人形異世界救出記〜失われしメイデンの救済〜 作:Uさんの部屋
メルヘンドライバーを手にしたエレガンは遂に過去の記憶を取り戻す事となった。その直後にUが自身の憎んでいた相手である事を思い出したが、Uに救われた借りを返す為に戦い始めるのだった………
メルヘンの姿へ変身したエレガンは両手から鞭を伸ばして攻撃を狙うものの、怪物のスピードを前には捕えられず、怪物は素早い動きでエレガンへ接近し体当たりをしかけた。
「ぐっ………!?」
エレガンは思わず苛立ちの声を漏らしつつも、諦めず鞭を伸ばす。だが怪物のスピードは速く苦戦を強いられていた。
「ちっ、面倒ね………!」
エレガンは自身が苦戦する状況に思わず舌を鳴らす。それを見ていたU達は………
「やはりスピード面で押されている………」
エレガンがスピード面で苦戦させられている事を感じていた。だが、その際にメイデンの頭の中で1つの光明が浮かぶ。
「………U、恐らく奴を倒す為にはエレガンの力が必要………ならば私達がエレガンへ攻撃を当てさせる事は出来ないかしら?」
それは、自分達がエレガンに攻撃を当てさせられるようフォローする事だった。
「成程………その手があったか」
Uはメイデンの策に頷くと、素早い動きで怪物に接近する。エレガンに気を取られていた怪物はエレガンの攻撃をかわす事こそ成功したものの、直後にU達は羽交い締めにして抑え込む。
「なっ………!? 貴方達………!?」
これを見たエレガンはU達の行動に驚く様子を見せた。
「やれ、エレガン! コイツを倒すには君の力が必要だ………!!」
Uはエレガンを後押しする言葉をかけると、怪物を倒すよう促す。それを聞いたエレガンは左手で自身の目元を覆い隠したものの………
「………お礼は言わないわよ」
そう言ってベルトにセットされたゼンマイを回し始める。そして、ゼンマイを回してエネルギーを右手へ収束させると同時に左腕から鞭を伸ばす。U達がそれを見て怪物を鞭に向けて投げ飛ばす。これにより、怪物を鞭で拘束すると同時に、エレガンは右拳のエネルギーを集中させると………鞭を手前に引っ張り怪物を手前に吹き飛ばす。
「消えなさい………!」
それによって迫ってきた怪物に向けてエレガンは必殺のパンチを叩き込んだ。
『イバラヒメメルヘンエンド!!』
これによって怪物は致命的なダメージを負い爆散する。その光景を見ていたUはそんなエレガンの姿を目の当たりにし………
「復活したみたいだな………エレガン=メイデンの名を持つ少女として………」
どこか嬉しそうにそう呟くのだった………
エレガンは復活して間も無く怪物と戦闘になるものの怪物のスピード差に苦戦を強いられた。だが、U達の協力を得て怪物を見事撃破。これによりエレガン=メイデンは完全な復活を遂げたのだった………
To Be Continued………
次回予告
怪物が倒れた事で意識が暗転し、再び現実へ戻るU。そしてその直後、メルヘンソードマンドライバーが光を放った事で、とある人物が再び現実世界での姿を取り戻したのだった………
次回「復活のNo.3メイデン」