サトシ「メタモンだ!」俺「ぶっつぶしてやんよ!」   作:名無しの権左衛門

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2:サトシ「メタモンだ!」俺「また会ったな!」

 

 

 俺はメタモン。一匹狼のナイスガイさ。

今俺はワンリキーニキに、技というものを教わっている。

 

 何故と思っただろう。ふふん、それは俺がどれぐらい変身相手をしっているか、を知るためだ!

 以前ピカニキにボッコボコにされた。

あれは堪えた。何度も寝食をともにした仲間であり、信頼できる友人だと思っていた。それがものの見事に、封殺ってわけだ。

 今まで見たことがないピカニキの容赦のなさ。

きっとあのサトシに、洗脳されてしまったからに違いない。

 

 俺が取り戻さないと。

 

 まずはワンリキーニキに、己の限界を教えてもらわないとな!

 

「いくぞ、十万ボルト!」

「フンッ!」

「何、地面にからてチョップして、砂を巻き上げただと!?」

「まずはフィールドを味方にするんだ!」

 

 ワンリキーニキに教えてもらったフィールド活用法。

俺がピカニキになって、ピカニキを操る人間を倒す事が一番なんだ。

よし、この力を使って、傀儡師サトシに挑んで勝利してやる!

 

 

 サトシを探すためトキワの森をさまよい、十万ボルトでスピアーたちを追い払う。途中でロケット団の二人組とニャースがボロボロ担っているところを、

横目に見ながらサムライ少年の手を借りてトキワの森を抜ける。

 ここまでピカニキの姿でやってきた。

おかげさまで、このムシムシワールドからすぐに抜けられたってもんよ。

 

 メタモンの姿じゃ、どれだけかかっていたか。

 

 さあ、覚悟しろサトシ、今すぐこの俺がお前をぶっちぎってやる!

 

-

 

 

 奥深いトキワの森を抜けニビシティへ行く道中のこと。

トランセルがバタフライへ進化し、窮地を脱したサトシ一行。

少年サトシは、虫嫌いの少女カスミと共に一時の休憩をしていた。

 

 

 ガサゴソ

「ん? なんだろ」ピカッ

「どうした、ピカチュウ?」

「なにかいるよ」

「うん?」

 

 

「よお、また会ったな!」モンッ

「メタモンだ!」

「メタモン!?」

「あ、メタモンだ!」ピカッ

「やい、サトシ! 俺のピカニキを返してもらうぞ。バトルだ!」

「モンモンって……あー、バトルしたいのか?」

「なんだよ、日和ってんのか? ならば、ピカニキを解放するんだな!」

 

「ちょっとメタモン、どうしちゃったの?」ピカッ

「ふっふっふ。ピカニキ、俺は新たな戦術を思いついたんだ」モンッ

「そうなんだ」

「そうとも、おちゃらけ少年とは違い、

俺はちゃんと俺のために頑張っているのだ!」

「どうする? バトルする?」

「当然!」

 

「どう? ピカチュウ」

「バトルしたいんだって」ピカッ

「ちょ、ちょっとまってよ、サトシ」

「んだよ、カスミ。せっかくメタモンとバトルしようってときに」

「なんでそんなに反応が薄いのよ、

出会ったポケモンはポケモン図鑑開いてるでしょ?」

「ああ! いやー、こいつとは顔なじみでさ」

 

「よし、新技見せてやるぜ!」モンッ

「かかってきなよ! 簡単にやられたりしないから!」ピカッ

 

 やる気を見せるサトシの相棒ピカチュウは、メタモンとバトルを開始する。

勝手にバトルを始めたので、途中からサトシも参加して戦うことになる。

 最初はメタモンがピカチュウに変身し、優位にバトルを進めていく。

しかし、奇を衒う技ばかりで決め手にかけていた。

 

 そこで相棒のピカチュウは、頭突きで勝負を決めることになる。

メタモンはポッポに変身し、飛び去っていった。

 

「クッソー!」モンッ

「またねー!」ピカッ

「あいつも懲りないなあ」

「捕まえないの!?」

「ピカチュウがだめだっていうから、捕まえてないのさ」

「うん、やめといたほうがいいよ」ピカッ

「そういうもんなのね」

 

 去るメタモンに手を振るピカチュウは、メタモンといっしょに過ごしたことがある。何故か人間を忌み嫌っており、このままじゃ自分の二の舞だろうと感じていた。そこでバトルを通じて、人間は悪くないと伝えたかったようだ。

 

 しかし、それも遥か遠い道のりのようであった。

少年サトシは相棒ピカチュウや少女カスミと共に、ニビシティへ再出発する。

 

 

 

 

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