本編どうぞ!(汗
side グレン
今グレンは焦っていた。何故焦っているのか? それはというと
「ああああぁぁ──ー、どうすりゃいいんだよ。この状況」
と現状を嘆いていた。
では今の状況を整理してみよう。
突然、見知らぬ男(変な格好)が瓶を片手に水を汲んでくるといった少年を担いでいる。しかも少年の服装はボロボロ、血痕もついている。それにグレンの服の綺麗さや腰に収納している武器──ー魔銃ペネトレイターはこの少年の服装からの文明のレベルと比べるとかなり違う。ぶっちゃけ、どこかの貴族か何かと勘違いされてもおかしくない。最後にさっき倒したゴブリンはなんか目を離して気付いた時には死体が無くなっていた。つまり少年を襲ったのが誰であるのかの物証がなくなった。
ここから導き出される答えは……
「はい、どう見ても俺が怪しまれますよね。ゲームセットです。どうもありがとうございましたッ!」
そう、グレンが叫んでいる。すると、
「ベルッ、どこにいるんじゃベルッッ‼︎‼︎」
と、そのような声が聞こえてきた。声の高さ的に男の老人……もしかするとこの子の関係者なのかもしれない。ただ、今の状況もかなりやばい。もし受け答えに失敗したら…………「ベルッ、どこ……に……いる……?」「あっ……」
両者沈黙!
(マジか〜〜〜ッ!!!! こっちにくるのかよ、だったらさっさと「あっもしかして探してる子供ってこの子であってますか〜?」とか言っときゃよかった俺のバカバカバッカ〜〜‼︎)
見知らぬ爺さんはこちらをかなり注意しながら剣を構える。まぁ、やっぱり疑われてしまい、俺が何をしたっていうんですか神様~~~~!!! とやけになっているグレン。
「のう」
爺さんは一時たりとも目を離さずに話しかけてきた。
「アッハイ」
「お主は何……、ッッッ‼︎‼︎」
「?」
急にグレンの後ろを凝視する老人。
思わぬ展開にグレンの頭は? マークで埋め尽くされる。と思っていたら
「儂の孫を救ってくれて、感謝する」
「…………はぁ?」
なんか急に礼を言われた。
「いや、俺は礼を言われることは何にもしてな「この子はゴブリンに襲われとったんじゃないかのう」ッッッ‼︎‼︎」
すぐに老人から距離を置くグレン。その顔は先程とは違い強張っていた。
「そこまで警戒しなくても良いじゃろう」
「爺さん、アンタなんでこの子を襲ったのがゴブリンだってわかったんだ?」
「簡単じゃよ、ワシはそこの魔石を見たからじゃよ。ここら辺じゃと、出てくるモンスターはゴブリンくらいしかおらんからのぅ」
「……魔石?」
「ん? おまえさん、魔石のことも知らずに冒険者をやっておるのか?」
「いや爺さん、俺その冒険者? じゃないんだが」
「むっ、そうじゃったのか。見かけない格好をしていると思うたから冒険者なのかとおもうたわい。いや、冒険者でも見ないくらい変な格好じゃからな」
「[変な]は余計だ‼︎」
「ハッハッハッ!! すまんのぅ」
「はぁ、さっさと情報とかが欲しかったんだがな……ってそうじゃん! この爺さんから色々聞けばいいじゃんか‼︎」
グレンは当初の目的を忘れかけていた。ここがどこなのか、どんなものがあるのかを聞くことを。最初はこの白髪の少年(爺さんからベルと呼ばれていた)聞き出そうと思っていたのだが聞き出そうとした時には白目をむいて気絶していた為聞き出すことができなかった。しかし、この爺さんとは話ができそうだ。
「なぁ、爺さん……「わかっておる。儂もお主に聞きたいことがあるからのう」……」
「とりあえず儂の家に案内しよう。腰を据えてはなしがしたいからのう」
「…………あぁ、わかった。その前に爺さん、あんたのことをなんて呼べばいいんだ? 俺はグレン=レーダスだ」
「儂のことは……、そうじゃな。レウスとでも読んでくれい」
そういうとレウスは先導するために歩き始める。そしてグレンも、
「あいよ。んじゃまあいきますか、レウスの爺さん」
かくしてグレンはベルを担ぎながらその老人と共に家へと向かっていった
これで終わりです。
ここから老人やベルがグレンにダンまちの世界を教えてあげる感じなんですが自分の知識が不安になってきたので自分もダンまちとかの世界観とか調べてみたいと思います。それで失踪したら笑ってください。(絶対に「早よやれやゴラァ‼︎‼︎‼︎」みたいなことは言わないでくださいお願いします )後、爺さんの偽名にはゼウスのゼをレに変えてレウスにしただけです。最初はキュロスで行こうと思ったんですけど、なんか爺さんの性格的に自分はしっくりこなかったのでこういう名前にしました。どうか、「は?なんでレウスって言う名前なの?」とか書くのやめてください。それは作者にダイレクトアタックッ!の威力が出るのでね。
次は解説編に行きます。それでは次の投稿で会いましょう。