予想を問いかけた。
「分からん」
だがUは分からないと返した。それを聞いたエレガンは………
「………役立たず」
呆れた様子でそう言い返した。
「仕方無いだろ………変に疑って悪化したら面倒になる………それにの殺人事件以外にもミューチュの事についても調べなきゃいけない手前、変に疑われるような真似もしたくない」
Uはエレガンの言葉に対して冷静に返す。だが犯人が分からないのであれば話が進む訳はなく………
「じゃあどうするの? ミューチュの事が進まないのなら本末転倒もいい所じゃない」
メイデンはUに対してそう問いかけた。
「決まってるだろ。探偵といえば聞き込みと観察だ。犯人が分かれば後はどうとでもなる。やるぞ」
Uは重い腰を上げると、部屋の外に出る。だがその直後、フロントルームにおいて口論が起きていた。
「………なんだ?」
Uは首を傾げながらフロントルームに顔を見せると………
「………もういっぺん言ってみろ」
管理人のヤスはリギの胸倉を掴みながら怒り混じりにそう呟いた。
「何度でも言ってやる! お前なんじゃねえのか、ギザを殺したのは………?」
それに対してリギは嫌味ったらしくそう返すのであった………
探偵としてミューチュの世界を動く事となったUだが、犯人はまだ分からなかった。そして、当事者間は誰が犯人かの口論で一触即発状態となっており、今回の事件は一筋縄ではいかない事が露呈するのであった………
To Be Continued………
次回予告
犯人の決め付けが起きる中、なんとか彼らの口論を一時止めるU。その後、Uは管理人のヤスに向け、今回の宿泊客達との口論の理由を問いかける。それは、ヤスとギザ達宿泊客達の間にとある関係があった為だった………
次回「管理人と宿泊客」