人形異世界救出記〜失われしメイデンの救済〜 作:Uさんの部屋
Uが睡眠を取っていたタイミングで姫の悲鳴が聞こえる事態が発生。U達が姫の元へ向かうと、そこにはディストがおり、それに関連するように敵国が攻め込んできたのだった………
Uの宣戦布告にディストが笑いを零すと、そのまま外へと飛び出し………
「ほらほら、白髪のお兄様。お姫様を助けたければ私達と戦うしかないのですよ?」
そう言って挑発的な態度と共に姫を右腕のみで抱え、腰にメルヘンドライバーを装着。そのままゼンマイをセットし、このまま回した。
「変身………!」
これによりディストの身体に鎧が装着され………
『ロングヘアーレジェンド! ラプンツェルヒストリー!!』
これによってメルヘンの姿へと変身を遂げると共に地面へ着地したのだった。
「………望むところだ。隊長! 彼女は僕が何とかする、外のゴミ共を片付けてくれ!」
Uはそういうと、腰にメルヘンソードマンドライバーを装着し、外へと飛び出した。
「分かった! でも………何かあったら駆けつけるからな!!」
アイアンはUの言葉を受けつつも、同時に彼を気にかける言葉をかけて外へ向かう。
「逃がすか、ディスト!!」
Uはそう言いながら身体の姿勢を制御し地面へ着地。ディストの前へ立つと、ゼンマイを取り出し変身しようとするが、その直後、Uの身体に突如ショックが走り、身体が麻痺した感覚によってUは地面へ膝を着いたのだった………
「………な、なんだ………!? また身体が動かない………!?」
Uは再来する事態に困惑を隠せなかった。ディストは狂気が混じった笑いを零すと………
「確かにお兄様とまともにやり合えば最低でも膠着状態………下手したら私が負けてしまいますわ………けれど、現実の貴方はどうかと………感じた事はありません?」
ディストはそう言ってUを煽る様子を見せた。Uはディストの言葉の意味に首を傾げていたが………その直後、ハッとさせられる様子を見せ………
「まさか………!」
Uは嫌な予感を感じていた。ディストはUの横へと歩くと………
「そう………この間私があげたゼンマイを覚えているでしょう?」
そう言って、ジュノの世界から帰還した直後の話を挙げてきた。
「そんな事もあったという記憶しかないがな」
Uは皮肉を呟くようにそう言い放つ。
「お兄様は罠にハマったのですわ。私のゼンマイは………貴方の位置を特定出来る探知機でもありますの。私は今………現実のお兄様の身体を縛る事で貴方の動きを阻害しているのですから………!!」
なんとディストは、彼に渡したゼンマイこそ彼の位置を特定する為の探知機的な役割を持っていた事を暴露し、現実のUの身体を縛っている事を明かした。
「なんだって………!?」
ディストの罠の詳細を聞いたUは、動揺を隠せない様子でそう呟くのだった………
ディストと対峙する事となったUだが、再び身体が動かなくなってしまう事態となった。果たして、このままUはディストにされるがままの状態となってしまうのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
ディストの罠に落ち、一方的に蹂躙される中でディストは姫を敵国王子へと投げ渡す。敵国王子は自身の野望が叶おうとしている事にほくそ笑むが、それに対してアイアンが抵抗の意を見せるのだった………
次回「ディストと王子の連携」