もしもセルに亀仙人の細胞が使われていたら   作:ロマンGO

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 人造人間、そしてジンジャータウンの約半数の人間を消した謎のモンスター。

今ピッコロは新たなる脅威を前に神と融合し1人のナメック星人に戻ることを決断する。

ジンジャータウンに降り立った新生ピッコロが見た物とは!?

※ジンジャータウンの人間が約半数生き残っている以外はセル出現まで原作と同じ流れです。


第1話:マフウ波!?亀仙人の気を持つモンスター

謎のモンスターと向かい合うピッコロ。

相手は初老の男性の手を掴んでその身体を引きずり回していた。

 

ピッコロ(こいつから感じられる気は…まさか…そんな…)

ピッコロ(しかもごく微小ながら…あの者の気も含まれている…!!)

 

謎のモンスター「…」

 

初老の男性「お、おい助けてくれ!!金ならいくらでも払う!!

わしはこの町一番の金持ちなんだ!!」

 

ピッコロ「…」

 

ピッコロ(神が見ていた光景がヤツと1つになった今ならわかる…)

 

ピッコロ(あの化け物は尻尾の突起を相手に突き刺して体を溶かし、そのエネルギーを吸い取ってしまうのだ…)

 

ピッコロ(おそらくあの男はもう助かるまい。だが…)

 

ピッコロ「言葉が通じるとは思えんが一応言っておこう。放してやれ、そんな奴でも命は命だ」

 

謎のモンスター「…」

 

 

ドサッ

 

 

 

謎のモンスターは初老の男性を掴んでいた手から放す。

 

次の瞬間…!!

 

ピッコロの予想通りに謎のモンスターは尻尾を勢いよく振り回してその突起を初老の男性に突き刺そうとする…!!

 

 

ピッコロ(やはり無駄だったか…)

 

 

 

 

 

スカッ

 

 

しかしその突起は男に突き刺さらずに空をかすめるだけだった。

 

 

ピッコロ「なに…!?」

 

初老の男性「ひ、ひいいいいいい!!」

 

謎のモンスターから放れた男は必死で逃げてピッコロの足元にしがみつく。

 

 

 

 

謎のモンスター「…」

 

 

謎のモンスター「わし、セル」

 

 

 

 

セル「わし、ピチピチギャルしか吸収できないもんね~。だからそいつはお前の好きにせい、ピッコロ大魔王」

 

 

 

 

ピッコロ「な…!?」

 

 

ピッコロ「なぜピッコロの名を知っている!?それに…ピチピチギャルしか吸収できんとはどういう事だ!?」

 

ピッコロ「貴様は一体何者だ!?」

 

 

セル「はぁぁぁぁぁぁ…」

 

 

ゴゴゴゴゴゴ…

 

セルと名乗ったモンスターは自らの気を解放した!!

 

 

セル「わしの師匠はかつてお前を封じ込めた武泰斗(むたいと)様じゃと言うとるんじゃ。ピッコロ大魔王よ」

 

 

セル「まぁ女性ならピチピチじゃなくても吸収するけど、できればピチピチギャルがええの~と思っとったら、もうこの町の女は全滅してもうたわい」

 

 

 

 

その気を感じ取った地球の戦士たちが反応する!

 

 

 

悟飯「フリーザと…その父親の気…!?」

 

トランクス「それにピッコロさんと父さん…悟空さんの気も…」

 

トランクス「こんなにも多くの気が一か所に集まっているなんて…」

 

クリリン「まて!他にもかすかだが別の奴の気も混じってるぞ!」

 

ヤムチャ「ほ…ほんとうだ…一体誰の…」

 

天津飯「こ…この気は…俺たちが良く知っている…あのお方の気だ!」

 

 

ばっ!

 

地球の戦士のうちカメハウスにいる者たちはその気の「本来の持ち主」に視線を集中する。

 

 

カメハウスにいる者たち「「武天老師さま!!」」

 

 

亀仙人「へ…わし?」

 

 

亀仙人「たしかに…こやつからはわしの気も感じられるが…」

 

亀仙人「なんでわしの気まで…?他の気と比べて規模が小さすぎて言われるまでわし自身も気が付かなかったぞよ」

 

 

 

 

再び戦場となるジンジャータウンへ

 

 

ピッコロ「貴様の正体を話すんだな…」

 

 

セル「その必要はない。お前はいますぐわしの食事に…」

 

 

セル「いや…ピチピチギャルじゃないからやっぱいらん…」

 

セル「じゃあ再び封印しちゃおっかな。わしを構成している人格の1つがお前に個人的に恨みがあるようなんでな…ピッコロ大魔王」

 

 

ピッコロ「貴様はどうやらかつて封印されたピッコロを知っているようだな…」

 

 

ピッコロ「はぁぁぁぁぁぁ!」

 

ゴゴゴゴゴゴ‥‥

 

 

神と融合したピッコロが気を解放する。

 

 

ピッコロ「だが残念だったな…どっちにしろ人違いだ…」

 

 

セル「なに…!?」

 

 

 

ピッコロ「と…何も聞かずに息の根を止めたいところだが…」

 

ピッコロ「お前がこの町からピチピチギャルだけを吸収して男どもを残したのは誤算だった」

 

 

セル「誤算…?」

 

ピッコロ「思いっきりやれないからさ!さっきまでオレの足にしがみついていたヤツみたいに邪魔されちゃかなわん」

 

 

セル「ほう…どうやら本当に人違いのようじゃな…町の人間を巻き込みたくないとは…」

 

セル「わしの記憶の中にあるピッコロ大魔王とはずいぶん違う…じゃが…」

 

セル「これ以上犠牲者を出したくないのならばいい方法があるぞい」

 

 

ピッコロ「いい方法だと?」

 

 

セルはおもいっきり息を吸い込んだ!

 

そして次の瞬間大声で叫び始めた!!

 

 

セル「みなさ〜ん!!早く逃げてくださ〜い!!謎の化け物に加えてピッコロ大魔王まで襲ってきましたよ~!!」

 

セル「化け物は女の人しか襲いませんがヤツは無差別に人を殺します!生き残った人たちー!!早くこの町から逃げてださ〜い!!」

 

 

ピッコロ「な…!!」

 

 

街の人々「ほ…本当だ…!!ピッコロ大魔王だ!」

 

街の人々「そ…そっくりだ!!」

 

街の人々「ピッコロ大魔王!?ま、まだ生きていたのか!?」

 

街の子供(男)「パパ…ピッコロ大魔王って?」

 

パパ「昔世界を恐怖に陥れた大魔王さ」

 

パパ「ママもあの化け物に食われちまって…その上ピッコロ大魔王までこの町に現れるなんて…!」

 

パパ「さぁ、この町はもう危ない。早く脱出しよう」

 

街の人々「に、逃げろ〜!!ピッコロ大魔王まできたぞーっ!!」

 

 

 

ドドドドド…

 

 

 

 

一瞬にして町から姿を消す生存者たち。

 

 

セル「ふい〜、これでお前さんも思いっきり戦えるじゃろうて。ピッコロ大魔王の悪名もたまには役に立つじゃろ?」

 

ピッコロ「ち…!」

 

 

セル「おっと、ピッコロ大魔王じゃないんだったか…」

 

セル「言われてみるとわしの記憶にあるピッコロよりも若い気がするぞい」

 

セル「それだけに残念じゃの~お前がギャルなら間違いなくピチピチギャルになれただろうに…」

 

 

セル「そうなればお前はわしの最高の食事になったのに…もったいないのう」

 

 

ピッコロ「こっちこそ想定外だったぜ…まさかみすみす生存者を見逃すなんてな…」

 

ピッコロ「人間どもはお前にとって食料じゃなかったのか?」

 

 

セル「だから言っとるじゃろ。ピチピチギャルにしか興味がないと」

 

 

バキッドカッ

 

原作同様力の探り合いをする2人

 

 

セルのかめはめ波発射まで原作通り

 

 

ピッコロ「く…くそ!まさかかめはめ波を…!」

 

 

ピッコロ「ヤツの気が消えた!しまった!今のかめはめ波はただの煙幕だったのか!」

 

ピッコロ「ヤツの次の手は…」

 

 

セル「魔封波(まふうば)じゃ!!」

 

ピッコロ「な…なんだと!?」

 

 

 

ギュルギュルギュルギュル!!

 

渦上に放出された気がピッコロを覆う。

 

 

ピッコロはその技に見覚えがあった。

 

かつて父と呼んだピッコロ大魔王を封印した技。

 

そして自身と同化する前、神が自身を封印するために用いた技。

 

 

ピッコロ(ホ…ホンモノだ!!)

 

 

その瞬間ピッコロは確信する!

今この技を繰り出しているセルと名乗るモンスターはフリーザ親子、悟空、ベジータ、ピッコロの他に「亀仙人」の気と技を持っていることに。

 

そしてその「亀仙人」の気と記憶が大きくセルの性格に影響を与えていることに。

 

 

ピッコロ(だ…だがオレにはこれがある!)

 

 

ピッコロ「魔封波返し!!」

 

 

セルが放った魔封波をセル本人に跳ね返すピッコロ。

 

セル「なんじゃと!?」

 

 

セル「波っ!!」

 

ドヒューン!

 

 

逆噴射の原理でかめはめ波を使いその場から緊急脱出するセル。

 

 

セル「ふい〜危なかったぞい。まさか魔封波を跳ね返してくるなんてのう…」

 

セル「本当にピッコロ大魔王とは別人のようじゃ。これが通用せんとなるとな…」

 

 

ピッコロ「ち…!」

 

ピッコロ(だが危なかった…一瞬返しが遅れていれば封印されていた…!)

 

 

セル「なら実力でねじ伏せるしかないのう」

 

セル「幸い今のわしには亀仙人1人じゃなく複数の達人たちの力や技が宿っておる」

 

セル「武泰斗さま…あなたの仇…今度はピッコロを直接倒して果たして見せますぞ」

 

 

 

今度はお互いに本気を出し合う2人。

神と融合したピッコロはセルを圧倒する。

 

 

セル「ぬううう…まさか…これほどとは…」

 

 

セル「せっかく複数の達人の技も使えるようになったのに…なぜじゃ?」

 

ピッコロ「このまま何も言わずに殺されるかしゃべってから殺されるかくらいは選ばせてやる」

 

 

ピッコロ「さぁ今度こそ話せ!きさまの正体と目的を詳しくな!」

 

セル「…」

 

 

ピッコロ「やはりすぐに消されたいようだな」

 

セル「わわわっ!待って待って!怒っちゃやーよ大魔王さん!」

 

セル「じゃあ…その…」

 

 

セル「わし好みのとびっきりのえ、エッチな本見せてくれたら…」

 

セル「サービスで正体と目的…教えちゃってもいいかなー…なんて…」

 

 

 

ピッコロ「…」

 

 

 

 

セル「やっぱりダメ?」

 

 

ピッコロ「お前の好みの本か…いいだろう…」

 

ピッコロ「すぐに取り寄せてやる。少々時間はかかるがな…」

 

 

ギュイーン

 

ピッコロが片腕をはるかかなた遠くへと伸ばす。

 

 

ピッコロ「おっと、このスキに逃げようなんて考えるなよ。もう片ほうの手だけでもオレはいつでもお前を殺せるんだ」

 

ピッコロ「おとなしくエッチな本とやらが届くのを待つんだな」

 

ピッコロ「もっともそれがお前の最期のお楽しみになるだけだが…」

 

 

セル「なにを言っとるか!エッチな本を目の前にこのわしが逃げ出すわけなかろうが!」

 

セル「もっともわしはピチピチギャルにうるさいぞい…」

 

セル「お前が持ってくるエッチな本がわしの眼鏡にかなうとは思えんが…」

 

 

ピッコロ(あるんだよ…1つだけその心当たりが…!!)

 

 

一方カメハウス

 

 

カメハウスに残った悟飯たちはすぐに「その異常」を察知する。

 

 

悟飯「前方からピッコロさんの気が…?」

 

悟飯「でも大きいほうのピッコロさんの気はまだ街に残っている…こっちに向ってくるピッコロさんの気は小さい…?」

 

 

ギュイーン!!

 

ピッコロの腕だけがカメハウスに到達する。

 

 

悟飯「わわっ!ピッコロさんだ!ピッコロさんの腕だけ飛んできた!」

 

ヤムチャ「なんだと!?」

 

 

バキッ!!

 

伸びてきたピッコロの腕がカメハウスのドアを突き破る。

 

 

そして亀仙人の書庫を荒らし始めた!!

 

亀仙人「わーっ!わしのお宝が!わしの秘蔵のエッチ本がーっ!!」

 

 

一通り何冊か本を掴んだピッコロの腕がその場から退散するように

ピッコロの本体へと収縮していく。

 

 

亀仙人「こりゃピッコロ!!なにをするか!返せーっ!!わしのギャル本!わしの青春!」

 

 

ギュイーン!!

 

 

亀仙人「あ…あ…」

 

亀仙人「ダメじゃ…も、もう手に入らない限定のものもあったのに…」

 

 

亀仙人「しかもわしが最近集めた極上の物ばかり…」がっくり

 

 

ヤムチャ「ピ…ピッコロはなんのためにエッチな本を!?い、一体街で何が起きているんだ!?」

 

 

 

バサッ

 

 

ピッコロ「さあ持ってきてやったぞ。エッチ本とやらをな」

 

ピッコロ「好きなだけ見ろ。そして話せ。貴様の正体と目的をな」

 

 

セル「ピッコロ大魔王が選んだエッチ本か…」

 

セル「期待はしてないが…念のため一応…」

 

 

チラッ

 

セル「ぐほぉ!(鼻血)」

 

 

セル「す…すごい!なんじゃこれは…!?」

 

セル「どれもこれもわしの好みにバッチリ合致したピチピチギャルのグラビアばかり!」

 

 

セル「しかも…ぐふふふふふふ…最近のエッチ本はこんなとこまで見せちゃうのか!」

 

 

セル「うっひょー!たまらん!」

 

 

セル「ピッコロ、おぬしどこでこれらを…」

 

ピッコロ「さぁな」

 

 

 

ピッコロ(好みに合致するのは当然だ)

 

ピッコロ(亀仙人本人の家から持ってきたモノだからな)

 

ピッコロ(しかもこいつはなぜか昔の亀仙人の記憶と人格しか保有していないらしい)

 

ピッコロ(亀仙人が最近集めた最新のエッチ本ならまだこいつは見ていないということ…!)

 

 

ピッコロ(つまりこいつは新鮮な気持ちでこの本たちを初めて見ているということだからな)

 

 

セル「ピッコロ大魔王には性別が無いと思っていたが…これほどのモノを…どうやって厳選したのだ?」

 

ピッコロ「もともと厳選して集めていたヤツから拝借しただけだ」

 

 

セル「随分と悪知恵が働くじゃないか…」

 

 

ピッコロ「これは元神だった者の発想さ」

 

セル「そかそか、神様とピッコロが合体したのがお前さんというわけか」

 

セル「ま、そんな事はどうでもええわい。スケベ本の続きを見なければっ!」

 

 

セル(という事はドラゴンボールもなくなって…)

 

セル(わしが完全体になるための「ある障壁」を取り除くためには使えなくなったって事かい…)

 

 

セル(何か別の手を考えなくてはいかんのう…)

 

セル(ま、それはそれとして今はこのエッチ本を楽しむとするか…)

 

 

 

 

セル「ぷはーっ!えがったー!」

 

 

ピッコロ「どうやら全ページに目を通したようだな」

 

ピッコロ「話す気になったか?話さないなら…今度こそ…」

 

 

セル「ああ、わかっとるわかっとる。ここまで質のいいエッチ本を用意してくれたんだから約束はちゃんと守るぞい」

 

 

セル「わしの名はセル」

 

ピッコロ「それはさっき聞いた」

 

 

セル「ドクターゲロのコンピューターが作り出した人造人間じゃ」

 

ピッコロ「!!」

 

 

 

 

 【続く】




というわけで読者公募で生まれたキャラクター「セル仙人」が主役の第1話です。

「ピチピチギャル」を愛しているのにピチピチギャルを吸収して全滅させてる矛盾はありますが元ネタのハガキに「女しか吸収しない」と書かれていたのでそれに忠実に再現しました。

女性を吸収するときは食欲と性欲を両方満たしていると考えてください。

ただし外見はセル仙人ではなく原作のセルそのものとして脳内再生してください。

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