ポケットモンスター フロンティアブレーンサトシの新たな冒険   作:有頂天皇帝

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まえがき
プロローグまず書けたので短いですが投稿しますね。本格的な度は次回から始めますがアニメとは異なる展開で話を進めていきますのでどうかよろしくお願いします。


本編
プロローグ 理想の黒竜との出会い


PWCSにて新たな世界チャンピオンになったサトシはその地位に満足することなく自分の夢であるポケモンマスターになるためにもっと成長すべく旅を続けていた。様々な経験を積んできたサトシはより成長し大人へと1歩進んでいた。

そしてそんなサトシもまた新たなステージへと登るためにこれまでとは違うことに挑戦しているのだった。

 

 

 

マサラタウンからグレンタウンを結ぶ海域にある孤島。その孤島にはカントー地方の第八のバトルフロンティア施設【バトルアイランド】を中心に野生のポケモンたちが暮らすためのエリア、心や身体が傷ついたポケモンたちの拠り所となる保護施設、一般人でも立入り可能な観光エリア、ポケモン達の修行用のバトルエリアなど様々なエリアに区分されている。そのためそれなりのスタッフがこの島にいるがその全員がポケモンGメン、国際警察、ポケモンレンジャー、ポケモン協会などが厳選に厳選を重ねた強者たち(最低でも過去に二回はポケモンリーグにてベスト16に入っている)であるために安心して任せられていた。

 

まぁこの島は強いポケモンから珍しいポケモン、さらには噂ではあるが伝説・幻ポケモンたちがいることからポケモンハンターや密猟者などからは宝の山のように思えるが実際にそんな目的で訪れた者たちは全員トラウマレベルになるほど島のポケモン達にボコボコにされた上で刑務所に送られていたりするので実力のある組織ほどこの島に手を出すことはなかったりする(例外はロケット団のとある2人と1匹のトリオであるが・・・)

 

そんなバトルアイランドのフロンティアブレーン【アイランドマスター】のサトシは今バトルエリアに用意している治療施設にて先程緊急治療を行ったポケモンの様子をガラス越しに心配しそうに見ていた。

 

「ゼクロム・・・」

 

「ピカピ・・・」

 

サトシとピカチュウは現在友人にして一流のポケモンドクターになったタケシとバトルアイランドの医療スタッフたちが治療してくれたポケモン────ゼクロムを見ていた。

数時間前、サトシがいつものように手持ちのポケモンたちとバトルの特訓をしていたらバトルアイランドの海をパトロールしているギャラドスから緊急の連絡が入り海岸に向かうとそこには傷だらけのゼクロム(なおポケモンの名前はアルセウスから聞いた)を発見しカビゴンに頼んで医療施設に運び容態を診てもらっていた。

 

幸い命に別状はないようでしばらくの間安静にしていれば問題は無いとタケシから伝えられたことで一安心はしたもののゼクロムの明らかにポケモンの技だけでなく鞭などの人の手による調教の傷があるためにゼクロムになにかあったのだろうとサトシは察していた。

 

『サトシ少しいいか・・・』

 

「ミュウツー?どうしたんだ」

 

『アルセウスがゼクロムについて話したいことがあるそうだ。そのために意識をゼクロムに集中させてくれ』

 

「アルセウスが・・・?わかったよ」

 

ゼクロムの様子を静かに見守っていると外にいるはずのミュウツー(X)がテレパシーでサトシに話しかけてきた。最初はアルセウスの言っていることに疑問を感じたがすぐに信じて意識をゼクロムに集中させる。するとサトシの意識は真っ白な空間に飛ばされ、そこにはアルセウスを初めとしたサトシの仲間となっている伝説・幻のポケモンたちとゼクロムが待っていた。

 

『アルセウス、彼がおまえ達の主か』

 

『そうだ。我らの大切な友にして唯一のトレーナーサトシだ』

 

ゼクロムはアルセウスに確認するようにサトシのことを尋ねるとアルセウスは誇らしげに自分がサトシのポケモンであることを伝える。それはアルセウスだけでなくその場にいるポケモンたち全員がその言葉に同意するように笑顔を浮かべていた。それを見たゼクロムは少し驚いた表情を浮かべるもアルセウスたちが認めるトレーナーならばもしかしたら今自分たちが抱えている問題を解決出来るかもしれないと考え、ラティアスやアグノムたちと戯れているサトシに声をかけることにした。

 

『マサラタウンのサトシ、今私の故郷であるイッシュ地方に危機が迫っている』

 

「危機だって・・・!?」

 

ゼクロムの真剣な表情から語られる言葉にサトシは気を引き締めてその話を聞き始める。ゼクロムから語られたのは彼がここまで来るまでにあった出来事だった。

 

数年前からイッシュ地方の伝説ポケモンの一体であるゼクロムはイッシュ地方に悪しき存在の気配を感じ同じ伝説ポケモンであるレシラムやキュレムたちと協力して人目を避けながらイッシュ地方全体を探っていた。そんなある日、ソウリュウシティ近辺を飛んでいたところをボルトロスとトルネロスたち伝説ポケモンによる襲撃を受けてしまい同じ伝説ポケモンである2匹に襲われている理由も分からず迎撃しようとしたところをゲーチスと名乗る初老の男性と彼の配下らしき集団プラズマ団による集団攻撃を受けてしまい囚われてしまった。

 

そして気絶してしまったゼクロムはそのままプラズマ団のアジトにて鎖や拘束器具などによって身動きが取れない状態にされた上でゲーチスに配下になるよう命令され、それを拒否しては拷問器具さらにはポケモンたちによるリンチを行って心を折りに来た。だが半月ほど前にゲーチスの息子を名乗る少年の手によってゼクロムは解放され、ゼクロムは開放された喜びを表すかのようにアジト内で暴れまくりそれによって彼と同じように捕まっていたポケモンたちが暴れながら逃げた。そしてある程度アジトを破壊してから脱出したが自らのいる場所が分からなかったのと傷つきすぎていたために途中で気絶し海に落ちてしまった。沈みかけていたところを偶然海を泳いでいたホエルオーの群れが救助し、その後傷だらけのゼクロムを見て安全な場所で治療を行う必要があると考え、こうしてポケモン達にとって楽園と呼ばれる島【バトルアイランド】へと運び込まれて今治療を受けているのだった。

 

「そんなことが・・・」

 

『連中が何を企んで私を狙っていたのかは分からないがロクな目的ではないことはわかる。それを止めるために私はイッシュに戻らねばならないのだが・・・』

 

サトシがゼクロムから語られた内容に衝撃を受けているのを見ながらゼクロムは傷が癒え次第イッシュ地方に戻ることを口にするもどこか歯切れが悪かった。それというのもゼクロムにとってイッシュ地方を救うことにあまり積極的に慣れないでいた。それというのも今のイッシュ地方を守ろうという気持ちがゼクロムは正直湧かないでいた。

 

『今のイッシュはかつて私たちと私たちの英雄が守ってきた姿とはかけ離れた醜いものとなっている・・・』

 

今のイッシュ地方は自分たちが守っていた時代に比べて自らの実力を過信しイッシュ地方こそが至高でありそれによって他地方を見下すようになったりポケモンを進化させるのが当然であったり、タイプ相性など基本的なことこそが全てだと思ったりなど自分たちの考えが正しいと思いそれ以外を認めないようになっていた。そのために他地方に比べて色々な面で劣っている。故にゼクロムはイッシュのトレーナーの多くに失望を隠せず果たして本当に守るべきがあるのか悩んでいた。

 

「・・・俺はイッシュ地方のトレーナーがどんな連中なのかは分からないからゼクロムの気持ちを理解出来ないかもしれない・・・」

 

『・・・・・・』

 

「でも、もしそのプラズマ団って奴らのせいでポケモンたち苦しんでいるって言うなら俺はそれを見過ごせない。だからゼクロム、もしお前がイッシュを救うために行動するなら俺も協力するぜ」

 

サトシは迷うことなくゼクロムに協力することを宣言した。それに対してゼクロムは思わず目を見開いて驚いてしまう。今の話を聞いて協力してくれると即答するとは思わなかったのもそうだがここまでポケモンのことを思う人間に久しぶりに会えたことにゼクロムは嬉しさを感じていた。

 

(アルセウス・・・お前たちが彼を認めている理由が少しだがわかった気がする・・・)

 

ゼクロムはかつて自分が認めた英雄に匹敵いや、もしかしたらそれ以上の存在になるかもしれないサトシと出会えたことと彼を認めているアルセウスたちを少し羨ましそうにしながら小さく微笑んだ。

 

数日後、タケシたち医療チームの治療によって完治したゼクロムと共にマサラタウンのオーキド研究所に向かいオーキド博士に今回のことを相談しイッシュ行きの飛行機の便のチケットを取ってもらった。また、その際にせっかくだからイッシュリーグに参加するのもいいのではないかと言われイッシュ地方を旅してきなさいと背中を後押しされた。

 

その後はバトルフロンティアのオーナーであるエニシダにしばらくの間フロンティアブレーンを休みたいことを願うと一発OKを出してくれた。サトシのバトル施設であるバトルアイランドに挑戦するには最低でもフロンティアシンボルを5つ集める必要がある。そのためにサトシに挑む挑戦者は中々いないので長期休暇をとっても問題ない。もし挑戦者が訪れたとしてもサトシの仲間にはギラティナがいるために反転世界を経由して戻ってくることも可能であることも許された理由である。

 

また他にもポケモンGメンのワタルやポケモンレンジャーのヒナタ、ハジメ、ジャッキー、ポケモン協会のキクコなどバトルアイランドに関わっている人達にしばらくバトルアイランドから離れることを伝えるとスタッフや警備員の数を増やしたりしてバトルアイランドの平穏とポケモンたちのことは任せて欲しいと言われた。

 

他にもいろいろな人々に声をかけたりしながら旅の準備をしているとオーキド博士からイッシュ地方行きのチケットをもらいイッシュ地方へと旅立つのだった。

 

 

────大きく成長した少年──否、青年サトシは本来の物語とは異なる旅路、出会い、戦いがイッシュ地方で行われることを、そしてサトシをきっかけにイッシュ地方は良い方向へと変わっていくことをこの時はまだ誰も知らない・・・

 




あとがき
どうでしたかね?ちなみにこのサトシくんは旅立つ前にガンテツさんからガンテツボール全種類×20個セット、タケシからポケモンフーズとシチューのレシピ、ハルカやヒカリたちコンテスト組からポロックやポフィン、その材料の木の実セットなど色んな人たちから色んなものを渡されてたりする。トウコたちの手持ちまだ決まってませんが小説を書きつつ考えるつもりなので参考になりそうな感想やコメント、メッセージ何時でもお待ちしております。

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