その要求通りにエッチ本を用意したピッコロにセルは自分の出自を告白する…
セルもまた、ドクターゲロの作り出した人造人間だったのだ!
セル「わしの名はセル。ドクターゲロのコンピューターが作り上げた人造人間じゃ」
ピッコロ「なんだと!?」
セル「その昔…ドクターゲロも若かったころ…それこそ孫悟空がレッドリボン軍を壊滅させる前にさかのぼる…」
セル「ドクターゲロは武道の達人たちの細胞を合成させて生み出される全く新しい人造人間の研究に没頭していた…」
セル「しかし当時封印されていたピッコロ大魔王を除くと地上で最強の人間は亀仙人の時代が長らく続いた…」
セル「ドクターゲロは亀仙人を生身の人間が到達し得る限界と定めた」
セル「当初のわしは複数の達人の細胞が合成された人造人間ではなく、単に亀仙人のクローン戦士として作り出される予定じゃった…」
ピッコロ「そうか…だから力的には一番劣るはずの亀仙人の性格を色濃く反映しているわけか…」
セル「しかしピッコロ大魔王が復活したあたりから…地上ではそれに対抗するためか亀仙人よりも強い戦士が生まれ、そして増え始めた」
セル「そしてドクターゲロは研究の方針を転換した。亀仙人だけでなく複数の達人の細胞を合成した人造人間を作る方向へとな…」
セル「フリーザ親子までをその当時の生物の強さの頂点と定めて、細胞を採取したドクターゲロはわしの完成をコンピューターに任せた」
セル「そして今から20数年後…誕生したわしはタイムマシンを奪ってこの時代にやってきたというわけじゃ」
ピッコロ「この時代を選んだ理由は!?」
セル「18号と17号がいなかったからじゃ。完全体になるにはこやつらを吸収せんといかんとコンピューターが教えてくれてのう」
ピッコロ「な…!?」
ピッコロ(あの人造人間たちを吸収することで…セルはさらに進化するということか!)
クリリン「ピッコロ!」
トランクス「ピッコロさん!」
2人がピッコロの元に降り立つ。
セル(トランクス!なぜあいつが…そうかあいつタイムマシンでこの時代にも来ていたのか…)
セル(こいつも惜しい素材じゃのう…妹でもいれば若い頃のブルマに似て最高のピチピチギャル…最高の食事になれたのに…)
セル(エネルギー値は高いが男であるこいつもやはり吸収する気になれんわい)
クリリン「なんでこんなヤツから武天老師さま秘蔵のエッチ本の気配を感じるんだ?」
ピッコロ(こいつはエッチ本の気配を読み取れるのか?)
ピッコロ「色々あってな。だがそのおかげで色々聞き出せた」
ごそごそ…(セルがエッチな本を右手に大事そうに抱える動作)
セル「この場は退散するしかなさそうじゃな」
ピッコロ「逃げられると思うか?もうさっき程度の魔封波では不意打ちでもオレを封印することは出来んぞ」
クリリン「ま…魔封波!?こ、こいつ神様や武天老師さまが使ったあの技も使えるって言うのかよ!!」
セル「魔封波だけではないぞよクリリン…その気になれば圧倒的格上を「よい子眠眠拳」で一方的に眠らせたりー」
セル「自身に催眠術をかけお前の頭を月に見立ててわしの身体の悟空、ベジータの細胞を大猿化させることも可能じゃろうて…」
クリリン「いや…それは武天老師さまじゃなくてジャッキー・チュン選手が使っていた技なんだが…」
セル(しまった!ジャッキー・チュンとしてのわし…いや亀仙人の正体はまだこの時代のクリリンに話していなかったらしいわい…)
セル「えーと…」
セル「18号だけは必ず手に入れる!!17号も都合がつけばなんとか丸呑みして完全体になってやるぞ!!」
セル「お前たちに邪魔はできんぞい!18号たちとまともに戦えるのが神様と合体したピッコロ1人だけではなぁ!」
右手にエロ本を持ったセルがゆっくりと浮遊する。
そして左手を頭に掲げてある技を発動する。
セル「太陽拳!!」
ピカッ
クリリン「うっ!」
ピッコロ「し、しまったぁー!!」
トランクス「目が!!目そのものがー!!」
一瞬のまばゆい閃光とともに気を消して逃走をはかったセル。
次に戦士たちが目を開けたとき、そこにはセルの姿も気も完全に消えた後だった…
ピッコロ「く…くそ!逃げられた!」
ピッコロ「どういう事だクリリン!太陽拳は両手で発動する技じゃなかったのか!?」
トランクス「ピッコロさん!!」
太陽拳の使い手のうちの1人であるクリリンなら、この事態を予測・対処できたであろうことを責めるピッコロに対しトランクスが大声で制する。
トランクス「太陽拳はそんなに難しい技じゃないんです…オレだってやろうと思えば多分できます」
トランクス「そしてオレに太陽拳を教えてくれたのは、オレの時代の悟飯さんなんです」
ピッコロ「なに?そっちの悟飯はたしか…」
トランクス「ええ…人造人間との闘いで片腕を負傷していました」
トランクス「ですが問題なく使えていました。ですから両手が必ずしも必要な技ではないということです」
クリリン「まさか武天老師さまのコレクションを抱えたセルが片手で太陽拳をつかうなんて…」
クリリン「完全に裏をかかれたな…構えが両手じゃなかったから太陽拳を読めなかった…オレだって使える技なのに…」
ベジータ、天津飯到着から「超サイヤ人をさらに超える」宣言
この時代のセルだけでも破壊しておこうとする流れから17号の設計図を見つける流れ
悟空が目を覚ましてベジータと同じ決意をする流れ
ベジータ、トランクスが先に精神と時の部屋に入り悟空、悟飯は待機。
カメハウスに16~18号が訪問してピッコロが応戦する流れ
ピッコロVS17号が開幕する流れまでは原作と同じ。
〜離れた島〜
ピッコロ「戦うのは貴様1人か?17号」
17号「そうだ。もっともお前ごときオレが相手してやるまでもないんだが」
ピッコロ(しめた!17号だけでも破壊できればセルの完全体化は防げる!)
ピッコロ「はぁぁぁぁぁ!!」
ゴゴゴゴゴゴ…
16号「ピッコロじゃない…!」
18号「なんだって?」
神と融合してから初めてフルパワーを見せるピッコロ。そのパワーは17号のフルパワーと全くの互角だった。
そしてとある町でその戦いの気配を察知した者が1人。
セル「む…!」
セル「このパワーは…神様と合体したピッコロじゃ!間違いない!」
セル「ヤツがこれほどのパワーを引き出して戦う相手は…」
セル「敵の気が読めん!間違いない!18号たちじゃ!!やっと見つけたぞい!」
セル「…」
セル「いや~ちょっと早すぎやしませんか…ピッコロさん…」
セル「ピチピチギャルだけを襲って成長したのはいいけど…あいつらのパワーを圧倒的に超えているとはまだ言い難いし…」※
※女性だけを吸収しているので本編より成長が遅いと捉えてください。
セル「じゃがわしは行かねばならん…戦っている相手が17号なら良いが…18号だった場合最悪じゃ!!」
セル「ピチピチギャルと一体化するという男の夢…究極の融合を味わうためには…18号だけは破壊されてはならんのだ!!」
ドヒューン!!
気を放出して一気にピッコロたちの下へと飛び立つセル。
セル「17号はくれてやる!じゃが18号とだけは絶対合体しちゃうもんねー!!」
〜17号、ピッコロのバトルが過熱しその最中でセル登場までは原作と同じ〜
ピッコロ「セ…セル!接近に気が付かなかった…!」
セル「良かった…ピッコロと戦っているのは男の17号のほうか…」
セル「18号の方は…うひゃひゃひゃひゃ!無傷で残っておるわい…」
ペロリ…
セルが18号の方へ視線を移し舌なめずりをする。
ぞくっ
18号「なんだいこの寒気は?」
16号「完全機械のオレは何も感じないが…おそらくアイツのせいだ」
セル「かぁぁぁぁぁぁ!!」
セルがその気を解放する。
ピッコロ「ちいっ!」
セルに拳を当てに行くピッコロ。
それを受け止めるセル。
セル「やはりこの程度の実力差なら抵抗してくるか…」
セル「もっと圧倒的なパワーを得てからここに来るつもりじゃったんだがな…」
セル「じゃが今の疲労したお前さんたちにはこれで十分じゃ」
セル「17号、18号も永久エネルギー式だが精神的な意味での疲労からは逃げられん…」
ピッコロ「17号!こいつはお前を殺して吸収するつもりだ!逃げろーっ!!」
17号「なに…?」
セルの不意打ちをモロに食らう17号。
そこから16号が戦いを決意する流れまで原作と同じ。
17号「や、やめろ16号!お前のかなう相手じゃない…じ…自滅するつもりか!?」
16号「計算ではセルと私とでは私の方がわずかながら上だ」
17号「なんだと!?」
原作よりもやや余裕でセルを追い詰める16号。
そして16号の放つヘルズフラッシュがセルを大地ごとまばゆい閃光で覆いつくした。
16号「今のうちに逃げるんだ17号!ダメージは負ったが今の攻撃で死ぬような奴ではない!」
17号「逃げろだと?冗談きついぜ…痛い目に遭わされてこのまま引き下がれるかって言うんだ!」
17号「出てきやがれ!卑怯者!オレがとどめを刺してやる!!」
ばっ!!
突如地中から17号の背後に現れるセル
セル「望み通り出て来てやったぞい!!」
17号「想定済みなんだよ!そこから出てくるのもな!」
17号は穴から出てきたセルに渾身の蹴りでカウンターを狙う!!
…しかし…
シュイン!!
17号「なに!?」
17号が攻撃したのはセルの影だった。
セル「残像拳じゃよ…若いのう…」
セル「たしか純粋な地球人で地上で初めてこの技を発明したのも…わしの人格の大半を構成しておる亀仙人じゃったかの〜」
セル「わし…いや亀仙人ってやっぱり天才?」
セル「わしの本命は!最初っからピチピチギャルのこっちの子だもんねーっ!!」
ばっ!!
今度は不意に18号の背後に出現するセル。
18号「え!?」
セル「いただきまーっす!!うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
18号「きゃああああああああああああ!!!」
ドーム状に膨張した尻尾の突起ブツを18号に被せて丸呑みを試みるセル!
16号「し、しまったーっ!!」
16号「17号逃げろ!今度こそ逃げるんだーっ!!」
17号「18号…!!」
17号「ね…姉さん!!そ、そんな…!!」
ごっくん…
セルは完全に18号の吸収に成功したのであった!!
セル「はあああああああ!!!」
ゴゴゴゴゴゴ…
18号を吸収し変身していくセル…そして…
第二形態セル「…」
〜天界の悟空たち〜
悟空「セルってヤツの気が…大幅に膨れ上がった…!!」
悟空「17号と18号どっちかが…吸収されちまったみてえだぞ…!!」
悟飯「そ…そんな…!!」
ついに…ついに…18号を吸収してパワーアップしてしまったセル!!
果たしてベジータ親子は修行を完成させることができるのか!?
このまま17号も吸収されてしまうのか!?
【続く】
セル仙人第二形態まで一気に書き上げました。
本編とは違い18号を先に吸収してますが、本編と同じ姿の第二形態に進化したとお考え下さい。
生体エキス的には本編より足りてませんが、強さも本編の第二形態セルに追いついたと捉えてください。
また、セルが奪った亀仙人のコレクションなどはカプセルにしてコンパクトに保管しているとお考え下さい。