人形異世界救出記〜失われしメイデンの救済〜 作:Uさんの部屋
メイデンの事を追い続けていたU達は、奇跡的に生み出されたメルヘンソードマンドライバーを使って特殊な空間へやってきたU。その中でメイデンと再会したUは、突如現れた怪物を相手に、メイデンと力を合わせる形で変身したメルヘンソードマンの力を振るい撃破。直後に現実へ戻ってきたU。その直後、メイデンが突如として復活を遂げる。だが、この謎の復活を前に、Uは疑問よりもメイデンとの再会を喜ぶのであった………
Uはメイデンの復活にしばらく喜んでおり、それからしばらく経って落ち着いたUは、メイデンが突如として復活した事態に悩む事になったのであった。
「………しかし、メイデンも僕と同じ光景を見ていたなんてな………」
Uとメイデンは2人とも先程の空間での出来事の記憶がある為、互いに情報を共有しており、互いに見ていた空間の中での認識は全く同じであった事がここで明らかとなった。
「私も驚いているわよ。けれど………そのドライバーがトリガーとなって今回の事態が起きた事には間違いないわね」
メイデンもこの事態には首を傾げていたものの、メルヘンソードマンドライバーがその鍵を握っている事は間違い無い事を指摘する。
「そうだな………しかし、またしても摩訶不思議な事だ………」
Uはそう言ってメルヘンソードマンドライバーを手に取る。だがその直後、Uが手にしていたメルヘンソードマンドライバーが腰に装着され、ベルトから光が放たれた。
「またか………!?」
U達はベルトから放出された光で視界を失い、Uはまたしても意識が遠くなったのであった………
その直後、Uは床で眠っていたかのように仰向けの姿勢で目を覚ました。
「ここは………?」
Uは混乱しながら身体を起こす。するとUの視界に映ったのは、豪勢な屋敷だった。
「これは………またか?」
Uは困惑しながらその場で立った………のだが、その際にUの服装が執事服になっている事に気付いた。
「………なんだこれ?」
Uが自身の服装に戸惑っている中、近くでずっと様子を見ていた女性がUの傍に駆け寄って来て………
「だ、大丈夫!? 突然ひっくり返ったからどうしようかと………!?」
Uが目を覚ます以前の事について語った。
「え………? いや、僕はだいじょ………」
Uは特に怪我は無いと言おうとしたが、その際に視界に映った少女の顔を目にし困惑していた。
「(………! この子の顔………どこかで見たような………?)」
Uは少女の顔に覚えがあった。咄嗟にそれが思い出せない中………
「………覚えてないのかしら? 彼女はエレガン………エレガン=メイデンよ………」
突如として聞き覚えのある声がまた近くから聞こえた。Uが声の聞こえた方へ視線を向けると、そこには霊体のメイデンが立っていた。
「メイデン………!?」
Uは困惑の声を漏らす。そんな中、メイデンがエレガンと呼んだ少女は困惑の声を漏らし………
「………エレガン? 私が………?」
自身がエレガン=メイデンである事を知らない様子を見せた。だがメイデンの言葉を聞いたUはとある予感を感じていた。それは………
「(………成程、この世界はメイデンと再会した時と同じような世界………言うなれば、エレガンの世界って訳だ)」
今自身のいる世界がエレガン=メイデンの世界である事だった………
メイデンと再会出来た理由が未だ分からない中、かつてエレガン=メイデンと呼ばれた少女と対面するU。そしてUはメルヘンソードマンドライバーに導かれる形で新たな世界へと誘われたのであった………
To Be Continued………
次回予告
エレガンの世界において、執事の立ち位置であったU。仕事をこなしながらエレガンの調査を進めていくが、生前のエレガンを知るUは、今のエレガンに違和感を感じていたのだった………
次回「エレガンの世界」