都市の住人、透き通る世界へ   作:一般通過市民X

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大変長らくお待たせいたしました

第4話の公開です

いくら不定期更新とはいえちょっと期間が空きすぎましたね(汗)

次回からは戦闘パートに入っていく予定ですのでお楽しみに




第4話

「とは言ったものの、今現在図書館は活動を休止しているの」

 

「何故に?」

 

「実は、貴方が別世界にいることをどうやってかわからないけど感じ取った一部の幻想体がいたのよ」

 

「なるほどね。で、それの確認が取れた幻想体たちがこっちの世界に来ちゃったと」

 

「そうよ、やっぱり貴方と話しているととても話がとてもスムーズに進むわね」

 

「はいはい⋯⋯つまり、その幻想体たちを全員回収しろとな」

 

「そういうことよ」

 

「じゃあちょっとこの図書館の蔵書全部読み漁っていいか?」

 

「それは、なぜかしら」

 

「んまぁ、今回の依頼に対する報酬の前払いとでも思ってくれ」

 

「わかったわ、じゃあ1週間以内によろしく頼むわ」

 

「あいよ」

 

その後1週間の間図書館の蔵書(コアページ&バトルページ)を読みとる生活を送り、そのおかげもあってか特異点についてのアレコレや、図書館に来てから強化された者たち、今まで戦えないor戦う機会のない者たちの力を覚えた。そして―――

 

「アンジェラさん、準備ができましたよ」

 

「あら、1週間じゃ読み切れないと思っていたのだけれど」

 

「まぁ⋯そこはキヴォトスでの経験が生きたといいますか」

 

「そういえば、向こうとこっちの時間には差があるようね。具体的には⋯⋯まだこっちは1週間しか立ってないのに向こうじゃもう1年近く立ってるようね」

 

「へぇ、いつかその謎も理解してぇなぁ。だってよぉ、そうしたら―――」

 

「そう。じゃあ行ってらっしゃい」

 

「ちょっとおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…⋯⋯⋯」

 

 

 

 

 

 

 

 

「っていうわけで戻ってきたんだけどさぁ」

 

そんな悪態を吐くゲントがキヴォトスに戻ってきて最初に目にしたのは

 

「流石にこれはないよなぁ」

 

頭上には青い空、眼下には何度か訪れたことのあるD.U.地区が広がっていた

 

「ん?なんか下で抗争が起きてんなぁ⋯⋯じゃあ、このまま突っ込むかぁ!」

 

 

 

 

―――???side―――

 

ここは、彼が落下する地点から少し離れた場所の数分前の様子⋯⋯五人の人の影がそこにはあった

 

「もうシャーレの部室は眼の前よ!」

 

そんな事を言う青髪の少女の話を無視するかのように一本の無線が入る

 

『今、この騒動の原因となっている生徒の正体が判明しました』

 

『その名も災厄の狐「狐坂ワカモ」⋯⋯現在矯正局から脱走した指名手配犯です』

 

『とても危険な人物ですので、気をつけてください』

 

”わかったよ、リンちゃん”

 

『リンちゃんって呼ばないでください』

 

”それじゃあ皆、行こう”

 

その後シャーレ奪還に向けて進んでいった一行の前に現れたのは

 

「フフ、連邦生徒会の子犬たちが現れましたか。お可愛らしいこと。」

 

まあ、その一行も概ね理解していたであろうが、狐坂ワカモである

交戦が始まろうとしたその時、何かが降ってきた―――

 

「ホイールズ・インダストリー」

 

そうして、落ちてきた勢いに反してとても落ち着いた声音でそう言い放った者の正体とは⋯⋯

大剣を担ぎ、黒いスーツを身にまとった子供にしては少し大人びた雰囲気を感じる男であった

 

周囲にいた人たちはあまりの事態にただただ驚くしかなかった。―――この人物が誰なのか、なぜ空から降ってきたのか、なぜヘイローがないのか、そしてなぜ⋯⋯大剣などという武器を持っているのか―――そのような様々な思考が駆け巡っている中、一人の少女が口を開いた。

 

「あなた、もしかしてゲントさんですか?」

 

「久しぶりだな、ハスミ」

 

「久しぶりだな⋯じゃないんですよ!あなたが退学宣言をしてからどれだけ忙しかったと思ってるんですか!」

 

「ただでさえあなたが担っていた書類は多いのに、ろくに引き継ぎ作業もせず、どこかに失踪し、そのせいで正義実現委員会の業務ペースが落ち半年ぐらい前まではろくに寝れない人が大半を占めていたのですからね!」

 

「はぁ⋯⋯⋯分かりましたよ、悪かったですね」

 

「それに何なんですか今の動きは!ヘイローの無いあなたがどうしてこのような戦場のど真ん中に⋯⋯」

 

「あー、それに関しては今まで戦わせてくれなかったからでしょ⋯⋯おっ、ちょうど廃車確定のクルセイダーあるじゃん、あれでちょっと見せてあげるよ」

 

「ちょっと待ってくださいハスミさん、それにそこのあなたも!ヘイローがないのに戦車に突っ込もうとするのはやめてください、そしてハスミさんはこの人とはどういう関係なんですか!?」

 

「おっと、自己紹介が遅れたな――改めまして、俺の名前は白夜ゲント、元トリニティ自治区正義実現委員会の書類仕事担当の裏方役、そして自主退学者だ」

 

「あなたが噂に聞いた、正義実現委員会の裏方役のトップ、なんでも1年生にして約9割の書類を担っていたとか言われている⋯⋯」

 

「お話はここまでにしといて、とっとと突っ込んできちまうわ」




かなーり中途半端なところで終わらせてしまいましたが、

一回ここで区切ってから戦闘パートに移行したほうが作者の体力的に楽でしたので()

すみませんがまた、いつかもわからなくなる更新を楽しみにしておいてください
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