「死ね!!死ねよ!!ドーベル!!」
(どういうことだ?さっきから操縦レバーが軽い?)
ドーベルは、奇妙な違和感を感じながらプロトジーラインを動かす。レックスのビームバズーカも今じゃ余裕をもって躱せるようになりすぐさま反撃もできるようになった。
「なんでだよ!なんでリーファがそこにいるんだよ!!」
「クソ、ザビ家の奴ら、レックスに何をしたんだ?」
ドーベルは、上下ガトリン砲を使おうとしたが。
(違うよベル。それじゃない)
なぜか、ドーベルは、直前でやめてキャノン砲を選んだ。
(狙うのは右20度、上10度の隕石よベル)
ドーベルは、隕石に目掛けてキャノン砲を撃ち隕石を破壊した。
「チィ!!」
隕石の破片がレックスに襲いかかり怯ませた。そのすきを狙ってドーベルはガトリン砲を構え撃った。弾幕はレックスに命中し装甲に傷をつけるがレックスは、鬱陶しそうに蠅を追い払うかのように胸部から拡散ビームを撃った。ドーベルはなんとか拡散ビームを躱しそのまま左肩の超高性能ミサイルランチャーから超高性能誘導ミサイルを撃った。
「なんだそのミサイルは!?そんな遅いミサイルが当たるかよ!!」
レックスは、ミサイルを簡単に躱しビームバズーカを構え胸部拡散メガ粒子砲を収束させると大きなビームが2つドーベルに目掛けて飛んできた。
「うぐっ!」
(あそこのデブリを撃って)
ビームを躱して左腕の3連装ミサイルランチャーから最後のミサイルを撃った。ミサイルは、狙い通りにミサイルはデブリに命中しまた、デブリの破片がレックスを襲った。
「さっきから同じ手を使いやがって鬱陶しいんだよドーベル!!」
レックスは、ビームバズーカで薙ぎ払いドーベルを睨みつけ。
「!?」
レックスのニュータイプの感覚が何かを感じ取ったレックスは、左に緊急回避をし何が来たのかを確認した。
「さっきのミサイルか!」
超高性能誘導ミサイルを撃墜しようとビームバズーカを構えるとミサイルは、大きく旋回してレックスを狙ってきた。
「なに!?」
ミサイルの動きを見てレックスは、驚愕していると。
「グハッ!!」
ドーベルのキャノン砲が命中し体勢を崩した。ミサイルは完全に命中すると思ったがレックスは、ビームバズーカを投げてそれをミサイルに当てた。ミサイルは、爆発して見事に迎撃された。
「迎撃されたか!?」
(大丈夫だよベル。レックスのメイン武装のビームバズーカを破壊できたんだから)
レックスは、ギリッと歯軋りをし。
「そんなに・・・・・そんなに、そんな凡人がいいのかよ!!」
そう言ってビームサーベルを抜いた。
ドーベルは、上下ガトリン砲を構え超高性能ミサイルランチャーから2発目の超高性能誘導ミサイルを発射。ガトリン砲で弾幕を張りながら左腕の3連装ミサイルランチャーをパージした。
「死んだ後もドーベルにしがみついて、隣でアドバイスをして・・・・なんでそいつなんだよ!!俺はそいつよりもずっと上の人間なんだぞ!!」
超高性能誘導ミサイルを躱し高機動で弾幕を躱し続けるが後ろからスピードが遅くても誘導ミサイルが追ってきている事にプレッシャーを感じていた。
「クソ!!なんでミノフスキー粒子下の中でもあんな正確にミサイルが追ってくるんだ!?」
「これなら挟み撃ちにすればいけるか?」
ドーベルは、キャノン砲を構えキャノン砲を。
(待ってベル!それを撃っちゃダメ!)
撃った。
それを見たレックスは、ニヤリと笑い砲弾を躱すと砲弾と超高性能誘導ミサイルがぶつかり爆発した。
「ッ!焦りすぎたか」
ドーベルは、軽く深呼吸をしてレックスを探した。さっきの爆発のせいでレックスを見失ってしまったのだ。
「見失った!どこに行ったんだ?」
周囲を警戒していると。
(ベル、後ろ!!)
ロックオンアラームが鳴った。
「後ろか!」
そう言ってガトリング砲を向けるとそこには旧ザクが持っていた最初期のザクバズーカを持ったレックスの姿があった。
(最初期型のザクバズーカ?確か、あれはロケットランチャーと同じように弾が1発しか入らない。そして、あのリックドムは、ビーム兵器がメインの機体。つまりあれはハッタリ、そこらにあったのを拾っただけの奴だ)
ドーベルは、そう考えて回避行動をとらずガトリング砲を撃とうとした。
(待ってベル!あれには、弾が入ってる!!)
だが、ドーベルの予想は外れた。なんとザクバズーカからミサイルが飛んできたのだ。これにはドーベルも驚愕し咄嗟に上下ガトリング砲でガードをした。ザクバズーカのミサイルは、ドーベルの上下ガトリン砲に命中し爆発しそしてガトリング砲も誘爆した。
しかし、ドーベルもバカじゃない。誘爆する前にガトリング砲をパージしそのまま一気に急上昇した。
(残りのミサイルを全弾使って!それなら足止めくらいできるはずだよ!)
ドーベルは、残り2発の超高性能誘導ミサイルを発射しブースター吹かして一旦、その場を離脱した。
「逃がすかよドーベル!!」
そう言って胸部拡散メガ粒子砲で2発のミサイルを撃破した。
(どこに行ったドーベル!!もう、ジオンの勝利とかもう全部どうでもいい。だけど、リーファだけは絶対に俺が手に入れる!リーファは、俺の女だ!)
「ハァハァハァハァ」
ヘルメットのシールドを上げて持っていた水を飲み汗を拭った。弾切れになった4連装超高性能誘導ミサイルランチャーをパージした。
「残りの武装は、キャノン砲と10連装ミサイルランチャー、頭部バルカン、そしてビームサーベルか」
(武装はまだベルの方が有利。だけど、接近戦をするんだったら気をつけて。ベルの知っての通りレックスは、フェンシングの天才。接近戦じゃレックスの方が圧倒的に有利よ)
「悔しいけど接近戦は、向こうが有利。だけど、やるしかない。リーファの遺言を叶えるためにも」
ドーベルがそう言うとドーベルの背中に温かさを感じた。
(大丈夫だよベル。ここぞの時は、私に任せて。ベルと私、2人でレックスを止めよ。私達2人ならきっと勝てるから)