サトシ「メタモンだ!」俺「ぶっつぶしてやんよ!」   作:名無しの権左衛門

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1:サトシ「メタモン?」俺「初めましてだな!」

「あ、お前は!」

「メタモンよ!」

「またあいつか」

 

「よお、サトシ御一行様……まとめて捻り潰してやる!」モンッ

 

 

-

 

 俺はメタモン。一匹狼のナイスガイさ!

実は昨日、ここらへんでは珍しいピチューニキと出会った。

 

「やあ、俺メタモン。よろしく」

「やあ、ぼくはピチューだよ」

 

 俺達の出会いは、今後長く続くと思ってた。

しかし、ガルーラと出会って別れ、その時にピカチュウになったニキは、

人間に捕獲されてしまった。

 残虐極まりない人間から、ニキを救い出すと決めた俺は

ニキを操っている人間を倒すため当てのない旅に出る。

 

「待ってろ、ピカニキ。絶対に人間の呪縛から解放してやる……!」

 

 そう思って近くの街……街?

どうみても村規模の町、マサラタウンで張っているとなにやら複数の人間の声が聞こえた。

こんな閑静な街で、複数人集まるなんて珍しいと物陰から見守ってみる。

 

 ハッとしたね。脳裏に、おかしな記憶が蘇ったようなそうでないような。

 

 とにかく他人事ではない不思議な感覚があった。

そう、サトシとよばれた少年に、だ。

今まで1度も出会ったことがないにも関わらず、胸が暖かくなるような感じがした。

 

 胸の鼓動に従って彼の同行を見ていると、なんとピカニキが捕まっているじゃないか。

つまりこの温かみは、ピカニキがいるという勘だったんだ。

 

 絶対に取り戻してやる!

 

 

-

 

 

 

 トキワシティのポケモンセンターが復興途中、サトシの眼の前に突如現れる謎のポケモン。

サトシの相棒ピカチュウが、そのポケモンへ親しげに手を振るにも関わらず攻撃的な態度を示してきた。

 

<メタモン。へんしんポケモン。体の細胞を自由に組み替えて、変身することができる。 覚える技は、”へんしん”一つだけ>

 

「へえ。俺の次のポケモンはお前だ! 行け、ピカチュウ!」

「ええ!? むり!」ピカッ

「いやいやって、なんでだよ~。新しいポケモンがほしいんだよ~」

「むりってものはむり!」

 

「ピカニキ! 人間、そのサトシの傀儡になったか!」モンッ

「なってないよ! かいらいにもなってないってば!」

「ピカニキはそんななまっちょろい言葉なんて言わない!

君を取り戻してみせる。さあ、存分に戦おう、ピカニキ」

「あちゃ~」

 

「ねえ、なんて言ってんの?」

「だめだめ、つかまるようなもんじゃないよ」ピカッ

「バトル?」

「うん」

「あ~、行け! ピカチュウ!」

 

 少年サトシは、相棒ピカチュウとその友人らしきメタモンの会話を見届け、

ピカチュウの頭(かぶり)を振るう姿に察しがついた。

対戦相手は異例ともいえる野生のポケモン。メタモンはピカチュウに変身し、バトル開始となったようだ。

 

 そうしてオニスズメをたくさん倒したピカチュウは、戦闘経験0のメタモンを圧倒し退散させることになる。

 

「覚えてろー!」モンッ

「あ、逃げた!」

「げんきでねー」ピカッ

 

 タイプ相性が悪い電気ショックで、ひんし寸前のメタモンはポッポとなって飛び去っていった。

こうして少年サトシと相棒ピカチュウは、今後長い付き合いとなるメタモンとの初邂逅となったのだ。

 

 




メタモンは転生者です。いちいちここどこって説明がだるいので、簡単に地理関係がわかるようにしました。
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