仲間と共に、この理不尽な世界で頑張ります   作:ギラサメ

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出来ました。


第6話 エルフ種のサーシャ

 

狂三SIDE

 

 私、妖精弓手、ベータは今、ブルーアイズに乗り、エルフ女王国に向かっている。

 

「ねぇ、狂三」

 

「はい?」

 

「ジャックとウェンディ、大丈夫かな?」

 

 妖精弓手が私にジャックとウェンディの事を聞いてきた。

 

「ディアブロもいますし大丈夫でしょう」

 

 今日あの二人はディアブロとドワーフ王国にあるダガスの街へ行き、冒険者登録をする事とライト君の捜索をする。他の皆もライト君を探すため色んな街へ。私もそのためにエルフ女王国に向かう。

 

「それにしても驚いたよね。二人に会った時」

 

 妖精弓手がそう言い出すと、何日か前の事を思い出す。

 

何日か前

 

「あれ?」

 

 私はいつも通りべッドで眠っていたら、死んだ時に最初にいた何もないとこにいた。

 

「え?まさかまた死んでしまった?」

 

 そう思っていると、あの時同じようにゲームのような画面が出てきて、色々なキャラが。

 

「また選べと?」

 

 そう思い、あの時と同じように選んだ。そこで選んだのが……

 

「アサシン。ジャック・ザ・リッパー。よろしく、おかあさん」

 

「あの……ウェンディ・マーベルです」

 

 ジャックとウェンディだった。

 

 そして朝、目を覚ますと二人が私のべッドの横で眠っていた。その後、皆も驚いたりしましたけど。

 

現在

 

 ブルーアイズに乗りながらあの日の事を思い出していた。

 

「本当あの時大変だったよね。ジャックが狂三の事を『おかあさん』って言った時とか」

 

 本当、あの時皆から質問責めさせられました。旦那は誰なのかとか。どこで拾ってきたとか。

 

「あの、楽しく喋っているとこ悪いんですけど、もうすぐエルフ女王国ですよ」

 

 ベータに言われ、見ると美しい街並みやら城が見えた。

 あれがエルフ女王国。

 

「さてお待ちくださいね。『種族の集い』の一人」

 

 私は一枚の紙を見る。

 

「エルフ種のサーシャさん。ブルーアイズ、このまま国へお行きなさい」

 

 ブルーアイズに命令すると、そのまま国へ。

 

「ドラゴンだ!」

 

「何でドラゴンが!?」

 

 ブルーアイズが現れた事に国にいるエルフ種達が騒ぎ出す。

 

「えっと確かディアブロからの情報ではサーシャは?」

 

「恐らくミカエルのとこにいるのかと」

 

「ブルーアイズ!」

 

 ベータに言われ、ブルーアイズに命令する。

 

 

 

「国にドラゴンだと!」

 

 その頃庭でサーシャと一緒に茶会をしていたミカエルにブルーアイズ出現の報告が入る。

 

「なら早く討伐に「ミカエル様!」サーシャ殿?」

 

「ド、ドラゴンがこちらに来ます!」

 

「なんだと!?」

 

 ミカエルはサーシャに言われ、上を見ると、ブルーアイズが真っ直ぐこちらに来る。そしてそのまま降り立つ。警戒するミカエルとサーシャ。

 

「見つけましたわ」

 

「「っ!?」」

 

 私はそう言うと、ブルーアイズから降りる。妖精弓手とベータも降りる。

 

「劣等種!?それに同じエルフ種!?」

 

「劣等種が!何故貴様のような者がこんなとこに!」

 

「そうですわね……」

 

 さて作戦通り始めますか。ライト君をこちらに来るように。

 私はサーシャを見て指差す。

 

「そこの女への復讐です」

 

「は?私に復讐?どういう事よ!私とアンタのような劣等種に何の関係があるのよ!」

 

「ライトを覚えていますか?」

 

「っ!?」

 

 私がその名を口にすると、目を見開くサーシャ。

 

「三年前、貴方達『種族の集い』が惨たらしく殺した少年の事を!」

 

「あんたにどういう関係がある!」

 

「何もかもです!ライトは純粋で素直な少年でした。私にとって可愛い弟のようなものでした!それを貴女は、『種族の集い』は!」

 

 私は、怒り泣く。まぁ、演技ですけど。

 

「お出でなさい!刻々帝!」

 

「それは!」

 

「あの劣等種のギフトか!」

 

 私の刻々帝に驚くサーシャとミカエル。

 

「貴女に生きる資格はありません……さぁ、始めましょう」

 

 私は二人に狂気の笑みを浮かべる。

 

 さぁ、ライト君早く来なさい。

 





次回、VSサーシャ&ミカエル!発動するオカルトカード!
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