人形異世界救出記〜失われしメイデンの救済〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ロンドの力を前に防戦のUだったが、アイアンの力を借りる形で新形態オノオノヒストリーへと変身。パワーを主軸にしたスペックでロンドへダメージを与えたのだった………


第63話 因縁者の奇襲

Uはオノオノヒストリーの力でパワーに身を任せた連続斬撃をロンドに向けて放つ。だがロンドはこれをかわすと共に、素早い槍捌きでUの攻撃を防ぐと共に、何発か攻撃をUの身体へ叩き込んだ。

 

「ぐっ!? (対応が的確で早い………! 厄介だな………)」

 

Uはロンドの対応力の高さに動揺の声を漏らしていた。だがそれでも歴戦の戦士としての経験で何度目かの攻撃を受け止めると、右手に持った斧を突きの要領でロンドの身体に叩き付ける。

 

「があっ!?」

 

ロンドは痛覚による声を漏らし、大きく後退する。

 

「(相変わらず彼の腕は錆び付いていないらしい………あの時の3人の中で誰よりも余裕と無駄の無い動きをしていたが………どうやら彼は間違いなく歴戦の戦士らしい。現にスピードで不利を被っているはずなのに的確に対応出来ている………)」

 

ロンドもまたUの実力の高さに感心を寄せていた。そして、2人が次の攻撃打を考えている中、突如として近くから気配を感じた。

 

「っ………! (なんだ、この気配………!?)」

 

U達が思わず身構える中、近くからUにとって見慣れた少女の姿が現れた。

 

「………! ディスト………!!」

 

Uはディストの登場を目にし、即座に身構えた。

 

「あら、白髪のお兄様。顔が見えずとも私に対して怖い顔をしているのがよく分かりますわ………!」

 

ディストはUを嘲笑うかのようにそう呟く。そして直後、メルヘンドライバーを取り出し、腰へ装着すると、直後にゼンマイを取り出しベルト左部にセットする。

 

『ラプンツェル!』

 

これにより待機音が鳴る。ディストは右手に髪をかき上げた後に自身の胸の前へと動かし、握り拳を作ると……… 

 

「変身………!」

 

そう言って左手でゼンマイを回す。

 

『ロングヘアーレジェンド! ラプンツェルヒストリー!!』

 

これによりメルヘンの姿へと変身を遂げたディスト。彼女はUへ攻撃を仕掛けてくると、素早い動きでパンチによる素早い打撃を行ってきた。

 

「ぐっ!? (面倒なのが来たな………なら!)」

 

Uは攻撃を防ぎつつ、隙を突いた素早い蹴りでディストを蹴り飛ばすと………

 

「メイデン、力を貸してくれ!」

 

Uはそう言ってベルトからゼンマイを外し、ベルト左部へセットする。

 

『アリス!』

 

そのままUはゼンマイを回す。これによりアイアンがUの身体から排出されると同時に、近くにいたメイデンがUの身体へと取り込まれ………

 

『カスタムウォーリアー! メルヘンソードマン!! ………アリス!!』

 

Uはアリスカスタムへと変身するのだった………

 

 

 

ロンドとの対決において乱入してきたディストは、メルヘンの姿へ変身し奇襲をかけてくる。Uは姿を変える事でディストへの対決へと気持ちを切り替えるのであった………

To Be Continued………




次回予告
Uに自身を倒せないと踏んでいたディストは、以前と同じように自身の呪縛へ彼を閉じ込めようとする。だがUは、3度も同じ手をくらうまいと、ある対策を立てていた………
次回「呪縛への対抗打」
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