もはや勝利は確実と思われたその時…セルは突然膨らみ始めた…!?
セル「よくもわしのムスメを殺し…わしからピチピチギャルの17号を引きはがしてくれたな!」
セル「ゆるさなーい!!」
セル「んぬぬぬぬぬぬいいいいい!!」
セルが突然風船のように膨らみ始めた!
セル「あ…あと1分でわしは自爆する…わしも死ぬがおぬしらも全部死ぬ!」
トランクス&悟飯「なに!?」
悟空「やっぱどう考えても…地球が助かる道はこれしか思いつかなかった」
悟空「バイバイみんな…」
悟空「ここまでよくやった。すごかったぞ悟飯、トランクス!」
悟飯「お父さん…?」
悟空「母さんにすまねぇって言っといてくれ」
悟空「トランクス…おめぇからもらった薬…結局無駄になっちまったな」
トランクス「悟空さん…まさか…」
シュイン(瞬間移動)
悟空「わりい界王様…ここしか無かったんだ」
セル自爆〜復活までほぼ原作通り
ただし生き残っているのはピチピチギャルに変化した17号の方。
しかしそれでもクリリンは懸命に助けようとする。
セル復活、地球に瞬間移動
悟飯「こ…この気は…!」
トランクス「そんな…」
ビッ(極太デスビーム)
トランクス「ぐはっ…」
ベジータ「…!!」
セル「ふぉふぉっふぉっふぉ…油断しすぎじゃぞトランクス…」
セル「孫悟飯とともにこのわしに恐怖を与えよった男が…よもや1撃で殺されるとはのう…」
ヤムチャ「なぜだ…なぜなんだ…」
セル「いいじゃろう教えてやる…」
以下原作とほぼ同じ説明(口調はじいちゃんの時の亀仙人)
セル「さらにわしは完全体でありながら17号をはがされた状態…すなわち「ピチピチギャルに飢えている」状態というハングリー精神を取り戻すことができた…」
セル「もう一度17号を吸収したい気持ちはあるが…あえてそれを我慢することでそのハングリー精神がさらにわしを強くするのじゃ」
セル「しかもただの完全体じゃない…トランクスや孫悟飯のようにはるかにパワーアップしてのう…」
セル「それもこれもこのハングリー精神を取り戻したおかげじゃとわしは推測しとるんじゃよ…」
セル「だからちょっぴりだけ惜しいけど…この星のピチピチギャルともどもぜーんぶ地球を消しちゃうことに決めちゃったもんねーっ」
セル「ちょっと物足りないくらいの方が力を出せる…18号だけを吸収した状態での完全体…これこそが理想の形態じゃったのじゃ!」
ベジータ「ト…トランクス…」
ベジータ「くっそおおおおおおお!」
バチバチバチバチッ!!
トランクスを殺された怒りからか、ベジータも悟飯、トランクス同様「超サイヤ人2」と呼ばれる形態に進化する。
セル「ほう…おぬしもその変身ができるようになったのかのう」
悟飯「ベ、ベジータさん…?」
ベジータ「悟飯、手を出すなよ!こいつはオレが倒す!!」
ベジータ「ちゃああああああああああ!!!」
バキッ
ドカッ
セル「だがまだまだじゃ…トランクスが目覚めた時と同じ…不完全な超サイヤ人を超えた変身じゃ」
セル「しかし…パワーに慣れればじきにわしに届く力を得るということ。早めに排除させてもらうぞベジータ!」
バキッ(原作同様地面にたたきつけられるベジータ)
セル「消えておれ!ベジータ!」
ピッ(片手の気功波)
悟飯「くっ!!」
ベジータをかばう悟飯。左手負傷まで原作通り。
ベジータ「悟飯貴様…なぜオレを助けた…!?」
悟飯「ボクがこの姿になれたのはトランクスさんの思いにこたえるためでした…」
悟飯「だけど本来お父さんが想定していた超サイヤ人を超えた姿…それは多分怒りを伴うもの…」
ベジータ「悟飯…」
悟飯「トランクスさんが殺されて…父親として怒ったからこそ…その力が出せたんでしょう?」
悟飯「だったらボクよりも…ベジータさんの方が…この力を使いこなせるはずだとおもったら…身体が勝手に…」
ベジータ「それは少し違うな…確かにトランクスが殺された怒りでオレは超サイヤ人を超えることができた」
ベジータ「しかしそれと同時にカカロットに先立たれたやるせなさ…お前やトランクスに先を越されて傷ついたプライド…」
ベジータ「なによりナメック星で17号をピチピチギャルにするため暗躍する真似までしていた自分への…」
ベジータ「自分への情けなさで突然目覚めたんだ…超サイヤ人を超えたこの姿にな…!!」
悟飯「だとしても…やっぱり…ベジータさんに託したと思います…」
悟飯「お願いですベジータさん…ボクはもう片方の腕しか使えないし…気も半分以下になっちゃったから…」
悟飯「どうか…お父さんとトランクスさんの仇を…討って…くだ…」
ドサッ
ベジータ「悟飯!」
セル「最後のお別れはすんだかの?」
セル「それじゃあ全部終わらせてやるとするか…」
セル「はぁあああああああああ!!」
超サイヤ人2のセルがさらに気をたかめてムキムキのマッスルボディに変身する。
それは超トランクスのような出来損ないの変身ではなくセルの中の亀仙人の細胞がマックスパワーを引き出すときに見せる変身だった。
セル「マックスパワーかめはめ波じゃーっ!!」
ゴゴゴゴゴゴ‥‥
セル「どうじゃどうじゃ!すでに地球どころか太陽系を破壊できる気力が溜まっておるぞ!」
セル「死んでピチピチギャルにでも生まれ変わったらまた相手してやるわい!」
ベジータ「気に食わんな…」
セル「なんじゃと?」
ベジータ「気に食わんと言ったんだ…なにもかもな…」
ベジータ「カカロットの自殺行為も止められなかった自分も…」
ベジータ「トランクスを殺しやがった貴様も…」
ベジータ「そしてそんな状況に陥ったのは…ガキたちに遅れる形でしか超サイヤ人を超えられなかった自分のせいだという情けなさも…」
ベジータ「なにより気に食わないのは…」
ベジータ「貴様が本当に地球をぶっ飛ばすつもりなら…かめはめ波じゃなくてギャリック砲を使いやがれってんだ!」
ベジータ「究極の戦士であるお前が…カカロットのかめはめ波を最強の必殺技として使ってやがる…こんなに気分の悪いことは無いぜ」
セル「いや…これは孫悟空のじゃなくて亀仙人の…」
ベジータ「いっしょのことだ…オレが証明してやる!」
ベジータ「かめはめ波よりギャリック砲の方が優れているってことをなぁ!」
超2ベジータ、気を高めてギャリック砲の構えに入る
セル「か…め…は…め…」
ベジータ「皮肉なもんだな…一度は俺自身が地球を吹っ飛ばそうとしたワザで…今度は地球を守ってやるなんてよ…」
セル「くたばれーっ!!」
ベジータ「ギャリック砲!!」
ゴゴゴゴゴ‥‥
2つの気がぶつかり合う。
セル「さぁ終わりじゃ!終わりにしてやるぞい!」
ベジータ「くそったれめ…奴を消し去るにはいまいち気が足りん…!!」
ベジータ「やはりオレには無理だったのか…セルにもカカロットにもかなわないまま…」
悟空【そんなことねぇぞベジータ!今のおめぇは間違いなくオラを超えてっぞ】
ベジータ「カカロット!?どこだ!?どこから話している!?」
悟空【あの世からさ。界王様にたのんで話しかけてもらってるんだ】
悟空【オラ、悟飯の気持ちも考えずに無理やり戦わせちまった…】
悟空【だけどおめぇはトランクスを殺された悔しさで超サイヤ人を超える事ができたんだろ?】
悟空【間違いなく今のオメェは実力的にも父親としてもオラを超えたんだ。大丈夫だ。自信を持て!】
ベジータ「ち…貴様に励まされるとはな…頭にくる野郎だぜ…」
ベジータ「これでもオレはお前がいないところではお前を天才だと評価しているんだ」
ベジータ「そんな天才戦士さまから自信を持てと言われても…嫌味にしか聞こえないぜ」
悟空【それはオラだって同じだ。おめぇの聞いてねぇところではオラもおめえを天才だって言ってっぞ】
ベジータ「ち…そんな誉め言葉は本人の前でいうモノだぜ」
ベジータ「それを知ってりゃ…オレももっと早く超サイヤ人を超える事ができたかもな…」
悟空【ははははは。でもそれはお互い様だろ?オラだってベジータに天才って言われてたって考えたら嬉しくなっぞ】
悟空【だからオラも少しだけ手助けさせてくれ】
ベジータの隣に悟空の幻影が現れる。
そして「とあるワザ」の構えを取る
ベジータ「カカロット!?そ…その技は…」
悟空【最後に見せてくれよ…オラたちがお互いをライバルと認め合い…天才だと認め合い…切磋琢磨したことで高め合った力ってヤツを…!】
ベジータ「きさま…いつからオレのギャリック砲を…どうやって!?」
悟空【なぁに簡単なこった。かめはめ波とギャリック砲は構えが違うだけで元々同じ原理の技だからな…】
悟空【おめぇ自身が言ってたことだろ?オレのギャリック砲とそっくりだって】
悟空【だからかめはめ波が打てるってことはギャリック砲も打てるって事さ】
ベジータ「ち…やはりとことんむかつく野郎だぜ…」
ベジータ「足を引っ張るなよカカロット…」
悟空【もちろんだベジータ!】
幻影の悟空が超サイヤ人となり、ギャリック砲の構えを取る。(ただし左右対称に)
悟空【くらえ!これがオラとベジータとの…合体ギャリック砲だーっ!!】
幻影の悟空からもギャリック砲が放たれる。
さしずめそれはライバルギャリック砲とでも言うべき新必殺技だった。
セル「ぐおっ…!?」
存在しないはずの幻影の悟空のギャリック砲が加わることでセルがわずかながら押され始める。
悟空【ベジータ…やっぱりおめぇはすげぇ奴だよ…】
悟空【オラが言ってたナメック星人たちを騙したことへの罰ゲーム…オラの修行方法を真似ろって言った事も…しっかり取り入れてたみたいだしよ…】
悟空【超サイヤ人のまま慣れる訓練も続けていたんだろ?】
悟空【だからこそ基礎能力が向上して今、超サイヤ人を超える事が出来たんだ】
ベジータ「半年間だけだ!2回目の精神と時の部屋での修行での1年間のうちのな…!」
ベジータ「まるっきり全部貴様の修行方法を真似るのはオレのプライドが許さなかったからな」
悟空【それでこそベジータだ!おめぇと出会えて…本当に良かった…!】
しかし…
セル「やるのうベジータ…だがわしもまだまだ本気じゃないぞよ」
ゴゴゴゴゴゴ‥‥!!
セルがさらに気を上げてかめはめ波でギャリック砲を押し出してくる。
ベジータ「ち…!やはり正面からだとわずかながら気が足りん…!!」
ベジータ「せめて背面から不意打ちが出来れば…」
悟空【不意打ち…そうか!その手があった!】
ベジータ「カカロット…?」
悟空【頼むベジータあと1回…あと1回だけプライドを捨ててオラの提案に乗ってくれ!】
悟空【そうすりゃ確実に…セルに勝てる!トランクスの仇を討ちたいんだろ?頼む!】
ベジータ「ち…言われるまでもない。もうお前の修行方法を真似した時点でプライド何てものは捨ててるんだよ」
ベジータ「なんだってやってやる…セルの野郎を倒せるのならな…」
ベジータ「それで…お前の作戦っていうのは…?」
悟空【その前に…おい悟飯起きろ!起きてくれ!】
悟飯「お父さん…?」
ベジータ「まさか…悟飯のかめはめ波も加えて一気に押し込む作戦か…!?」
悟空【おめぇにも頼みたいことがある。悟飯、いけっか?】
悟飯「は…はい!」
セル「くっくっく…終わりじゃあっ!終わらせてやるぞい!」
セル「さらばじゃ!」
シュピン!(瞬間移動の音)
突如ベジータはセルの背後に瞬間移動して現れる。
ベジータ「これで終わりだ!セル!」
そして再びギャリック砲の構えを取りセルに背後から攻撃をしかける。
セル「ベジータ!?なぜおまえが瞬間移動を…!?」
セル「それに…お前がここにいるってことは…誰がわしとかめはめ波の打ち合いをしておるんじゃ!?」
セルは本来ベジータがいたであろう元々のギャリック砲発射地点に目を凝らす。
すると…
ベジータのギャリック砲にかわってセルのかめはめ波を抑え込んでいたのは悟飯の片腕かめはめ波だったのだ!
セル「孫悟飯…!?ま…まさか…!」
悟空(幻影)【いまだーっ!!】
ベジータ「消えてなくなれー!!」
ドヒュウウウウウ!!(再びライバルギャリック砲)
セル「ぎええええええええええ!」
セル「そんな…バカな…」
セル「このわしが…」
ドギュウウウウウウーン
セル、完全消滅。
ベジータ「はぁっ!はぁっ!はぁっ!」
ベジータ「はぁっ…」超サイヤ人化解除
どさっ(地上に倒れこむベジータ)
悟空【ついにやったな…ベジータ!】
ベジータが仰向けのまま上空を見上げる。
悟空の幻影はベジータにサムズアップをしながら微笑むのであった。
ベジータ「ち…嬉しそうな顔しやがって…」
ベジータ「とことんむかつく野郎だぜ…フン!」
ベジータと悟飯…そして悟空との連携によってセルは完全に消滅した。
だがしかしなぜベジータは瞬間移動を使えたのか…?
その理由は…
【続く】
ギャグ設定のIFストーリーなのに最終話になるにつれてどんどんまじめになるのはもはやSSの宿命と言えますね。