ポケットモンスター フロンティアブレーンサトシの新たな冒険 作:有頂天皇帝
前回サトシが既にアララギ研究所にいた理由としてはイッシュリーグに参加するために必要なイッシュ地方のポケモン図鑑を手に入れるためとオーキド博士からのお使いとして他地方のポケモンのデータを渡すためなどの理由です。サトシが持っていたタマゴがなんのタマゴかは本編で語ります。
オノノクスを治療室に運んだ後、アララギ博士に呼ばれたサトシとトウコは比較的損傷の少ない部屋に来ていた。
「改めてだけどありがとうねサトシくん。あなたがいなかったら研究所はもっと酷い被害にあってたかもしれないわ」
「いえ気にしないでください。それよりオノノクスの容態は・・・」
「安心してちょうだい。サトシくんのサーナイトが癒しの波動で傷を癒してくれたおかげでもうある程度の傷は回復しているわ。そう時間もかからないうちに全快するはずよ」
「そうですか・・・よかった・・・」
サトシはアララギ博士からオノノクスの容態が問題ないと聞けて一安心したのかふぅ──と息を吐いた。それを見たアララギ博士は本当にポケモンのことを大切に思う優しい少年だと嬉しそうに微笑む。その様子をタマゴを抱き抱えながら見ていたトウコは会話に入っていいか迷ってしまい静かにしているしかできなかった。それに気づいたアララギ博士はトウコにサトシのことを紹介するのだった。
「あぁトウコちゃんに彼のことを紹介してなかったわね。彼はカントー地方のマサラタウン出身のサトシくん。イッシュだとそこまで知られてはいないけど現世界チャンピオンとしてポケモントレーナーたちの憧れよ」
「えっ!?」
「いや─俺なんてまだまだですよ」
トウコはアララギ博士によるサトシの紹介を聞いて驚きの声を上げながらサトシを見るが、サトシ自身はまだ自分はそんなふうに言われるほどのトレーナーではないと過小評価しながら指で頬をかいていた。
「そ、そんな凄いトレーナーがどうしてアララギ研究所に・・・?」
「まぁ、ちょっとした用事でイッシュに来てな。そのついでにオーキド博士からもお使いとしてアララギ博士に他地方のポケモンたちの研究データや君の抱えている子についての話を・・・」
「あっ!そうだった。この子お返ししますね────」
トウコは世界チャンピオンであるサトシがどうしてここにいるのか尋ねるが、サトシはゼクロムたちのことを話すわけにもいかず少し誤魔化しながら表向きの理由を話しているとトウコはずっとタマゴを抱えっぱなしだったことを思いだし、サトシにタマゴを返そうとしたその時だった。
「えっ────?」
「あらっ」
「これは・・・」
サトシがタマゴを受け取ろうとした瞬間、トウコが手にしているタマゴが光り輝きその光が段々強くなったかと思えば少しずつ光が収まっていくと1体のポケモンが姿を現した。
「カゲェ~」
タマゴから孵ったのはカントー地方での初心者用ポケモンの1体として渡される炎タイプのポケモン・ヒトカゲだった。初めてポケモンが生まれた姿を見たトウコはなんとも言えない感動を感じて言葉が出ないでいた。それに気づいていないのかヒトカゲは目の前のトウコを親と思っているのか嬉しそうに抱きついていた。それを見たサトシとアララギ博士はあることを思いついたのか笑みを浮かべる。
「トウコ、もし良かったらだけどそのヒトカゲを貰ってくれないか?」
「えぇっ!?」
「その子、トウコちゃんに懐いてるしその子の親のトレーナーであるサトシくんが認めているから問題は無いわよ」
サトシとアララギ博士からの提案にトウコは目を白黒しながらオロオロするが、サトシとしてはタマゴが認めてくれたトレーナーにそのポケモンを託す気でいたのでヒトカゲもトウコに懐いているから問題ないと考える。アララギ博士もまた生まれたばかりというのに少し不安はあるが親であるサトシが認めたのならば問題ないと後押しする。
「その、本当に私でいいのかな・・・?」
「カゲッ!!」
「ありがとうヒトカゲ!!」
トウコは確認するようにヒトカゲに問いかけるとヒトカゲは嬉しそうに鳴き声を上げながら笑顔を浮かべて抱きついてくる。それに嬉しさを感じたトウコはヒトカゲを両手で優しく抱き上げる。
その後トウコはサトシからヒトカゲのボールを貰い、アララギ博士からはポケモン図鑑や捕獲用のモンスターボールなど旅に必要なものを渡され旅の準備をするために一度家に帰宅した。
その夜に父親に初めてのパートナーとなったヒトカゲを見せた。その時にわかったことだが、カロス出身の父親はハリマロンを、イッシュ出身の母親はミジュマルを最初のポケモンにしたという話を聞いたのであった。そして寝る直前、ふとネットでサトシの事をググった。何かしら情報があるだろうと思ったからだ。
「すごい・・・!カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ、カロス、アローラ、ガラル、パルデアの全てのリーグを優勝している上にカントーとシンオウのバトルフロンティアを完全制覇してフロンティアブレーンに就任。他にも色んな大会で好成績を残していたりポケモン保護団体含めた色んな企業がスポンサーになっている。あのピカチュウが強いのは理解できたけどこんなすごいトレーナーだったなんて・・・!よし、決めたわ!!私は・・・」
何かしらの決意をして、トウコは明日から始まる旅に向けて早めの就寝をするのだった。
そして翌朝、アララギ博士に見送られてサトシもまたイッシュ地方を旅しようとしたらオノノクスがサトシのそばを離れまいと上着の袖を軽く噛んでいた。それを見ているアララギ博士はクスクスと微笑みながらサトシにある提案をする。
「その子、すっかりあなたに懐いちゃったみたいね。ゲットしてあげたら?」
アララギ博士からの提案を聞いたサトシはオノノクスのことを一度見てからバッグの中から空のモンスターボールを取りだしオノノクスに見せる。それを見たオノノクスは嬉しそうに目を細めながら自分からモンスターボールの開閉スイッチに触れ、そのままゲットされた。
「オノノクス、ゲットだぜ!!」
「ピッピカチュウ!!」
これによりサトシはイッシュ地方で初めてのポケモンとしてオノノクス(色違い)をゲットしたのだった。そして最初の第一歩として1番道路へ足を踏み出そうとしたら同じように旅に出ようとしているトウコが声をかけてきた。
「サトシ!」
「トウコじゃないか!どうしたんだ?」
「もし良かったらさ私も一緒に旅をさせてくれない?昨日のバトルを見たのと、サトシのこれまでの経歴を知ったの。それで、サトシから色んなことを学びたいと思ったんだ」
「勿論大歓迎だぜ!宜しくな、トウコ!」
サトシとトウコは握手した。こうしてサトシは早速新しい仲間だけでなく旅仲間もゲットしたのだった。
「それじゃあ、貴方達の旅がとても有意義な物であることを心から祈るわね」
「「はい!」」
2人はしっかりと返事をして、カノコタウンを出発した。
旅に出たサトシとトウコは、ポケモンリーグに挑戦するためにまず最初のジムがあるサンヨウシティを目指して歩いていた。
「次がサンヨウシティなのか?」
「いいえ。ここを抜けると、カラクサタウンに着くのよ。で、そこから西に行って、抜けるとサンヨウシティだよ」
「そっか。じゃあ、焦らず行こうぜ!」
その時だった。草むらが揺れたかと思えば草むらから、鳩の様なポケモンと小犬のようなポケモンが飛び出て来た。
「あれは!」
サトシが図鑑を掲げる。そこにはマメパトとヨーテリーが出ていた。
「マメパトとヨーテリーか」
「サトシ!私がヨーテリーを狙ってもいいかしら?」
「いいぜ。なら俺はマメパトだな。頼むぞピカチュウ!!」
「いくよヒトカゲ!!」
こうしてサトシはピカチュウを、トウコはヒトカゲを繰り出した。トウコにとっての初バトルにして初ゲットの挑戦。果たしてどうなる事か・・・
まずはサトシの方から見てみよう。
「よし!ピカチュウ、10万ボルトだ!」
「ピ~カ~チュウゥゥゥゥ!」
まずサトシはピカチュウの得意技でもある電撃を放つが、マメパトは自慢のしなやかな飛行能力で華麗に躱す。
「やるな」
サトシはマメパトの回避能力を見ながら感心するようにそう呟くが、十分に距離をとったマメパトは上空からエアカッターで攻撃してくる。
「ピカチュウ、アイアンテールで叩き落とせ!!」
サトシはピカチュウに迫るエアカッターをアイアンテールでたたき落とすように指示を出す。自身の攻撃が全て防がれたことに驚きマメパトは動きを止めてしまう。
「クルク!?」
「今だピカチュウ!エレキネットでマメパトを拘束するんだ!!」
「ピッカァ!!」
ピカチュウは動きが鈍ったマメパトにたいして蜘蛛の巣状の電気の網を勢いよく尻尾で飛ばす。エレキネットで拘束されたマメパトはダメージを受け続けながら落下していく。
「いっけぇ!モンスターボール!!」
サトシはモンスターボールをマメパトに当てる。すると、その中へ吸い込まれるようにマメパトが入っていった。3回揺れた後、ポンッ!という音を立てて止まった。
「やった!マメパトゲットだぜ!」
こうしてオノノクスに続いて新たにマメパトがサトシの仲間に加わった。
続いてトウコ。初めてのバトルに若干緊張しながらもその目はヨーテリーのことを強く見ていた。
「まずは火の粉で様子見よ!!」
「カァゲェッ!!」
トウコはヒトカゲに火の粉の指示を出してヒトカゲは口から小さい炎を出してヨーテリーを攻撃するが、ヨーテリーはジャンプして火の粉を回避しそのまま体当たりでヒトカゲを弾き飛ばす。
「ヒトカゲ大丈夫!?」
「カゲッ!!」
「よし!なら今度は引っ掻くで反撃よ!!」
トウコはヒトカゲがまだ戦えることを確認すると今度は引っ掻くの指示を出す。体当たりしたばかりで体勢を立て直せていないヨーテリーの胴体にクリーンヒットしてダメージを与える。
「これで決める!竜の怒り!!」
引っ掻くのダメージからすぐに立て直そうとしたヨーテリーにたいしてそんな隙は与えないと言わんばかりに今ヒトカゲが覚えている技の中で1番威力のある竜の怒りを指示すると、始めてみる技に膠着してしまったヨーテリーはまともにくらい吹っ飛ばされる。
「行け!モンスターボール!」
ボールの中にヨーテリーが吸い込まれる。数回揺れた後、ポンッ!という音を立てて止まった。
「やった!ヨーテリーをゲット!」
初めてのポケモンゲットにトウコは思わずガッツポーズを決めた。ヒトカゲもまた初めてのバトルに勝利したことが嬉しいのか小躍りしていた。
「トウコ。オボンの実をヨーテリーに」
サトシはゲットしたばかりのマメパトにオボンの実をあげながら別のオボンの実をヨーテリーのためにトウコ手渡した。
「ありがとうサトシ。出て来てヨーテリー!」
トウコはゲットしたヨーテリーをボールからだす。
「これを食べてちょうだい。オボンの実よ」
トウコから手渡されたオボンの実を受けとりそのまま勢いよく齧り付くとそのまま全部食べ、オボンの実を完食すると満足したらしく、トウコに笑顔を見せた。
「さあ。ポケモンをゲットした事だし、メシにしようぜ!」
サトシは、30分ほどでサンドイッチを作った。
「美味いしい!」
「前にパルデア地方を旅した時に一緒の旅仲間のペパーから作り方を教えてもらったんだ」
「へえ!」
ポケモン達も、かつての旅中まであるタケシから教えてもらった特製レシピを元にサトシが特別に調合したポケモンフーズを食べていた。
昼食を食べ終え、2人はまた歩き出したのだった。その途中でトウコは新たに2体のポケモンをゲットしながらカラクサタウンに向けて旅を進めていた。そしてそのカラクサタウンではあることが起きていた。
「そこまで!この勝負、フシギダネの勝ち!!」
「ありがとうフシギダネ。今日もよく頑張ってくれたね」
「ダネダネ」
カラクサタウンのバトルクラブと呼ばれるバトル施設にて長い緑髪の男性──Nは草タイプのフシギダネで炎タイプのポカブに見事勝利を収めていた。Nはまた新しく手持ちになってくれたフシギダネとまた深く絆を結べたと2人で喜びあっていた
だが、そのムードもすぐにぶち壊されることになる
「てめえ!何してやがんだ!草タイプに、しかも田舎のポケモンなんかに負けやがって!」
「カブ・・・」
「俺の顔に泥を塗りやがって・・・これだから弱いやつは嫌なんだ!」
Nの相手のトレーナーが、ポカブに暴言を吐きまくっていた
それを見たNは、それを見過ごすことはできず、相手のトレーナーに注意をしにいった。
「キミは頑張ってくれたポカブに労いの言葉をかけることもできないのかい」
「ダネダネダ!!」
「こいつが弱いのが悪いんだよ!関係ないてめえはすっこんでろ!」
「それはできないね、1人の人間として、そしてポケモンを大事にしているものとしてこの状況を見過ごすわけにはいかない」
「うるせえ!綺麗事を並べてんじゃねえ!」
ポカブに暴言を吐いていたトレーナーにNが注意をすると、トレーナーは逆ギレし、Nに掴みかかろうとした寸前でバトルクラブの管理人であるドン・ジョージがこれ以上は見過ごせないと二人の間に割って入る。
「そこまでだ!君、これ以上不快な行動をした場合は、ジュンサーさんに通報する!」
「な!?チッ・・・緑髪野郎・・・覚えてろよ!」
そのトレーナーはポカブをモンスターボールに戻し、捨て台詞を吐いてその場から立ち去っていった
「助けていただき、ありがとうございます」
「うむ、君に怪我がなさそうで良かった」
「それにしても、何故イッシュはあんなにも人としての基本がなっていない人が多いんでしょうか・・・」
「それは私も思っていたりする、そしてそんなイッシュを変えなければならないのも、我々大人の役目だったりする、少しでもあのような人間が減るように、我々もしっかり指導していかなければ・・・」
Nとドン・ジョージは、ポカブのトレーナーが去っていった方を見ながらこのイッシュの現状に嘆いていた。
新たな仲間をゲットしつつサンヨウシティに向けて旅を続けるサトシとトウコ。
「とりあえず、ポケモンセンターに行こうか!」
「そうですね!」
「ピカピカ!!ピ!!」
そろそろ日もくれてきたということでサトシはポケモンセンターに宿泊することを提案するとトウコとピカチュウはそれに賛同した。そうしてしばらくのんびり歩いていると何処からかマジックハンドが伸びて来て、ピカチュウを捕まえた。
「ピカチュウ!」
「何なの!」
「何なの!と聞かれたら・・・」
「答えてあげよう明日のため」
「フューチャー 白い未来は悪の色」
「ユニバース 黒い世界に正義の鉄槌」
「我らこの地に その名を記す」
「情熱の破壊者 ムサシ!!」
「暗黒の純情 コジロウ!!」
「無限の知性 ニャース!!」
「さぁ集え!!ロケット団の名のもとに!!」
それはいつもサトシのピカチュウを追いかけてる、ロケット団の三人組であるムサシ、コジロウ、ニャースだった。
「ロケット団!またお前たちか!!」
「サトシさん、あの三人と知り合いですか?」
「ああ!人のポケモンを奪う悪い奴らだ!」
「何ですって!」
サトシはこれまで旅してきた全地方でピカチュウを始めとしたポケモンたちを狙ってずっと追ってきているロケット団のことをトウコに説明しながらロケット団のいる気球を睨みつける。
「人のポケモンを奪い悪の限りを尽くし、世界を手に入れる!!それが我らロケット団よ!!」
「そのためにはお前のポケモンも必要なんだ!!」
「だからGETするまで諦めないにゃ!!」
「しつこすぎるだろ!!」
ピカチュウは電撃を放ったがピカチュウを捕えているマジックハンドはびくともしなかった。
「ちゃんと電撃対策はバッチリニャ!」
「だったら、行くのよ!マメパト・・・」
「ミージュ!」
トウコがさっきゲットしたマメパトを繰り出してマジックハンドを破壊しようとした寸前、何処からか謎のホタチが飛んできて、ピカチュウを捕えているマジックハンドのアームを破壊した。
「なぁぁぁ!!」
「なんでだァァ!!」
「ムサシ、コジロウアレを見るのにゃ!!」
「「ん?」」
「コイツは・・・」
ニャースが指さした方にムサシとコジロウが視線を向けると同じようにサトシもまたホタチを投げた存在に気づきその姿を見る。そこにいたのはイッシュ地方の初心者用ポケモンの1体であるミジュマルだった。
「ミージュー!」
「あれってミジュマル!野生じゃ滅多に見られないはずなのに・・・」
「ミジュ!ミジュマー!」
サトシとトウコは野生では珍しいはずのミジュマルがどうして自分たちを助けてくれたのか分からず困惑するが、ピカチュウGETを邪魔されたロケット団は怒りを露わにしてミジュマルに文句をたれる。
「ちょっとあんた!!」
「せっかくピッカチュウ捕まえたのに!」
「どうしてくれるニャ!」
「てっ!あのポケモン喋るの!?」
ここにきてようやくニャースが喋っていることに驚くトウコだが、そんなことはお構い無しにムサシとコジロウはイッシュ地方の新たなポケモンを繰り出すのだった。
「こうなったら!!行きなさい!!洞窟で見つけたやつ!!」
「モリモリ!」
「だからそれはコロモリだ!!さっきボスから貰ったポケモン図鑑で教えただろ!!」
「あれ?そうだっけ?」
「だったら俺も、出番だ!クリムガン!!」
「リッガー!!」
ムサシはコウモリポケモンのコロモリを、コジロウはほらあなポケモンのクリムガンを出して来た。
が、クリムガンは反対に飛んで、コジロウに抱きついた。
「リガ、リッガー!!」
「イテテテ!違う!あっちだあっち!」
「何やってんのよ!コロモリ!エアカッター!」
「クリムガン!スケイルショットだ!」
「ピカチュウ、10万ボルト!!」
「ミージュー!!」
コロモリとクリムガンの攻撃に対してピカチュウの10万ボルトとミジュマルのみずでっぽうで、エアカッターとミサイルばりを相殺。
「ムキー!!あのラッコなんなのよ!!」
「あのポケモンはミジュマルというらしいぞ?なんでもホタチで戦うらしい」
「ホタチで何が出来んのよ?」
「さっきアームを壊した。」
「さっきアームを壊したニャ。」
「うるっさいわね!!」
「あいつら何揉めてんだ?」
「さあ?」
せっかくあと少しでピカチュウをゲットできると思っていたところをミジュマルによって邪魔をされて怒り心頭のムサシとそれを宥めようとするコジロウとニャースの喧嘩をみて首を傾げるサトシとトウコ。
「とにかく今がチャンスだ!!ピカチュウ!十万ボルト!!サーナイト!ムーンフォース!!エーフィ!サイコショック!!オノノクス!竜の波動!!マメパト!エアカッター!!」
「私も!ヒトカゲ!竜の怒り!!ヨーテリー!シャドーボール!!ヒンバス!ハイドロポンプ!!マメパト!エアカッター!!」
サトシとトウコのポケモンたちが一斉に得意技を放った
それは悠々と気球に直撃し、大きな爆発を起こした。
『ヤナ感じ~~~~!!』
そしてお決まりの言葉を放ち、ロケット団は空の彼方へと消えて行った。それを確認したサトシとトウコはポケモンセンターへと向かうのだった。その際にミジュマルも一緒に同行したのだが念の為一時的にボールで捕獲しようとしたが弾かれてしまった。それによってミジュマルは誰かのポケモンであることがわかったためにそのトレーナーも探すために一旦アララギ博士に相談した。
「はーい、そっちはどう?サトシ君。」
サトシ「実はトレーナーが不明のミジュマルを見つけて・・・」
「ミジュマ!!」
「あら!居なくなったと思ったらサトシくんについていってたのね!!」
サトシがミジュマルのことをアララギ博士に相談しようとしたら、アララギ博士はミジュマルを見て驚いた表情を浮かべる。どうやら研究所のポケモンだったらしい。
「研究所のポケモンだったんですね」
「えぇちょっと事情があって初心者には渡せず困っていて私が預かっていたんだけどサトシくんが旅をした時にちょうど行方不明になってたんだけど・・・」
「ミジュ・・・」
アララギ博士は行方不明になっていたミジュマルが見つかってくれたことに安堵しつつもサトシの服を掴んで不安そうにしているミジュマルに気づき、ミジュマルに優しく微笑みながらサトシにあることを提案する。
「ねえサトシ君、ミジュマルの事お願いしてもいいかな?」
「いいんですか?」
「ええ!ミジュマルもサトシ君についていきたいそうだし。それにずっと研究所にいるよりもその子は外で旅した方が絶対に幸せだもの」
アララギ博士はミジュマルが研究所に返された理由を知っているためにこのままではミジュマルのためにならないと思っていたし、オーキド博士からサトシは多くの傷ついたポケモンたちを救ってきたことを聞いていたために彼ならばミジュマルを任せても大丈夫だろうと信頼することにしたのだ。
「良いのかミジュマル?」
「ミジュミジュ!」
「わかりました!ミジュマルのことは任せてください!!」
「OK!今ミジュマルのボールを転送するね。」
「お願いします!」
ミジュマルの意志も確認したサトシはアララギ博士にそう返事を返すとアララギ研究所からミジュマルのモンスターボールが転送され、サトシはそれを受け取る。
「それじゃあサトシ君!!ベストウィッシュ!!良い旅を!!」
アララギ博士は最後にサトシ達の旅の無事を祈ってから通信を切った。
「それじゃあ、ミジュマル!!今日からよろしくな!!」
「ミジュー!」
「ミジュマルGETだぜ!!」
「ピッピッカチュウ!」
サトシは新たにミジュマルを仲間にした。サトシ達はポケモンセンターで十分な休息を取ってから再びサンヨウシティに向けて旅に向かうのだった。
現在判明している手持ち一覧
サトシ
ピカチュウ♂、エーフィ♀、サーナイト♀、オノノクス♂、マメパト♀、ミジュマル♂
トウコ
ヒトカゲ♂、ヨーテリー♂、ヒンバス♀、マメパト♂、
N
フシギダネ♂
ムサシ
コロモリ♀
コジロウ
クリムガン♂
あとがき
今回はミジュマルゲットのところまで話を進めました。それと思いつきでNさんが早く登場したりオリジナルゲットとしてフシギダネを手持ちに入れてみました。ゲットした経由はまだ確定してませんがカントー地方でゲットしたかイッシュ地方で捨てられていたのを保護したとかを考えています。次回はカラクサタウンを舞台にした話からスタートしようと思います。それとトウコのヒトカゲの親は察している人はもういるかもしれませんがサトシのリザードンとジークさんのリザちゃんの子供です。なので成長したら強くなることは間違いなしでしょうが育て方次第ではサトシのリザードンみたいな反抗期を迎える可能性もあるので気をつけなきゃ行けませんね。ちなみにヒンバスは釣りで偶然ゲットしました。ゲームでも1番道路で釣りをしたら低確率でゲットできるのを思い出したのでトウコにゲットしてもらいました。
アイリスの扱いを相談
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フルボッコ(改心なし)
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軽くフルボッコ(改心あり)
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フルボッコなし(アニメ性格)
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フルボッコなし(ゲーム性格)