人形異世界救出記〜失われしメイデンの救済〜 作:Uさんの部屋
変身したエレガンは怪物のスピードに苦戦を強いられるが、Uの援護で攻撃チャンスを得る。そしてエレガンによる必殺の一撃で怪物を撃破するのであった………
怪物を倒して間もなく、世界は音を立てて崩壊を始めると共に白い光が周囲を覆い、Uの意識を遠くさせるのであった………
そして、Uは再び現実に意識を取り戻した。そこには2人の様子を見ていたピンクが近くの席に座っており………
「………戻ってきたんだね」
ピンクはUが目を覚ますと同時にそう呟いた。そしてUが目を擦る中、彼の近くにて共に眠っていたメイデンが目を覚ますと………
「………どうやら救えたみたいね、エレガンのこと………」
Uに向けてエレガンを救えた事を語った。そしてその直後、Uが持つメルヘンソードマンドライバーが光を放つと同時にU達の前にレーザープリンタの要領で人の形を構築する。するとそこには先程救ったエレガンが立っていた。
「………!? これは………!」
エレガンは自身が復活した事が信じられない様子を見せていた。
「どうやら君も復活したらしいな、エレガン」
Uはエレガンの復活について口にする。
「………私を復活させるなんて………何を考えての行動?」
エレガンは、Uが自身を復活させた事に首を傾げながら問いかける。
「さてな」
Uははぐらかすようにそう呟いた。だが少ししてエレガンの肩を叩くと………
「………こんな事をしても私は貴方に感謝する気は無いわ。絶対にね」
そう言って、自身がUに感謝する気は無い事を語った。それを聞いたUは………
「そっちこそ勘違いするなよ。僕は過去の君の罪を許したつもりはない………だけど、君を利用する価値があるから助けた………それだけだ」
そう言って強気に言葉を返すと共に、自身はあくまでエレガンの利用の為に助けただけだと返した。それを聞いたエレガンは………
「上等じゃないの………なら私を利用して見せなさい………!」
そう言って対抗意識を燃やす様子を見せた。だがこの2人の対話は、以前までの殺し合う関係からは変化しており………それを表すかのようにUの左手の中で光が放たれると………そこには新たなゼンマイが出現していた。
「これは………」
Uは新たなゼンマイの出現に驚く様子を見せる。だが、エレガンと話し合った際に生まれたゼンマイである事から………
「(………これはエレガンとの対話で生まれたゼンマイ………そういう事だな………)」
心の中でそう考える様子を見せたのだった………
エレガンの世界で怪物を倒した事により現実へ舞い戻るエレガン。U達はまだエレガンの事を完全に許してはいないものの、エレガンとの絆は確かに生まれており、U達の関係は以前までと大きく変化したのであった………
To Be Continued………
次回予告
エレガンの復活から数日。Uとエレガンは口が悪いながらも互いに理解し合う関係となりつつあった。そんな中、Uの持つメルヘンソードマンドライバーは、新たな戦いへの道を開ける事となったのだった………
次回「新たな世界への扉」