あべこべ世界でも平和にLBXを遊びたい! 作:光のトオルちゃん
サブタイトルは語感の良さで適当に書いてるだけで、特に深い意味はないんだよね。本当だよ?
「あ、アタシらが……」
「負けた!」「で、ごわすね」
最後に残った透明化する厄介なLBXを、カズの磁場グレネードでスタンさせてから俺の
「にしても、バンのその武器は先端が尖ってるわけでもないのによくアーマーを貫けるよな」
「多分機体性能のパワーで無理矢理ねじ込んでるのよ、アンリミテッドレギュレーションでやったせいなのもあって、三人衆の機体は粉々だし……」
クイーン、ナズー、マッドドックの三機体はアミの言う通り見るも無残な姿に……悪いことしちゃったな
「気にすることないよ!アタシらは当然その覚悟があってアンリミテッドで戦ったわけだからね。それともバン、勝負に負けた女に謝るような、ケツの穴の小さい男なのかいアンタは!」
「……そうだな!また今度バトルやろうぜ!」
「えっ!?ば、バンってそうなの!?」
「アミお前ちょっと黙ってろマジで……!」
「――それじゃ、早く郷田さんのところに向かおう」
ミカの言葉に従って早速郷田がいるであろう、スラムの奥に行こうとするが……そこを三人衆に止められる。まだ何かあるっていうのか?
「バンとカズ、それにアミはリーダーから通すように言われてたからいいんだよ……ただし
「確かに今のオレたちはLBXもないただの不良になっちまったがよォ~……」
「それでも郷田四天王のプライドにかけて、お前のようなヤツは郷田さんに合わせられないでごわす」
「――言っとくけど私、ステゴロも強いよ」
う、うわぁ……まさに一触即発って感じの雰囲気だ。ステゴロとは言ってるけどまさかミカ、生身の人間相手にLBXは使わないよな……?
「バン、今の内にさっさといきましょ」
「俺って人間どうしのバトルは興味ないからアミに賛成」
「えぇ……まぁケガするようなことはしないよ、な?」
三人で寄ってたかって小さい女の子をイジめるような奴らは、そもそも郷田がそばにおかないだろうし大丈夫か!
「この調子だと、多分アキレスもタダでは渡してくれないでしょうね~」
「郷田さんのハカイオーと戦って勝ったらだろうな」
「どうやったら勝てるかなぁ?だって郷田は沙希さんとやり合えるくらい強いし……正直三対一でも勝てる気がしないよ」
沙希さんは強すぎる上に手加減出来ないって店長が言ってたしなぁ、それに近くでバトルをみたこともあるけど、お互い動きが速すぎて……
「勝負の前から弱気でどうすんのよバン!いくら郷田が強くても数の暴力でギタギタにしてやるのみよ!」
「俺の"カズ"と"数"を掛け合わせた高度なギャグか?」
「あっそういう意味で言ったわけじゃなかったかも」
「「「………」」」
取り合えず当たって砕けろだ!最奥に繋がる扉を力任せに開けば郷田が待ち構えて――
「ふぅ……サラシって結構汗をかきやすいんだよなぁ。バンたちが来る前に巻きなおしもしたいし、何よりこの解放感がたまらな、ぃ……」
一瞬郷田と目が合った気もするが、俺とカズの視線は目よりもその下のを見て――なんて暇もなく、アミが扉をガンッ!と勢いよく閉める。
「ま、待てアミ!確かに世の中は女の方が性欲は高いと言われているが男だって無いわけじゃないってかアレは誰だって視線が吸い込まれるというかだな!」
「そそそそうさアミ!俺とカズの反応はむしろ標準、至極当然のことなんだ!それにアミと郷田を比べてだっていないしな!?」
「私まだ何も言ってないけどどうかした?」
「「はい……すみません……」」
「も、もう入っていいぞ……」
郷田の擦れた声が扉の向こうから聞こえる。もし立場が逆だったら俺だって恥ずかしいもんな……不可抗力とは言えごめん郷田!
「あ、あはは、見苦しいもん見せちまったな」
「こっちこそごめん郷田、ノックくらいはするべきだったよな」
「さっさとやりましょ郷田"さん"? 三対一で手も足も出せないままぶっ倒してあげるから」
「俺は結構いいもん見れたっつーか……」
「うおっほん、四天王は無事倒せたみたいだな!でもここまで一緒には来てないのか?」
「あぁちょっと戦ってるみたいで……」
来た道に耳を澄ましてみれば、遠くからミカと三人衆の戦いが聞こえてくるような――
「必殺……木刀の先制攻撃!くらって田舎に帰りな!」
「――ふっ甘い。三影流暗殺術、カゲヌイ」
「残念だったな、テツオの身体はただの肥満じゃねぇ!」
「肉のヨロイに生半可な技は通用しないでごわす!」
「この声はミカちゃんか?なんで三人と……まぁいいか。とりあえずバン!このアキレスをさっさとAXー00に着せてやりな」
郷田からアキレスの箱を投げ渡される。てっきりLBXバトルに勝ったらだと思っていたんだけど……
「カバーパットのままじゃ勝負になんねぇからな!万全の状態でこのオレのハカイオーと戦ってもらう。だがアミとカズは手ぇ出すな、
「分かった、その勝負受ける!ただ調整のため30分くらい待ってくれ郷田」
カチャカチャ……
「よしっパーツがピッタリハマる。武装はランスと盾のオーソドックスなタイプで、盾で受けて槍でチクチクする地味な戦いになるか、はたまた弾いて一気に胴体を貫くか……」
「なぁ郷田さん、どうしてバンと戦うためにここまでしたんだ?何もキタジマで戦えばいい話だし……」
「ん?そりゃあカズ……こういうのはムードっつーか雰囲気が大事だからな。それにバンの成長にも繋がるだろ?」
バンがアキレスを組み立ててる間、手持無沙汰なカズとアミと話をする。どうせハカイオーの準備は済んでるから今の時間暇だしな
「バンの成長ねぇ、本当はアンタがバンに会いに来てもらって戦いたいだけでしょ?」
「ははは、真実は戦えば分かるさ」
――実際のところは
(ここからが正念場だな。カズの機体を破壊しなければエジプト洗脳イベントは起こらないし……財前総理暗殺とかエンジェルスターはオレが下手に関わらん方がいいだろうし、問題はその後か)
海道ジン、あの海道義光の血のつながらない孫……実は
「今日は何して遊ぼうかジン君?」
「えっと、お医者さんごっこがいいかな……♡」
「また? まぁジン君がしたいなら全然いいけどね私は。どっちがお医者さん役を先にやる?」
「じゃあ僕が先にお医者さん!お姉ちゃんは患者さんだからね? は、早くバンザイして……♡う、動いちゃダメだよ?♡」
「はいはい仰せの通りに……優しくしてね先生?」
(はぁ~~~可愛い男の子を自分好みのスケベな子にするのたまんねぇ~~~……ハッ!ち、違う!オレは落ち込んでるジン君を励ますために元男として精一杯やってるだけだ!!!)
ふっ、元男のオレにとって少年が喜ぶ遊びなど手に取るように分かるのよ。たまたまご近所さんでビックリしたっけな、今はどんないい男に成長してるのかなジン君は……
「よし!調整も終わっていつでも戦えるぞ!――どうした郷田、早くやろうぜ?」
「お、おう!だが安心しなバン、慣れないアキレスでの初戦で必殺ファンクションは使わんからよ。思いっきりぶつかってこい!」
「手加減して後悔するなよ郷田!」
さぁて主人公と言えど軽く捻ってやりますかね!
意外と人気で嬉しいですね……あんまり人気なかったら『シンドバットの冒険(マギ)のマーデルに転生したから美少年ハーレム築きます』でも書き始めるところだった。あっ作者の性癖が美少年ヤンデレとかだからジン君が出てきたらそういう描写が多くなるからそこだけ注意なんだぁ