仲間と共に、この理不尽な世界で頑張ります   作:ギラサメ

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 新年明けましておめでとうございます。今年最初の投稿です。今年もよろしくお願いします。


第9話 冒険者殺し

狂三SIDE

 

「成る程ですね」

 

 私は宿でベータとウェンディが持ち帰ってきた情報を聞く。

 

「しかし、確証がないのでそのダークさんがライト君である確率はほぼ0でしょうね」

 

「やっぱりそうですよね」

 

 落ち込むベータ。

 

「そう落ち込まないでください。まだそうと決まった訳ではないので」

 

「そうよ。元気出して」

 

 私と妖精弓手でベータを励ます。

 

「ただいま戻りました。クルミ様」

 

「あらお帰りなさい。ディアブロ」

 

 ディアブロが戻ってきた。

 

「皆は屋敷に戻りましたか?」

 

「はい」

 

「さて、皆揃った事ですし、食事でもしながら今後の事を話しましょう」

 

 私達はダガスで食事をする事に。

 

「それで今後の方針ですが……」

 

 ダガスにある店で食事しながら今後の方針を話す。

 

「私達はここに留まりながら、冒険者活動し、ライト君を探します。異論はありませんか?」

 

「それは良い考えですね」

 

「私もそれでいい」

 

「私もです」

 

「私もそれでいいと思います」

 

「わたしたちも」

 

 ディアブロ、妖精弓手、ベータ、ウェンディ、ジャックが賛成してくれた。

 

「では、暫くはダンジョンで活動ですね」

 

 こうして私達はダガスのダンジョンで活動する事に。

 

 

 

 

 

「はぁ!」

 

 ジャックがナイフでダンジョン内のモンスターを斬る。

 

「流石ですね」

 

「えぇ」

 

 私とディアブロがジャックを評価する。流石、19世紀のロンドンを震撼させた殺人鬼ですね。

 

「天竜の咆哮!」

 

 ウェンディも口から竜巻の渦を発し、ダンジョン内のモンスターを吹き飛ばす。

 

「やるじゃん」

 

「はい。彼女は攻撃も付与魔法もできて、中々です」

 

 妖精弓手とベータがウェンディを評価する。これが天空の滅竜魔導士。

 

「さて、私達も」

 

「はい」

 

「負けてられないね」

 

 私達も戦闘し、ダンジョン内のモンスターを狩まくった。そしてその倒したモンスターから得た素材などをギルドに持ち込み、換金してもらいました。

 

 

数日後

 

「『冒険者殺し』ですか」

 

 冒険者活動する中、ダガスダンジョンで冒険者が謎の死を遂げる事件が発生した。この事件には懸賞金をかける事になり、些細な情報でも支払われるとの事。

 

「なんか厄介な事になったね」

 

 今回の事件を聞いて妖精弓手がそう呟く。

 

「こ、怖いです」

 

 震えるウェンディ。

 

「如何なさいますかクルミ様?このまま活動を続けますか?それとも帰還致しますか?」

 

 ディアブロが問いかける。

 確かに帰れば『冒険者殺し』に遭わずに済む。しかし……

 

「このまま活動し続けます。こんな事態放っておく訳にはいきません。それにこの事件でライト君に会う可能性もあります」

 

「今回の事件を利用すると」

 

 ディアブロが私の考えを納得してくれた。

 

「そうね。流石にこれは許せないね。私も狂三に賛成よ」

 

 妖精弓手も同意してくれた。

 

「そうですね。これは見逃せません」

 

「わ、私も!怖いですけど、皆の役に立ちたいです!」

 

「おかあさんが頑張るなら!」

 

 ベータ、ウェンディ、ジャックも賛成してくれた。

 

「では、そうと決まれば早速ダンジョンへ!」

 

 私達はダガスダンジョンに。

 

 

ダガスダンジョン内

 

「ダンジョンには行ったものの」

 

「『冒険者殺し』の手がかりゼロ」

 

「ライトも見つかりませんね」

 

 ダンジョンで『冒険者殺し』の手がかり、ライト君も見つからず、私、妖精弓手、ベータがそう呟く。

 

「うぅぅ、何も見つからなくてすいません」

 

「ウェンディさんそう落ち込まないでください。思い通りに事が進むとは限りませんから」

 

 落ち込むウェンディをディアブロが励ます。

 

「おかあさん、どうする?」

 

「……ダンジョンを出て出直しましょう」

 

 ジャックの問いに答え、私達はダンジョンを出る事に。

 

 

 

「っ!?」

 

「どうかしましたウェンディ?」

 

 ダンジョン内が暗くなった頃、ウェンディが突然、動きを止めた。

 

「……聞こえます」

 

「何がですか?」

 

「悲鳴が」

 

 ウェンディのそれを聞いて私は嫌な予感がして、すぐにカードを出す。

 

「現れなさい!ブルーアイズ!」

 

 ブルーアイズを召喚し、乗る。ディアブロは翼を生やす。

 

「ウェンディそれはどこから?」

 

「あっちです」

 

「急ぎなさいブルーアイズ!」

 

 ウェンディが指差した方に行くようブルーアイズに言うと飛び立つ。ディアブロも隣を飛ぶ。

 

「うぷっ」

 

 ウェンディの気分悪くなる。あ、そういえば滅竜魔導士は。とにかく今は急がないと。

 

 しばらくすると、女の子一人と男の子三人がエルフ種とダークエルフ種に襲われているのが見えた。

 

「ディアブロ!」

 

「畏まりました」

 

 ディアブロが腕と爪を変化させ、彼らを守る。

 

「な、何者だ!」

 

 突然現れたディアブロに驚くエルフ種とダークエルフ種。

 

「ディアブロと申します。偉大なる我が主クルミ様の忠実な執事<バトラー>です」

 

 ディアブロが挨拶すると同時に私もブルーアイズから降りる。

 

「その主の狂三と申します。以後、お見知りおきを」

 

 




 
次回
 
 vsカイト&ヤナーク!目覚める時空竜!

 お楽しみに!
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