もしもセルに亀仙人の細胞が使われていたら   作:ロマンGO

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 ピチピチギャルの17号、18号を吸収し完全体に進化したセルは武道大会「セルゲーム」の開催を告げる。

さらにセルは代表選手全てが負けてしまった場合、男は全滅、女はすべて吸収する。という恐ろしい宣告をする。


初めから大本命の孫悟空がセルと戦うとリングに上がるが…セル側は悟空ほどワクワクしていなかった。その理由とは…!?


第9話:エッチな脅威!ピチピチセル来襲!

 

 

セル「来いよ」

 

 

悟空「ああ」

 

 

 

バキッドカッ

 

 

悟空の「まいった。降参だ」まで原作と同じ流れ

 

 

 

セル「ふふふふ…降参か…賢明な判断だ…」

 

セル「私の力はもはやお前すらはるかにしのいでいる…仙豆を食ったところで結果は変わらん…」

 

 

セル「私自身…この戦いは本命の選手と戦うためのウォーミングアップとしかとらえてないからな」

 

 

 

悟空「じゃあ次に戦うヤツをオラが指名しても良いか?」

 

 

 

セル「その必要はない…私にはお前が誰を指名するかあらかじめわかっている」

 

セル「そいつこそが私の本命…もっとも戦いたかった戦士なのだよ」

 

 

 

 

悟空「なんだって?」

 

 

 

トランクス「ボクもわかってます」

 

16号「オレにもわかっているぞ」

 

 

 

ベジータ「な…なんだと…貴様ら…何を言っている!?」

 

ベジータ「そいつはこのオレはもちろん…カカロットよりも強いとでもいうのか?」

 

 

 

トランクス「ええもちろん」

 

トランクス「ですが…その本人はセルと戦うのにあまり乗り気ではないみたいですけどね」

 

 

 

悟空「なんでこんな早くバレちまったんだ?まぁいい。答え合わせしようぜ」

 

 

悟空「おめぇの出番だー」

 

 

 

セル「孫悟飯…だろ?」

 

16号「孫悟飯…」

 

トランクス「悟飯さん…」

 

 

 

 

悟空「い!?3人とも当たってんぞ!?なんで…?」

 

 

悟空「オラ本当に悟飯を指名しようとしていたんだけどよ…」

 

 

 

ベジータ「なんだと…孫悟飯!?」

 

 

悟飯「ボクがセルと…?」

 

 

 

悟空「ああ、後から聞いたけどおめぇすでにセルと戦ってたらしいじゃねぇか」

 

悟空「その時本当にどうしようもねぇほど強い相手だと思ったか?」

 

 

 

悟飯「思わなかった…重いマントをつけたままだったし…トランクスさんと一緒だったから…」

 

悟飯「それにボク自身もわかっているんです…まだボクは全力を出し切ってない状態だって」

 

 

 

ピッコロ「なんだと?本当なのか悟飯…!?」

 

 

ベジータ「そ…そんなことが…」

 

ベジータ「それよりトランクス…いつからおまえも孫悟飯の潜在能力の高さに気が付いていたんだ?」

 

 

 

 

トランクス「一緒に修行した4日間と精神と時の部屋での7日間…」

 

トランクス「それと共闘してセルと戦ったあの戦い…その時点で悟飯さんの潜在パワーの高さに気づきました…」

 

 

 

 

 

トランクス「それが確信となったのは部屋から出てきた悟空さんと初めて会った時です」

 

 

トランクス(こ…これが悟空さんの気なのか…?)

 

トランクス(こういってはなんだが…悟飯さんの方が潜在能力的には上じゃないか…)

 

 

トランクス(これが悟空さんの全力だというのなら…セルに…間違いなく負ける…)

 

 

トランクス(そうか…初めから悟空さんはセルに勝つ気はないんだ…すべてを…自分よりも強くなった悟飯さんに託そうとしているんだ…)

 

 

トランクス「…と考えたんです」

 

 

 

悟空「そこまで気づかれちまってたか…いや〜まいったまいった」

 

 

セル「私も同感だ。私の狙いは最初から目覚ましい成長を続ける孫悟飯、お前だったのだからな」

 

 

セル「この10日間でさらに強くなったことを願っているぞ」

 

 

 

トランクス「ボクは反対です…いくら悟飯さんが強くてもまだ子供…」

 

トランクス「きっとセルのような非道なもの相手でもうまく全力を出せない可能性が高いかと…」

 

 

 

悟飯「いえトランクスさん…やれるだけやってみます」

 

 

悟飯「ボク自身が…偉い学者になる夢をかなえる平和な未来を勝ち取るために…」

 

 

悟飯「そのために…修行の合間…わずかな時間でもきっちり勉強を重ねてきたんですから」

 

 

トランクス「わかりました…くれぐれも無茶はしないでください」

 

 

トランクス(悟飯さんに無理をさせられない…いざというときはオレが…)

 

 

 

 

悟空「セル!」

 

 

ぱしっ(仙豆を投げつける音)

 

 

 

悟空「そいつが仙豆だ!食え!」

 

 

クリリン「ばっきゃろ!なにやってんだお前!?」

 

 

 

トランクス「いえ、クリリンさん。悟空さんはなにも間違っていませんよ」

 

16号「オレも同感だ」

 

 

 

ベジータ「な…なんだと?どういう意味だ!?」

 

 

 

トランクス「セルが万全であろうとなかろうと…悟飯さんが本気にならなければ悟飯さんは負ける」

 

 

トランクス「逆に悟飯さんが本気になりさえすればセルが万全であろうと問題なく倒せる」

 

 

 

16号「それに加えて孫悟飯はやさしい性格だ…本来争いを好まない」

 

16号「体力を消耗したセル相手では本気の力を出すのも躊躇するだろう。だからここでのセルの回復はむしろ作戦通りなのだ」

 

 

16号「そうだろう?孫悟空」

 

 

 

悟空「かもな…」

 

 

 

ベジータ(なんだと…あのガキにそんな力が…!?)

 

 

 

悟飯「はああっ!」(気の開放)

 

 

 

 

 

悟飯とセル、ほぼ原作と同じ通りの戦いを演じる。

 

本気を出せない悟飯にいら立ちを感じて徐々にセルが悟飯を追い詰める。

 

そしてセルのベアハッグが決まる。

 

 

 

 

ベアハッグで苦しんでいる悟飯に対してピッコロが「やられてもいいオレは行く」まで原作とほぼ同じ。

 

 

 

悟空「クリリン、オラに仙豆をくれ!」

 

 

クリリン「おう!」

 

 

 

トランクス「いえそれにはおよびません」

 

 

 

悟空&クリリン「え?」

 

 

トランクス「ピッコロさんも下がっていてください…悟飯さんの救出はオレ一人で十分ですから」

 

 

 

 

ピッコロ「なに…?」

 

 

悟空「まてトランクス!いくらなんでもおめぇ1人でなんとかなる相手じゃねぇ!」

 

悟空「悟飯を助けてぇなら…全員で行くしかねぇんだ!」

 

 

 

 

トランクス「悟空さん…きっかけはどうであれ完全に超サイヤ人の壁を越えたサイヤ人がセルを倒す…それがあなたの作戦でしたよね?」

 

 

悟空「あ…ああ…だから悟飯を…」

 

 

 

 

トランクス「そうであるならば…その「超サイヤ人を超えたサイヤ人」は別に悟飯さんじゃなくても良いわけですよね?」

 

 

悟空「トランクス…?まさか…おめぇ…」

 

 

 

トランクス「オレの時代では…悟飯さんはオレの師匠だった…」

 

 

トランクス「そして…オレがまだ子供だったから…それだけの理由で…悟飯さんは命をかけてオレを守ってくれたんです」

 

 

 

トランクス「でもこの時代の悟飯さんはオレより年下で…戦士の中では1番幼い…!」

 

トランクス「だから…」

 

 

 

 

トランクス「オレの時代の悟飯さんがオレを命がけで守ってくれたのなら…」

 

 

トランクス「この時代の悟飯さんくらい…オレに守られても良いはずなんだ!!」

 

 

 

 

 

 

トランクス「かぁぁあああああっ!!」

 

 

ドンッ!(気の解放)

 

 

バチバチバチバチッ!!

 

 

 

 

トランクスはスパークをまとった新しい超サイヤ人形態、超サイヤ人2※へと変身する。

 

※当時の書籍では超サイヤ人第5段階または超サイヤ人最強形態と表記。

 

 

ベジータ「な…!?」

 

 

悟空「トランクス…おめぇいつから…その姿に…」

 

 

悟空「オラが精神と時の部屋にいたとき…悟飯が一瞬見せた変身と同じだ…」

 

悟空「完全に…超サイヤ人を超えている…」

 

 

 

 

 

トランクス「意識的にこの形態になるのはこれが初めてです」

 

トランクス「オレも精神と時の部屋での2回目の修行の時、偶然1回だけなることができたんです」

 

 

 

トランクス「悟飯さんから聞いた悟空さんの修行方法を取り入れたのも良かったのかもしれません」

 

 

 

トランクス「今は…敵に非情になりきれない悟飯さんの優しさ…それにつけ入るセルに対する怒りで…」

 

トランクス「超サイヤ人を完全に超えたこの姿に自分から変身する事ができた…!」

 

 

 

ベジータ「う…うううう‥‥」

 

 

 

トランクス「父さん…すいません」

 

 

トランクス「できれば父さんにはこの姿を見せたくなかった…著しくプライドを傷つけることになるとはわかっていたから…」

 

 

 

トランクス「でも今のオレは…悟飯さんを助ける事の方が大事なんです!だからこの力で…セルを必ず倒します!」

 

 

 

セル「む…!?」

 

 

トランクスの変身に気づいたセルが悟飯をベアハッグから解放する。

 

 

 

セル「トランクスか…?な…なんだあの変身は!?」

 

 

 

悟飯「げほっごほっ…」

 

 

トランクス「もう大丈夫ですよ悟飯さん…頑張りましたね…ゆっくり休んでいてください」

 

 

悟飯「ト…トランクスさん?…その姿は…」

 

 

 

 

 

トランクス「お前を殺すぞセル」

 

 

セル「ふっ…強気なセリフだなトランクス…」

 

 

セル「だが…今のお前ならそれも可能かもしれんな…」

 

セル「いいだろう…こちらも本気の私を見せてやる」

 

 

 

セル「孫悟飯こそが私に本気を出させる唯一の戦士だと思っていたが…」

 

 

セル「どうやらそれはトランクス…お前の方だったらしいな…」

 

 

 

 

トランクス「勘違いするなよセル…悟飯さんは優しすぎるがゆえにこの姿になりきれないだけだ」

 

セル「なに…!」

 

 

 

 

トランクス「お前を殺す気が悟飯さんにあればとっくにこの姿を解放している」

 

トランクス「だからこの力は…オレの力じゃない。本来は悟飯さんが得るべき力だったと思い知れ!」

 

 

 

ガキィン!!

 

フルパワーのセルとトランクスがぶつかり合う。

 

 

 

ドゴン!ドゴン!ドゴン!

 

 

 

クリリン「す…すげぇぞトランクス!フルパワーを開放したセルと互角以上に戦っている!」

 

 

ベジータ「う…うううう‥‥」

 

 

 

 

 

セル「やるじゃないかトランクス…本気の私と全くの互角の力を見せてくれるなんて…」

 

 

セル「私自身楽しくてたまらないぞ…勝敗が見えないこの勝負にな…」

 

 

 

 

トランクス(こ…この形態になれば…セルを圧倒できる力が得られると思ったが…)

 

 

トランクス(やはりまだオレには早かったのか…?この変身のパワーを全部引き出せていないのか…?)

 

トランクス(悟飯さんが…この変身をしたほうがオレより強くなれたのか?)

 

 

 

ピッコロ「よし俺たちもトランクスに続け!」

 

ピッコロ「トランクスとセルの実力が互角ならオレたちが加勢すれば間違いなく勝てる!!」

 

 

悟空「行くぞみんな!!」

 

 

 

ドヒューン!

 

 

残りの7人のうちベジータを除いた6人がセルに襲い掛かる。

 

 

 

 

だが…

 

 

 

 

 

セル「雑魚どもが!私とトランクスの素晴らしい勝負を邪魔するなぁっ!!」

 

 

 

セル「お前たちの相手はこいつらだ!!」

 

 

 

 

セル「フンッ!」

 

 

セルの尻尾が拡張されて7匹の生命体が飛び出してくる。

 

 

 

その姿は…

 

 

 

 

ベジータ「な…なんだアレは!?」

 

 

 

???「うふふふふふ♥」

 

 

 

???「あっは~ん♥」

 

 

 

 

ヤムチャ「女だ…!!セルの体内から…17号、18号によく似た女のセルが飛び出してきたぞ!」

 

 

天津飯「そ…それが7体も…!?な、なんなんだこいつらは!?」

 

 

 

 

セル「さぁ行け!ピチピチセルたちよ!戦意を失っている孫悟飯と私が相手しているトランクス以外の7人がお前たちの遊び相手だ!」

 

 

 

セル「私とトランクスとの試合を邪魔する者は容赦なく殺してしまえ!なんならぱふぱふしてもかまわんぞ!」

 

 

 

ピチピチセルたち「ききゃーっ!!」

 

 

 

悟空「気を付けろみんなー!こいつらとんでもなくエッチだぞーっ!!」

 

 

ベジータ「くそったれめーっ!!」超サイヤ人化

 

 

 

 

トランクス「父さん!みんな!」

 

 

セル「おっと、奴らの救出には向かわせんぞトランクス」

 

 

 

セル「私とお前はほぼ互角状態…で、あるならば勝敗を決めるのはそれ以外のお互いのナンバー2以降の戦士たちだ…」

 

 

 

セル「私が生み出したピチピチセルたちは全てがベジータと互角の実力を持っている」

 

 

セル「しかも…」

 

 

 

 

ベジータ「たぁっ!!」パンチ空振り

 

 

ピチピチセル「怒っちゃやーだ♥」

 

 

ピチピチセル「ほーら♥ぱふぱふ、ぱふぱふ」

 

 

 

 

トランクス「な…!?」

 

 

 

ベジータ「く…あ…?」

 

 

ベジータ(ブ…ブルマのものより…柔らか…)

 

 

 

ベジータ「う…うあっ!?」

 

 

シュイン…!

 

超サイヤ人化が解けてその場に座り込むベジータ

 

 

 

 

悟空「…!!」

 

 

悟空「みんな!離れて戦うんだーっ!こいつらに抱き着かれたらおしめぇだぞーっ!」

 

 

 

 

セル「無駄だ、男だけのチームである限り絶対この誘惑に勝てはせん。たとえ妻子がいたとしても私のムスメたちだぞ」

 

 

 

 

トランクス&悟飯「そ…そんな…」

 

 

 

 【続く】

 

 

 




ピチピチセルの外観は黒と金髪のツートンカラーの18号がセルの頭部の様な被り物をしている感じで脳内再生をお願いします。


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