もしもセルに亀仙人の細胞が使われていたら   作:ロマンGO

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 フリーザ軍での営業の仕事で培ったスキルを巧みに駆使してベジータはナメック星のドラゴンボールを使わせてもらう契約を得てしまう。

ナメック星のドラゴンボールがそろうまで約4日…


果たして17号はこのままピチピチギャルと化してしまうのか?


そして地球ではトランクスの新しい変身に対して悟飯が厳しい意見を…!?


第6話:つかの間の休息!ベジータとセルだけ怪しさ満点!?

トランクス「はぁぁぁぁぁぁ!!」(パワー重視形態)

 

 

トランクス「どうですか悟飯さん!今のオレなら悟飯さんともいい勝負ができると思うのですが…」

 

 

 

悟飯「あ…うーん…えーと…」

 

悟飯「トランクスさんのためにハッキリ言いますね…」

 

 

 

悟飯「それ、完全にやっちゃダメな変身です」

 

 

トランクス「え?」

 

 

トランクス「か…完全にやっちゃダメ?ど…どうして…?」

 

トランクス「今の悟飯さんに届き得るパワーがこの状態なら引き出せると思うんですが…」

 

 

 

悟飯「うーん。パワーだけなら…ですよ本当に」

 

 

悟飯「お父さんからの受け売りだけど…そこまでパワーに偏った変身をしちゃうとスピードが殺されるんです」

 

悟飯「大きなパワーも相手に当たらないと意味無いって」

 

 

悟飯「実際にその変身をしてみせてからそういう結論になったんです」

 

 

トランクス「変身して見せた…?じゃあ悟空さんにもこの変身が…」

 

 

 

悟飯「はい。続けてベジータさんにもこの変身は可能だろうって仮説を立ててました」

 

 

トランクス「父さんにも…?そうか…そうだったのか…」

 

 

トランクス「もうちょっとのところでオレはとんでもない勘違いでこの形態を実戦で使うところでした」

 

トランクス「父さんを超えてしまったとも…思っていたんですが…」

 

 

トランクス「では…こちらの変身のままの方がまだ使いやすいという事ですか?」

 

 

トランクスは気を抑えて超ベジータと同じ形態に変身した。

 

 

 

悟飯「そっちの形態もさっきほどでは無いですが気の消耗が激しいとも言ってました」

 

悟飯「結局普通の超サイヤ人のサイズが一番バランスが良いと結論付けて、まずは超サイヤ人状態に慣れる事から修行をやり直したんです」

 

 

悟飯「とはいっても…その形態の弱点に気づいたのもこの修行方法を思いついたのもお父さんで…ボクはただそれに倣っただけなんですけどね」

 

 

悟飯「だからトランクスさんが悪いわけじゃないです。ボクだってお父さんが言わなかったらその形態が最強だと勘違いしたままでしたから」

 

 

 

トランクス「普通の超サイヤ人ですか…しかしそれでは悟飯さんとの組手は…」

 

 

悟飯「そうですね。普通の超サイヤ人同士なら圧倒的にボクが上だと思いますよ」

 

 

 

 

トランクス「ははは…か、かなわないな…悟空さんにも…悟飯さんにも…」

 

 

トランクス「オレももう一度精神と時の部屋に入るようなことがあれば…1から鍛えなおさないといけませんね」

 

 

 

トランクス「でも少しでも悟飯さんに近づくために…短期間、短時間であろうとその修行方法は真似するべきだと思いました」

 

 

トランクス「ですのでこれからはボクも常時超サイヤ人のままで…」

 

 

悟飯「それでは…いきますよトランクスさん!」

 

 

悟飯&トランクス「はぁぁぁぁ!」

 

 

バキーン!

 

超サイヤ人状態になり組手を始める二人

 

 

 

その様子を怯えながら見ているセル

 

 

 

 

セル(と…突然修行を始めよったぞこの2人…どういうつもりじゃ?)

 

 

セル(まさかわしへのけん制…お前なんぞいつでも消せるという2人なりの警告か!?)

 

 

セル(それにしても…なんちゅう気の嵐じゃ…ち…近づいただけで吹き飛ばされそうじゃ…)

 

 

セル(特に孫悟飯…こ…こいつはもはや…)

 

 

 

 

 

〜2日目〜

 

 

ピッコロ、精神と時の部屋から出てくる。

超ベジータほどでは無いが第二形態のセルを上回る実力を身に着ける。

 

 

一方悟飯とトランクスは…

 

 

 

トランクス「やっぱり悟飯さんはすごいや!たった1日でもこの修行方法で…確かな手ごたえを得る事が出来ました!」

 

 

悟飯「いえ…すごいのはお父さんで…」

 

悟飯「それにトランクスさんもすごいですよ。昨日の組手よりも格段に動きが良くなってましたし」

 

 

 

トランクス「あなたはやはり…この時代でもオレの師匠だ」

 

トランクス「悟飯さん…迷惑じゃなければ戦い以外の事も色々教えていただけませんか?」

 

 

 

悟飯「ええっ!ボ、ボクがトランクスさんの師匠?」

 

悟飯「それに…色々教えてくれって言ったって…」

 

 

 

悟飯「うーん…勉強くらいしか思いつかないなぁ」

 

トランクス「えっ」

 

 

 

トランクス(オレも母さんのもと…理工系の勉強はそこそこ積んできたつもりなのに…)

 

 

トランクス(それでも大人のオレより勉強ができる自信が…少年の悟飯さんにすでにあるのか…)

 

 

トランクス(年齢差で言えば…大学生と小学生くらいだけど…)

 

 

トランクス(そういえばオレの時代での悟飯さんも…)

 

 

 

 

〜トランクスの過去回想〜

 

 

〜未来悟飯(まだ両手アリ)が寝泊まりしている拠点〜

 

 

 

トランクス「悟飯さ~ん、いますかー?」

 

 

悟飯「…」カリカリカリカリ…

 

 

トランクス「あ、いたいた。悟飯さん?なにをしているんですか?」

 

 

悟飯「わわっ!」

 

 

 

悟飯「ト…トランクスか…き…今日は修行は休みにすると言わなかったっけ?」

 

 

 

トランクス「はい。ですがボク体力が有り余っちゃって…」

 

トランクス「それでやっぱり今日も修行をつけてもらいたくて来たんですけど…」

 

 

 

トランクス「悟飯さん…もしかしてそれ…」

 

トランクス「勉強…してたんですか…?」

 

 

 

悟飯「あちゃ〜バレちゃったか…」

 

悟飯「いつか人造人間を倒して平和が訪れたときのために…ちょっとだけな…」

 

 

 

悟飯「昔は修業が勉強の息抜きになっていたけど…今は完全に逆転しているけどね…」

 

悟飯「オレもこんな世界になってなかったら…今頃学者の卵になれてたかもな…って思うとつい…」

 

 

 

 

トランクス「悟飯さん…」

 

 

悟飯「とはいっても…人造人間たちを倒さないとそんな未来も来ないけどな…」

 

悟飯「オレが甘えてみたみたいだ。すまんトランクス、それじゃあ今日も修行しようか」

 

 

 

トランクス「いえ、オレも今日は休みます。悟飯さんは勉強を続けてください」

 

 

悟飯「いいのか?トランクス?」

 

 

悟飯「とは言っても何もしないのも退屈だろ?」

 

悟飯「よし。オレの復習も兼ねてお互いに得意分野のクイズを出し合おうじゃないか」

 

 

 

トランクス「え?」

 

 

悟飯「ちなみにオレの勉強は人造人間との戦いが始まった10歳前後で止まってる」

 

悟飯「そのころの学力を保つための勉強はしているが…新しい知識を得るための勉強は進めていない」

 

 

悟飯「だから今のオレに勉強で負けるって事は10歳のオレに負けるって事だからな」

 

 

トランクス「そんな…ボク理工系だけは得意ですよ。悟飯さんにも負けません!」

 

 

悟飯「その意気だ。それじゃあ問題を出し合おう」

 

 

悟飯「先に3問間違えた方が負け。始めるぞ。先攻は譲ってやる」

 

 

トランクス「よーしそれじゃ…機械工学から!どんな問題を出してやろうかな…」

 

トランクス「んぬぬぬ…」

 

 

 

〜クイズ対決終了〜

 

 

悟飯「ざんねん!トランクス!三回目の間違いだ。オレの勝ちだな」

 

トランクス「そ…そんな…」

 

 

 

悟飯「この問題の正しい答えはこうで…こういう理由でその答えは間違ってて…」

 

 

トランクス(オレが出した問題に対する悟飯さんの解答は完璧だった。そしてオレが間違えた問題についてもわかりやすく丁寧に正解を教えてくれた)

 

 

 

トランクス「ねぇ悟飯さん、人造人間が現れる前は…今よりもっと勉強していたんでしょ?」

 

 

悟飯「ああ、そうだけど…」

 

トランクス「どうしてそこまで…?チチさんが教育ママだったから…?」

 

 

 

悟飯「違うよ。オレ自身の夢だからさ」

 

悟飯「偉い学者さんになりたかった…そしてその知識で人々を助けたかった…」

 

 

悟飯「母さんはオレの思いを聞いてオレの望む通りに勉強できる環境を整えてくれただけさ」

 

 

 

悟飯「とはいっても母さんがそう変わるきっかけ自体はあったんだけどね…」

 

悟飯「あれはオレがまだ2歳くらいのときかな…」

 

 

 

 

2歳の悟飯「もうこの図鑑のないよう、ぜんぶおぼえちゃった」

 

チチ「ご…悟飯ちゃん?」

 

チチ「それほんとうけ?それじゃあこの図鑑からクイズ出すだよ。こたえてみてけろ」

 

 

 

〜全問正解〜

 

チチ「ご…悟空さ!悟飯ちゃんが…悟飯ちゃんがすごいだよ!」

 

 

悟空「チチ?悟飯がすげえって…まさかもう闘えるとかそういう話か?」

 

 

 

チチ「違うだよ!アタマのほうだよー!!」

 

 

悟空「アタマ?」

 

 

 

チチ「悟飯ちゃんすげーよオメェは!」

 

悟飯「すごいの…?ボク…?」

 

 

チチ「悟飯ちゃん、オメェ学者になる気はねぇか?」

 

悟飯「がくしゃ…?なにそれ?」

 

 

 

チチ「いーっぱい勉強していーっぱいの人の役に立って、いーっぱいのお金ももらえる仕事だべ!」

 

チチ「だけんどもその分そんな学者になるには競争に勝たなきゃいけねえけどな…その年で図鑑の丸暗記できる悟飯ちゃんならきっとなれるだよ!」

 

 

悟飯「そうなの…?えへへ…それじゃあボク…がくしゃになる!」

 

 

チチ「そうかそうか!世界は平和になったんだ!これからは勉強の時代だべさ!」

 

 

チチ「うーんと英才教育を受けさせて、いまから偉い学者さんになる準備するだよ!」

 

 

 

 

 

トランクス「そ…そんなことが…」

 

 

 

悟飯「そうさ。だからオレは母さんに感謝してるんだ」

 

悟飯「事情をわかっていない人たちの中には母さんをスパルタ教育だって悪く言う人もいたけど…」

 

 

悟飯「それはオレの夢に対して母さんが応えてくれた結果だっただけさ」

 

 

悟飯「だからもしも…オレに弟がいて父さんに似て自由気ままな性格だったら…」

 

悟飯「教育方針もオレと弟とで随分と変わってただろうって言うのは想像できるしな…」

 

 

 

トランクス(それからもオレと悟飯さんは他愛のない話をした。)

 

トランクス(そのどれもが現実の辛さを忘れさせてくれる楽しい話題ばかりだった…)

 

 

 

悟飯「人造人間との戦いが始まって…まずはベジータさんとピッコロさんが殺されて…」

 

悟飯「それからのオレはクリリンさん、天津飯さん、ヤムチャさん、チャオズさん、ヤジロベーさんに修行をつけてもらってたんだけど…」

 

 

 

悟飯「オレが一番年下の戦士っていうだけで…みんなオレの事を可愛がってくれた…大切にされてきた…」

 

悟飯「人造人間との戦いから逃げ出すときもオレの命を優先して守ってくれたんだ」

 

 

 

悟飯「そのころ教えてもらった誇りや技が…今のオレにとっては宝かな…」

 

 

トランクス「悟飯さん…」

 

悟飯「でもその技と誇りは…ちゃんとキミにも受け継がれている」

 

 

 

悟飯「オレに出来るのは…あの時クリリンさんたちにしてもらったように…」

 

悟飯「一番若い戦士であるキミを一人前に育て上げること…だな」

 

 

悟飯「それまでキミの命はなんとしても守ってみせる…だから…」

 

悟飯「強くなるんだトランクス…オレよりも…そしてオレの父さんやキミの父ベジータさんよりも…もっと強く…」

 

 

トランクス「はい!オレ、頑張ります!」

 

トランクス「悟飯さんよりも強くなって…悟飯さんが安心して勉強できる未来にしてみせます!」

 

 

 

〜回想終了〜

 

 

トランクス(なんとしても守ってみせる…か…)

 

トランクス(その言葉通り悟飯さんは…まだ未熟だったオレを置いて単身人造人間に挑み…そして帰らぬ人になった…)

 

 

トランクス(この時代の悟飯さんはまだ子供…できれば悟飯さんに守られるオレじゃなくて守るオレになりたかったけど…)

 

 

トランクス(その願いは…この時代でも叶いそうにないな…)

 

 

 

悟飯「トランクスさん…?」

 

 

トランクス「あっすいません…考え事をしていて…」

 

トランクス「勉強を教えてくれるという話ですよね…?ぜひお願いします」

 

 

悟飯「よーし…それじゃあまずはトランクスさんの学力を確かめるために問題を出そうかな」

 

 

そういいながら悟飯は携帯していたホイポイカプセルを1つ投げた。

 

バシュウウウ…!

 

 

カプセルの中から出現したのは勉強机と椅子と大量の問題集であった。

 

 

 

悟飯「トランクスさんが得意そうな機械工学から出題しますから…全問正解を目指してください」

 

 

悟飯「この問題集はボクも解いてて…今では全問正解できるほど反復していますから採点も任せてください」

 

 

トランクス(変わらないな…悟飯さん…この時代でも…オレの時代でも…)

 

 

 

セル「ほ…ほんとうになんなんじゃアイツらは…」

 

 

セル「気の開放でこっちをけん制してきたかと思えば…今度はお勉強を始めよったぞ…」

 

 

 

 

 

17号「お、おい16号!あれでもまだ逃げ出せないっていうのかよ!」

 

17号「あ、あいつらセルの見張りすら忘れて…のんきにお勉強なんて始めやがったぞ!?」

 

 

16号「…」

 

 

16号(孫悟飯か…あいつを見ていると…妙に安心感を覚える…)

 

16号(そうか…あいつは…)

 

 

 

 

悟飯「残念でしたトランクスさん。1問だけ間違っちゃいましたね」

 

トランクス「あれ…?オレとしたことが…と、得意分野のはずなのに…」

 

 

悟飯「その答えはこうで…トランクスさんが間違ってる理由は…」

 

 

トランクス(すごい…あの時の悟飯さんと同じだ…)

 

トランクス(悟飯さんは本当に…この年齢のころからオレを超える学力を持っていたのか…)

 

 

 

〜3日目〜

 

 

クリリン「これが…緊急停止コントローラー…」

 

 

ブルマ「そ。トランクスと悟飯くんがセルと人造人間を足止めしてくれたおかげで元の仕様よりパワーアップして完成できたわ」

 

 

ブルマ「本来10メートル以内じゃないと効果ないけど20メートルまで範囲が広がったわよ」

 

 

クリリン「すごい!さすがブルマさんだ!」

 

 

 

ブルマ「セルはいつでも倒せるくらいベジータたちは強くなったみたいだけど…もう1体の人造人間もセルに吸収される前に破壊しておいた方が安心でしょ?」

 

ブルマ「だからクリリンくんは人造人間の破壊をがんばってね」

 

クリリン「破壊…か」

 

 

クリリン(生き残った方の人造人間が女の子の18号だったら…)

 

クリリン(オレ…悩んじゃうだろうな…)

 

 

 

クリリン、島に到着して人造人間を探す

 

 

17号たちを見つけて破壊をためらい長考するまで約1日かかるものとする。

 

 

 

〜4日目〜

 

 

新ナメック星では…

 

 

悟空「ふぅ…ついに7個そろったぞー」

 

 

ベジータ「ち…結局想定していた期間の最長である4日間かけちまったな…」

 

 

ベジータ「おいカカロット、あとはオレがやっとくからお前は先にデンデを地球に連れて行ってやれ」

 

 

悟空「そうはいかねぇぞベジータ。オラはまだおめえが変な願い事しねぇか見張らなくちゃいけねぇからな」

 

 

悟空「第一オラが先に地球に帰ったらオメェどうやって戻るつもりだ?瞬間移動もできねぇのに…」

 

 

ベジータ(ち…この程度ではもう騙せんか…)

 

 

ベジータ(ならば仕方ない…カカロットが見てる前で願いを言うしかないな…)

 

 

ベジータ(「17号をピチピチギャルにしておくれ」…はたして伸るか反るか…)

 

 

 

 【続く】

 

 




もはやセル仙人が蚊帳の外ですが、ちゃんと次回以降は活躍する予定ではあります。
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