人形異世界救出記〜失われしメイデンの救済〜 作:Uさんの部屋
思わぬ形で得たポイズのゼンマイを使ってシラユキヒメカスタムへと変身したU。怪物に有効打を与えて圧倒する中、またしてもディストがUの前へ現れ、立ち塞がるのだった………
ディストはUへの言葉を言い放って間もなく、2度目の攻撃を仕掛ける為に接近する。だがUはメルヘンセイバーを振るう事でディストを攻撃。ディストはこれを左腕で咄嗟に防ぐが、シラユキヒメカスタムのパワーに押され、そのまま横へと吹っ飛ばされてしまった。
「なっ!? (白髪のお兄様のパワーが強い!?)」
ディストはUのパワーに押された事へ首を傾げていた。だがメイデンはUがディストをパワーで押した事に納得する様子を見せており………
「(ポイズが変身するメルヘンはパワー型のスペックを持っている………機動力こそ私に劣るけれど、その分破壊力や力、接近戦における1発毎の威力は私のアリスヒストリーを上回っている………!)」
自身が基本形態としているアリスヒストリーすら上回る力を持つ形態が、ポイズの変身するシラユキヒメの力である事を思い返していた。その一方、元々シラユキヒメヒストリーに変身した当の本人であるポイズは、Uと視覚を共有する形で見ていた自身の視界に動揺しつつも、どこか懐かしい様子を感じていた。
「(この光景………不思議と懐かしい………まるで初めてじゃないみたい………)」
ポイズは記憶上経験した事が無いと思っているはずの光景に既視感を覚えていた事を不思議がっていた。だがその一方でディストはUへ押される状況を訝しく感じており………
「(このまま白髪のお兄様へ一方的に押される訳にはいきません………)こうなれば仕方ありませんね………!」
ディストはUへ押される状況を変えるべく、そのままベルト左部のゼンマイを回し始める。だがUも冷静にベルト左部のゼンマイを回し始める。
『ラプンツェルメルヘンエンド!!』
これにより、ディストは右拳にエネルギーを纏わせたパンチを狙ってくる。だがUも当時にエネルギーを右拳へ集束させており、彼もパンチを選択した事で、互いに必殺のパンチを叩き込んだ。
「ぐうっ!?」
だがパワーはUの方が上であり………
「はああああっ!!」
そのまま彼の拳がディストを押し返し、近くの壁まで吹き飛ばして見せた。
「うあああっ!?」
ディストは近くの壁へ直撃して間もなく地面へと倒れ、そのまま変身が解除されてしまった。その一方、Uは冷静な様子でディストへ視線を向けたのだった………
かつての光景を前に既視感を覚えるポイズに対し、Uは圧倒的な実力でディストを返り討ちにして見せた。果たして、このまま怪物の撃破へと動く事が出来るのであろうか………?
To Be Continued………
次回予告
ディストを変身解除へ追い込んだ事により、Uの標的は怪物へと戻ろうとしていた。だがディストは突如としてドス黒い闇のエネルギーを身体から放出するのだった………
次回「ディストの強い闇」