ということで今週中に投稿することができました
どうぞ7話目です
「何を仰ってるのですかゲントさん」
今現在俺はティーパーティーの部室内でそれぞれのトップに詰められている
と言っても本来フィリウス、パテル、サンクトゥスの三人いるはずのトップのうち
(あれは確かフィリウスのナギサとパテルのミカだから……いないのはサンクトゥスのセイアか……あいつは病弱だから入院中とかか?)
といった形で二人しかいないのである
そんなことより白夜ゲントは退学届を提出したはずなのに提出されていないことに対して彼女らと議論している様子
「???俺って確実に退学届は提出したよな?」
「あれは提出とは言いません……あんなふうにティーパーティーに乗り込んできて退学届を投げ『退学しまーす』とだけ言ってさっさとどっかに行ってしまうような方法は!」
「………」メソラシ-
「というわけで、あなたの退学届は無効ということになります」
「まあ、つまり今まで通り活動していればいいということか?」
「そういうことです。あなたはトリニティ総合学園”三”年生正義実現委員会所属のままですから」
「ん?三年生?」
「ああ、あなたは気にしてなかったかもしれませんが一年の頃にすべての学期のテストですべての学年のテストを行いその全てで95点以上を出したため学力的に進学は問題ないということです」
「出席日数の方は私たちティーパーティーでどうにかしてるから心配しなくて大丈夫だよ〜」
「ははっ、さすがティーパーティーといったところか」
「まあね〜☆」
「あと、あなたが引き継ぎをせずに退学をした件に関しては許してませんから。当時一年生だった私たちにも書類の一部が回ってきたんですからね」
「あれは本当に大変だったね〜ナギサちゃん」
「もう本当に酷かったです」
「でもさ、もとはといえばトリニティの殆どの事務仕事をたった一個人に回していたことのほうがありえないと思うんだよね。やろうと思えば学園を転覆させられたわけだし」
「まあ…それはっ…そうなんですが……」
「せめて引き継ぎくらいはしてほしかったね………あはは」
「じゃあ、お互い様ってことで」
「これからはこんな事はもう起きませんよ」
「流石に危険性はわかってるだろうしな」
「ええ、まあ取り合え得ず言いたいことは言い終わりましたので」
「んじゃ、帰りまーす」
「ばいばーい☆」
そんなこんなでトリニティへ復学(?)したゲント、次は正義実現委員会へ顔を出しに行く途中でとんでもないものを見かけてしまう
「?????????」
そこにいたのは水着姿で噴水の周りを徘徊している彼の記憶どおりであれば自分以上の天才だった彼女の姿があった
―――そして、目が合う。合ってしまった
「あら、そこにいるのは……」
「とりあえず説明してもらおうか。水着姿でいることを」
「では、この水着は学校指定のものですよね?」
「はあ、そういう言い分かよ」
「うふふ、あなたならこれだけでわかってしまいますわよね♡トリニティ最強の事務方「なんか嫌だな」白夜ゲントさん」
「んじゃま、とりあえず正実のところにぶっこむから大人しくしとけ」
「あら、意外と乱暴ですのね♡そういうプレイも……」
「一回黙っとけ、そして歯ぁ食いしばれよ」
「え、あ、うそ…本気で……」
「一発だけ殴られろ」
「ちょっ…ま…」
そういった彼がいつの間にか取り出した小槌――老いた少年工房――を振り抜くと、その小槌は的確に彼女の後頭部へと手加減されながら的中し、意識を刈り取った―――
―――そして、正義実現委員会の部室では………
「キへッ…久しぶりだなあゲント」
「よっすツルギ委員長、元気してぼぐふぉあ」
戻ってきて早々ツルギに顔面をぶち抜かれるゲントがいるのである
「前が見えねえ」
(この程度も避けられないとは……ハスミのやつ報告書を盛ったか?)
(おかしいですね?なぜあのときはあんな動きができていたのに今のツルギのパンチを正面からまともに受けたのですかね?)
「そんなことはどうでもいいか……おい、ゲント…お前、なんで引き継ぎしなかったあああ」
「すまんて」
「ホントっすよゲント先輩……ん?今はゲントさんと同学年?」
「あ〜その件なんだけど、俺は頭に問題はないから無事に三年に進級できることになったんだわ」
「すごいっすねえ〜」
「まあいい…ゲントの処遇についてはまた後でだ「ヒエッ」お前もやるだろ?」
「何を?」
「今から模擬戦を行うことになっている」
「どういう感じで組み分ける?」
「一つ目は私とハスミとコハル、もう一つはイチカとマシロ……そして、そこにゲントさんが入る形ですね」
「ふーん、まあ良い組分けなんじゃない?」
「あの…私たちのチームで二人のチームには勝てないと思うのですが」
「うん?誰?っていうかもうひとり知らんやつおるな」
「あ、私は一年の静山マシロです」
「で、もう一人は?」
「あなたがゲント先輩?私は同じく一年の下江コハル……っていうか先輩が持ってるそれ何!?なんで水着なの!?まさか…そんな…エッチなのはだめ!死刑ぇ!」
「あ、これはなんかそこら辺で水着徘徊していたのを普通に気絶させて牢屋にぶちこむために引っ提げてきただけだぞ」
「私も気になってたけど、そうだったんだ」
「またハナコさんですか……はあ」
「常習犯かよ、っていうことで入れといてくれ」
「わかりました」
「んじゃ、ついでに軽く自己紹介だけ、俺は正実三年の白夜ゲントだ!よろしく」
「「よろしくお願いします」」
「よし、俺の自己紹介中にハスミも戻ってきたみたいだし…始めるんだろ…模擬戦を!*1」
「ああ……そうだな…じゃあ全員ついて来い」
「「「「「「はい!」」」」」」
と、そんなやり取りがあり場所は移って訓練場
「じゃあ…さっき言ったとおりに別れろ」
その声がかかると同時に先程は主力メンバー+俺のことしか言ってなかったが他の奴らも全員分かれ始める
「あれっ、先輩のポジションってどこっすか?順当に考えて後方支援っすよね?」
「いんや、今回は中衛での全員の支援をメインにして立ち回る」
「まじっすか…先輩…あの報告書のとおりだったら前衛しかできないと思ってたんっすけどねえ」
「正直どこでもできるぞ」
「でも、ゲント先輩の戦闘に関する資料は中衛での支援はおろか、後方支援すらありませんでしたよね?」
「どうにかなるから大丈夫大丈夫」
そんなこんな話していると間もなく模擬戦の開始する時間になるようだ
「それでは……戦闘開始!」
その掛け声と共にお互いに一気に攻め込む
「キヒャア!…ぶっ壊れろおおお」
そういってツルギチームの一部は初手から最速で特攻してきた
「きゃああああ」「ちょっはy」「まっーー」「ぐあああああ」
とまあ、こんな風にイチカチームは前線を見事壊滅させられていくと思われたが
「んじゃ、こっちもやってくか……戦闘準備!×2」
ゲントがツヴァイヘンダーを取り出して前に構えると全員の動きが変わった
「あれ?」「なんかいつもより痛くない」「すごーい」「これなら耐えられる!」
「何なんっすか本当にあの人は……っていうか中衛での支援って言ったましたっすよね!何でそんな前線にいるんっすか!」
「あれ?ここって中衛じゃなかったっけ*2」
この辺はさすが都市の人間といったところか、縦断があまり飛んでこない距離ではなく自分の使う長物が何とか届くくらいの距離のことを中衛と言っているのだ、やっぱり近接戦を主体にするやつじゃ感覚が違うね!
「そこは前衛っすよ先輩……はあ、ほんとに何をしてんだか」
「まあまあ、いいじゃん」
「よくないっす!」
と、そんな呑気な会話をしていると…ゲントが突然振り向き何か空を切る
「何しーーー」ガキィン
「おいおい、ブッ殺す気かよハスミ」
「あなたならそれくらい余裕だと思いましたので」
「え?先輩…もしかして弾丸を切ったんすか!?」
「こんくらい余裕だろ」
「え?は?」
「…そんなことができるのはお前だけだぞ…ゲント」バアン
「うおっとお、危な…至近距離で距離でショットガンを打つなっ…っていうか他のみんなは……」
「全員リタイアさせたぞ」
「はっや」
「あなたたちがそんな呑気に喋ってるうちにほとんど終わりましたよ」
「あとは…イチカ、マシロ……ゲントだけだ……」
「まじで?」
「そうみたいっすね…」
「はああああ……ここからが本番ってことか」
「先輩、前はお願いします」
「私からもよろしく頼むっすよ」
「キヘッ…始めるかあ……本当の戦いを…」
「援護射撃は任せてくださいツルギ」
「頼んだぞ…ハスミい……」
お互いが向き合い始まる戦闘、方やまだまだ人数も万全なツルギチーム、方やもう3人しか残ってないイチカチーム
ここから、本当の戦いが幕を開けようとしている……
次はいつになるんでしょうね
まあ何とかなるか(無責任)