人形異世界救出記〜失われしメイデンの救済〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
メルヘンの力を取り戻したミューチュと怪人が激闘を繰り広げる中、Uも加勢した事で確実に必殺の一撃を決めるミューチュ。これによってミューチュはスズを救う事に成功するのだった………


第23話 事件の終息

怪人を撃破してしばらく経った頃、警察が到着した事でスズは逮捕される形となった。

 

「………スズお姉ちゃん」

 

ミューチュは最後にスズへ声をかける。スズはミューチュに目を向けると涙を見せており………

 

「………ごめんね」

 

そう言って警察へと連行されるのだった………それを目にしたミューチュはUの横へ立つと………

 

「………探偵さん、やっぱりこの事件は私にとって虚構だったのかもしれないよ」

 

Uに向けてこの事件が自身にとって虚構であるのと語った。

 

「虚構………どういう事だ?」

 

Uは首を傾げながら理由を問いかける。

 

「………記憶を思い出した時、この事件の事を思い出したんだ………この事件、前の時はお姉ちゃんを救えなかった………というより、救おうとして殺されちゃった………今考えると誰も救えない最期だったんだ………でも探偵さんのお陰で………虚構でもお姉ちゃんにはマシな結末にはなったのかな………怪人になったのはよく分からないけど………」

 

ミューチュはこの事件がかつて人として死ぬ前に経験したものであり、今回の解決は以前よりもマシであった事を感じていた………スズが怪人になった事を首を傾げながら………

 

「………そうか」

 

Uはミューチュの言葉に頷く様子を見せたのだった。その直後、パトカーのライトがUの視界に強く映り、Uの視界は白い光に包まれたのだった………

 

 

 

その後、Uは意識を取り戻すかのように『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』のアジトへ戻ってきた。U達の身体には毛布がかけられており、メイデンとエレガンも同じく眠りから覚めるように身体を起こした。

 

「あっ、戻ってこれたんだね」

 

その直後、ピンクはU達が戻ってきた事について語る。するとその直後、Uの所持するメルヘンソードマンドライバーが光り輝くと、直後人の形をした人物が構築され………それがミューチュのメイデンとしての形を構築した。

 

「………あれ? これは………?」

 

ミューチュは自身の身に起きた事へ首を傾げた。

 

「現実に復活したみたいだな、ミューチュ」

 

Uはミューチュに対して、彼女が復活した事を語る。

 

「探偵さん………!?」

 

ミューチュはUの事について困惑する様子を見せていたが………

 

「………Uだ、僕の名前は」

 

Uはここで漸くミューチュに対して自身の名を語る。それを聞いたミューチュは………

 

「U………さん?」

 

Uの名に首を傾げるものの………不思議とあっさり受け入れられる様子を見せていた。そしてその直後、Uの右手から光が放たれると………その手の中には新たなゼンマイが形成されていた。

 

「………まあ一旦、事情説明から始めようか………話す事は色々あるしな」

 

Uはミューチュに対して事情説明から始めるのであった………

 

 

 

事件解決の後に現実に甦ったミューチュ。U達は復活したミューチュに対して事情説明を行う所から始めたのであった………

To Be Continued………




次回予告
ミューチュとこれまでの状況について会話を進める中、U達は再び新たな世界へと誘われる。その世界はU達と関係のあったNo.4メイデンの世界だった………
次回「雪の降る中」
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