人形異世界救出記〜失われしメイデンの救済〜 作:Uさんの部屋
ロンドの魂を救出したUは、冷静さを取り戻す形で怪物と戦闘を行う。ディストの妨害すらものとのしないUは、そのまま必殺の一撃によって怪物を撃破するのであった………
ディストが撤退したのを見届けたUは、メイデン達へ視線を向けると共にサムズアップする様子を見せる。メイデン達はUの様子を見ると、皆嬉しそうな様子を見せていた。
「………もうすぐこの世界も壊れる。帰ろう、皆で元の世界へ………」
Uは近くから音を立てて何かが砕ける音を耳にすると、そう言って現実世界への帰還を語る。その直後に周囲の光は強まり、U達は光の中へと飲まれたのであった………
その直後、Uは意識を取り戻すように目を開ける。そこは『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』のアジトであり、メルヘンソードマンドライバーによって現実での意識を失う直前までいたUの自室にてUやメイデン達は目を覚ました。
「戻ってきた………って事は………」
Uは机の上に置かれたメルヘンソードマンドライバーへ視線を向ける。するとメルヘンソードマンドライバーが光を放つと、その近くへロンドの身体を構築する。ロンドの身体が現実へ再度現れた直後、ロンドはゆっくりと目を開いた。
「………ここは………?」
ロンドは周囲の状況に首を傾げる様子を見せていた。Uはロンドへ駆け寄ると………
「君のシナリオに無い、最前の解決をして見せたぞ、ロンド」
そう言って、にこやかな笑顔と共にロンドの予想を上回る結末に持ち込んだ事に笑う様子を見せていた。それを聞いたロンドは驚く声を漏らすと………
「………僕の予想を上回る最前の解決か………流石だよ」
少し考える様子を見せた後にそう言ってUの事を認める言葉をかける。Uはフッと笑いを零すと………
「………復活してもらって早々悪いが、君には僕達に協力してもらう。ここまでメイデン達が復活した事で君も薄々気づいているだろうが………まだ復活していないメイデンが1人いる」
直後にそう言ってロンドへ協力を要請する様子を見せる。そして、まだ復活していないメイデンが1人いる事が話題にあがり、それを聞いたロンドは………
「………No.9メイデン、ポイズ=メイデン………かな?」
それを聞いたロンドは最後の1人について語る。ロンドの名が挙がった事で周りのメイデン達の空気は大きく変わるが………
「………皆が彼女の事を苦手としているのは分かる。けどさ………調べない訳には行かないよ」
Uはメイデン達を説得するようにそう呟くと、最後のメイデンの世界へと誘われる時を待つ事に決めた様子を見せたのだった………
ロンドが現実世界へ復活した事で、残るメイデンはあと1人となった。しかしその1人はメイデン達にとっては厄介なポイズ=メイデンであった。果たして、最後のメイデンとの対決はUにとってどのような命運を辿る相手となるのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
数日後、最後の戦いの時を待つUに対し、かつての戦いの時の思い出を語るメイデン。ポイズの厄介な人間性を知る2人は、最後のメイデンが彼女である事に不安な様子を見せていたのだった………
次回「最後のメイデンへの懸念」