「そいつが、新しく列車に乗るナナシビトか?」
列車内で突如として、そんな声が聞こえた星は声が聞こえた方を見ると背の低い少年がいた…いや少年の見た目をしているが間接の部分はヘルタの様に人形みたいになっている、男の子がいた
「そうだ星紹介しよう彼は、アルファ、彼も列車の一員だ」
「基本的にうちらの見守りしてるね!」
「あぁ、いつも助かっている」
「人形が生きてるなんて…」
「な訳あるか、本体は人間だ俺は動かしてるだけだ」
「なら本当はどこ?」
「本体なら、ヘルタのとこだ」
「宇宙ステーション?」
「違う、ヘルタも人形を動かしてんだ、俺の本体はヘルタの家にある……まぁ、今はヘルタに管理されているから何もできないがな、人形ならちゃんと動かせる」
「?もしかして、実際の体は動かせないの?」
「…動かせる…だが、何もできないだけだ、だから人形を通して俺は世界を見ているんだ、もう見ることができない本体の代わりに」
星はその状態が気になったが、これ以上踏み込むのはやめた、何故ならまだ好感度が足りないと思ったからだ、この調子で好感度をあげていこう!
「次に行く星はヤリーロⅥか…」
「アルファ」
「ヴェルトかどうした?」
「彼女達に、今回の開拓を任せるが、念の為ついて行ってくれないか?」
「断ると思っているのか?…ついて行くに決まっている世界を知っておいて損はないからな」
「すぐに行くわけじゃない、準備ができたら、行ってあげてくれ」
「分かった」
アルファはヴェルトと別れると部屋の隅の方へいきそのまま機能を停止する
そして、目を開ける
「……いつまでこうすればいいんだ?ヘルタ」
周りはたくさんのヘルタの人形がいるそして中央にいるのがマダム・ヘルタであった
アルファの状態は鎖に繋がれている状態であった動けるまでの余裕はあるがそれはこの部屋だけである、他の部屋の移動はヘルタが許可しない限り不可能だった
「駄目よ貴方はもう私の、アルファがどうしてもとゆうから意識を人形につなげる様に、アルファそっくりの人形を作ってあげたけど、私との時間の方が大事でしょ?」
「……俺はお前がっ!」
「お前?私はヘルタよ次にお前なんて言ったら人形も破壊するから」
ヘルタはアルファの首を掴み締め上げていた手を離す
「…ハァ…ハァ…俺はヘルタと沢山共にいた…だからこそ大事に思っている…だが、俺が本気を出せばこんな鎖も!」
「やってみれば?確かにアルファならできるね、でも壊した瞬間貴方と一緒に死んでやるから」
「!!」
「できる?できないよね、だってアルファは優しいから」
そうアルファは一緒に死のうと言った時自身の命が惜しいと思ったわけではない、ヘルタが死ぬことは許容できなかったのだ、この優しいさのせいでアルファは何もできなかったのだ、アルファはもう諦めまた人形に意識を繋ぐ
「…」
「本当に可愛いアルファ、本当なら人形に意識をつなげるのも嫌だけどアルファが一生懸命頼んだお願いだし、許可してあげたけど」
ヘルタは人形に意識を繋げた、アルファに近づき抱きつく
「絶対に離さない貴方は私の、誰にもあげない」