トランクスがセルと互角以上と見るや、他の戦士たちはトランクスに加勢しようとするが、セルは自らの分身体「ピチピチセル」を生み出してこれを迎撃する。
果たして「ピチピチセル」の能力とは?
Z戦士たちに勝ち目はあるのか?
ピチピチセル「ぱふぱふ♥」
ベジータ「くあ…力が…抜ける…」
悟空「ベ、ベジータがやられた―っ!!」
悟空「気を付けろみんなー!こいつらとんでもなくエッチだぞーっ!!」
セル「無駄だ、男だけのチームである限り絶対この誘惑に勝てはせん。たとえ妻子がいたとしても私のムスメたちだぞ」
クリリン「くっそー!!」パンチ
ピチピチセル「こっちだよ♥」余裕で避ける
ピチピチセル「ほーら♥ぱふぱふ、ぱふぱふぱふ」
クリリン「うっ…!」
クリリン(18号…ごめん…)ガクン
トランクス「セル!!」
超サイヤ人2のトランクスがセルに思いっきり殴り掛かる。
パシッ
それを受け止めるセル。
セル「互角だ。私と貴様は全くのな」
セル「私とお前がこう着状態である限り、ピチピチセル1体分の強さでこの勝負は私の方が有利だ」
悟飯「あ…あ…」ピクピク
セル「おっと孫悟飯…お前も怒りでトランクスの実力に近づきつつあるな…」
セル「早く真価を見せんと取り返しのつかないことになるぞ」
トランクス「悟飯さんは…悟飯さんは闘わせない!」
トランクス「悟飯さんみたいな優しい人が戦わずに済む未来!それがオレの望みだ!」
超ベジータと同程度の戦闘力とぱふぱふによる「男性の無力化」を併せ持つピチピチセル。
Z戦士が圧倒的不利と思われたこの状況下で戦闘力的には劣るが健闘している2人の戦士がいた。
16号とピッコロだ。
ピチピチセル「そーれ♥ぱふぱふぱふ」
ピッコロ「効くかそんなもの!!」
バキィッ(手刀)
16号「ヘルズフラッシュ!!」
ピチピチセル「きゃああああああああ!!!」
ドガーン
セル「ピッコロと16号!?な…なぜあいつらごときに私のかわいいムスメたちが…」
セル「そ…そうか!2人とも男性型ではあるが厳密には性別が無いからだ!」
セル「16号は完全なロボットタイプ…ピッコロはナメック星人でもともと性別の概念が無い…」
セル「だからやつらにはムスメのぱふぱふ攻撃が通用しないのか…」
セル「ピチピチセルたち!その2人には物理攻撃に切り替えろ!お前たちの強さならぱふぱふを使わなくてもそんな奴ら余裕で勝てる!」
ピチピチセル「ききゃーっ♥」
バキッドカッ
ピッコロ「く…くそ…純粋な強さではやはり…こいつらの方が俺たちより上か…」
16号「いや…まだ手はある!」
16号「孫悟空!オレの相手をしているこっちのピチピチセルに攻撃してくれーっ!!」
その時、すでに孫悟空は1体のピチピチセルによって「ぱふぱふ状態」に陥っていた。
悟空「む…無理だ…こいつらの乳にオラもつかまっちまった…」
悟空「力が抜けて反撃できねぇ…そっちの助けに行くことも無理だ…」
16号「それは錯覚だ!お前がぱふぱふ状態に陥っているのはあくまで目の前のピチピチセルだけだ!」
ピッコロ「そ、そうか!他のピチピチセルになら…もしかしたら攻撃が可能ということなのか!?」
悟空「ほ…ホントか!?」
悟空「はあっ!!」(片手による気功波)
悟空は一か八か16号と戦っているピチピチセルに攻撃をしかけた!
ドギャーン(被弾)
ピチピチセル「きゃああああああ!!」
悟空「ほ…ほんとうだ!こ…攻撃できたぞ!」
悟空「みんなー!!自分と相手しているピチピチセルじゃねぇ!他のピチピチセルに攻撃をしかけるんだーっ!!」
ピッコロ「ベジータ!お前はこっちを頼む!」
ベジータ「ちぃっ!!」(ビッグバンアタック)
ドガァーン(またまたクリティカルヒット)
ピチピチセル「きゃああああああ!!」
トランクス「どうやら形勢は再逆転しそうだな…」
セル「むう…」
性別が存在しない16号とピッコロが司令塔となり、ピチピチセルのぱふぱふを無効化しながら立ち回り戦闘力の差をチームプレイでカバーする。
足りないパワーは悟空とベジータの攻撃により補強され地球人組と対応しているピチピチセルも含めて有利寄りの善戦を果たす。
徐々に…しかし確実にピチピチセルたちが押され始めていた…
トランクス「後はオレがお前を倒しさえすれば…完全に俺たちの勝利という事だ」
セル「それこそ無理だ…めいいっぱいパワーを引き出しても私と互角では決着はつくまい」
トランクス「お前はなにか勘違いしているな…」
トランクス「やっと自分のパワーに慣れ始めたところなんだ…今度は互角ではなくお前を圧倒して見せるぞ…セル!!」
セル「なに!?」
バキッ
ドカッ
ピッコロ「み…みろ!さっきまで互角だったトランクスが…徐々にセルを押し始めている!」
16号「オレたちもヤツに続け!こいつらセルの分身たちだけは確実に始末するんだ!」
セル「ぐ…ぐほぉっ…!!」
セル「バカな…さっきまで互角だったのに…たった2発のパンチで…これほどのダメージを…」
セル「私のパワーが…完全に負けている…」
トランクス「おわりだ…!セル!!」
セル「そうだ…終わりだ…」
セル「終わらせてやるぞトランクス!!」
セル「萬國驚天掌(ばんこくびっくりしょう)!!」
ビリビリビリビリビリビリ!!
セルの両手から突如電撃が放たれた!
トランクス「しまっ…」
電撃に掴まったトランクスは一切身動きが出来ない状態になってしまった!
トランクス「うああああああああああ!!」バチバチバチバチバチッ!
セル「くくくく…スパークをまとったその形態…それそのものが私にこの技を思い出させるきっかけを作ってくれたぞ…」
セル「この時ほど私は亀仙人の細胞を入手しておいて良かったと思った事はない…」
悟空「ど…どういうことだ…?あれは亀仙人のじっちゃんの技じゃねぇ…ジャッキーチュンのじっちゃんの技なのに…!?」
悟空「だけどその技は両手がふさがっちまうからとどめを刺せないことが弱点なはず…!」
悟空「トランクス!跳ね返せ!今のおめえのパワーならその技からも抜け出せるはずだ!」
セル「おっと…そんな時間を私が与えると思うか?」
ムクムクムクッ!
セルの背中が突如盛り上がり第3、第4の腕が出現する。
天津飯「こ…今度は四妖拳 ( しようけん )!…オレの技を…!!」
セル「この状態なら萬國驚天掌(ばんこくびっくりしょう)で敵の動きを封じ込めたまま…かめはめ波を打つこともできる…」
トランクス「ぐ…ぐ…」
セル「くたばれ…トランクス!私の強さを超えたお前を…私は絶対に許さない!」
セル「か…め…は…め…」
悟飯「トランクスさんを…殺させるかーっ!!」
悟飯が死に物狂いでセルに体当たりをしかける。
セル「ぐほおっ!?」
体勢を崩したセルは萬國驚天掌(ばんこくびっくりしょう)を解除してしまい、トランクスが解放される。
トランクス「はぁっ…!はぁっ…!」
トランクス「あ…ありがとうございます悟飯さん…」
悟飯「いえ…礼にはおよびません…それに…」
悟飯「嬉しかったんです…トランクスさんが…ボクを戦わせないって言ってくれて…僕みたいな人が戦わなくてもすむ未来にしてみせるって言ってくれて…」
悟飯「でもだからこそ…ボクも戦わなくちゃいけないって思いました。大切な人たちを守るために…時に非情になることも大事だって…」
悟飯「それをトランクスさんから教わりました…だから…」
悟飯「かぁあああああああっ!!」
バチバチバチバチッ!
孫悟飯もトランクス同様…スパークをまとった超サイヤ人の進化形態「超サイヤ人2」へと覚醒する。
悟飯「ボクももう迷わない…!セルを倒すため…お父さんやピッコロさんやお母さんやトランクスさんたちを守るためにも…」
悟飯「トランクスさん…!いっしょにセルを倒しましょう!」
トランクス「悟飯さん…」
悟飯「トランクスさん言ってくれましたよね?自分の時代では師匠だったけど…この時代では一番子供のボクを守りたいって」
悟飯「でもそれを言うならトランクスさんだって…今は大人ですけどこの時代ではまだ赤ん坊です」
悟飯「だからボクにも守らせてください…トランクスさんの未来…トランクスくんの未来…そして…」
悟飯「ボク自身の夢…偉い学者さんになりたいという未来を…」
トランクス「わかりました悟飯さん!いっしょに…いっしょに戦いましょう!」
セル「おのれおのれ…孫悟飯…き、きさままでもがその姿に…!!」
セル「じつに危険だ…危険すぎるぞ…お前たちサイヤハーフの存在そのものがな…!!」
セル「きさまたちがその形態のフルパワーに目覚める前に…完全に消してやるぞ…!!」
セル「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ズゴゴゴゴゴゴゴ…!!
セルは四妖拳 ( しようけん )状態のまま急激に気を高め始めた!
セル「一組の両手からは…亀仙人の元祖かめはめ波…」
セル「そしてもう一組の両手からは…孫悟空のかめはめ波…!」
セル「もちろん威力は亀仙人や孫悟空の比ではないがな…」
セル「これが…今の私が出せる最大出力の必殺技…その名も「師弟かめはめ波」だ!」
セル「地球ごと消えてなくなれーっ!!」
トランクス「セル…!お前が武天老師さまが開発し…悟空さんが引き継いだその技を悪の道に使おうというのなら…」
悟飯「ボクたちは…かつて魔族のものだったこの技を…正義にために使う…!」
悟飯「ボクがピッコロさんから教わり…未来のボクがトランクスさんに伝授した…」
トランクス&悟飯「「魔閃光だーっ!!」」
セル「か…め…は…め…」
セル「波ー!!」
トランクス&悟飯「「だああああああああああっ!!」」
セルの師弟かめはめ波とトランクスと悟飯の師弟魔閃光。
その2つがぶつかり合い周りにいるものたちは吹き飛ばされる。
ピッコロ「ち…悟飯とトランクス…粋な真似をしてくれるぜ…」
そしてその勝者は…
悟飯&トランクス「はあああああああああっ!!」
セル「お…おされ…」
セル「うわあああああああああああああ!!」
悟飯とトランクスの息の合ったコンビネーションによる師弟魔閃光。
その光は確実にセルの真芯をとらえた…
かのように見えたが…
クリリン「セルの気だ…あ、あいつあの魔閃光をくらってまだ生きているのか!?」
セル「あ…あぐぐぐ‥‥あが…」
左手と両足を失いながらも…セルはまだ生きていたのであった…
ヤムチャ「お…おいどいうことだ!?さっきまで俺たちと戦っていたピチピチのセルの姿がどこにも見えないぞ!」
天津飯「お…オレには見えたぞ…」
天津飯「7匹のピチピチセル全員が…魔閃光直撃の瞬間、とっさにセルのもとに集まって…」
天津飯「セルを魔閃光のダメージから守るクッションとして役割を果たして完全に消滅したところを…!」
ヤムチャ「なんだって…!?」
セル「うあああああ‥‥」
最後の力を振り絞ってなんとか再生するセル。
しかしその直後…
セル「うぷ…!!」
セル「おごおおおおおっ!!!」
軽減したとはいえ師弟魔閃光の威力が大きかったのかセルは嘔吐してしまう。
そして吐き出されたのは…
17号(ピチピチギャルのまま)「…」
クリリン「17号だ…!17号を吐き出したぞ!!」
ベジータ「しかも…男に戻っていない…ピチピチギャルのままだ…!」
セル「あ…あ…ああ…」
しゅうううううう‥‥
17号を吐き出したことにより第二形態へと退化するセル。
トランクス「戻った!完全体じゃなくなった!」
悟飯「いまのうちですトランクスさん!とどめを…」
セル「許さん…許さない…!!」
セル「よくもワシから17号を‥‥極上のピチピチギャルを剥がしてくれよって…」
セル「ゆるさなーい!!」
セル「んんぬぬぬぬぬ‥‥」
セルは突如風船のように膨れ上がりそして…
【続く】
セルの四妖拳からの必殺技には 片方でギャリック砲、片方でかめはめ波を出すギャリックかめはめ波も案にありました。