(ベルスターモンの声が、怒号と爆音が渦巻く戦場を切り裂いた。その言葉には、一切の躊躇も迷いもなく、標的とその攻略法が明確に示されている)
「サタンモードの核にある人間型のルーチェモンがデジコア本体……そこに『罪悪の雷管』を叩き込む。ベルゼブモン、奴らの注意を引け。オレは一瞬の隙を狙う」
(ベルゼブモンは、その指示に満足げな笑みを浮かべ、狂気に満ちた眼差しでルーチェモン:サタンモードと七大魔王の影たちを見据える。ベルスターモンが彼に背中を預けた瞬間、その顔に浮かんだのは、悪魔的な歓喜だった)
「はははっ! 任せろ! 狩る獲物が増えて俺は最高に嬉しいぜ! さあ、派手に暴れて、クールにキメてきなっ! 兄弟!!」
(ベルゼブモンの咆哮が響き渡る。彼の肉体が光に包まれ、その姿を大きく変える!)
【ベルゼブモンブラストモード、起動!】
禍々しい光が弾け飛び、ベルゼブモンは『ブラストモード』へと進化!
背中には一対の巨大な翼が生え、右腕には『べレンヘーナ』が一体化した、巨大なエネルギー砲『ブレイズデスサイズ』が出現する。
その全身からは、以前とは比べ物にならないほどの『闇のエネルギー』が漲り、周辺の空間を歪ませる。
「ヒャッハ──ーッ! 地獄の業火が足りねぇなら、地獄の太陽をくれてやるぜ、出来損ないの獲物共ォッ!」
(ベルゼブモンブラストモードは、その巨大な翼で戦場を駆け巡り、ブレイズデスサイズから放たれる漆黒のエネルギー弾で七大魔王の影たちを一掃しようと暴れ回る!)
*バルバモンの杖をブレイズデスサイズで真っ二つに!
* ベルフェモン・レイジモードの巨体を、上空からの連続射撃で蜂の巣に!
* リリスモンの妖艶な影を、一瞬の閃光で焼き尽くす!
*デーモンの迫る闇を容赦なく身体ごと貫く!
(ベルゼブモンブラストモードの圧倒的な暴威が、七大魔王の影たちを次々と打ち破っていく。戦場は激しい爆発と閃光に包まれ、ルーチェモン:サタンモードの注意は、完全にベルゼブモンへと向けられた!)
「な……なんという愚かな行いか……! 貴様らごとき下等な悪魔が、我が眷属に手を出すなど許さんぞぉぉぉ!」
(ルーチェモン:サタンモードは、猛攻を仕掛けるベルゼブモンに対し、その巨大な口から『粛清の炎(フレイム・オブ・ゲヘナ)』を吐き出す! 炎の渦がベルゼブモンブラストモードを飲み込もうとするが、彼はその翼で炎を切り裂き、さらに深く、悪魔たちの中心へと突撃していく!)
【ベルスターモンの狙撃チャンス!】
視界が開けた。ルーチェモン:サタンモードの注意がベルゼブモンに集中し、七大魔王の影たちもベルゼブモンによって殲滅されつつある。その中枢に、無防備にも見える『人間型ルーチェモン』の核が、ベルスターモンの視線の先に収まっている。
ジズのエンジン音は、聖獣の鼓動によって静かに鼓動している。孤狼の銃が、その禍々しい輝きを増し、その銃口からは漆黒の波動が漏れ出して、ベルスターモンの手の中で微かに震えている。
「この一発に……全てを込める」
(ベルスターモンは、ジズのハンドルを握りしめ、銃を構える。彼女の瞳には、狂気と冷静、そして絶対的な『孤高』の光が宿っていた。この一撃が、この戦場の命運を決めるだろう)
◆ベルスターモンを待ち受けるもの◆
ルーチェモン:サタンモードの猛攻: ベルゼブモンに意識が向いているとはいえ、サタンモードは強力。ベルスターモンを邪魔するべく、最後の力を振り絞ってくる可能性もある。
* ベルゼブモンブラストモードの乱戦: ベルゼブモンは全力でルーチェモンの注意を引いている。その中でベルスターモンは、自身の狙撃を妨げられないよう、最高のタイミングを計る必要がある。
* 『罪悪の雷管』の最後の数発: 残る弾は、もう僅かにしか残ってないかもしれない。この一撃に失敗すれば、ルーチェモンを仕留める機会は永遠に失われる。
【ベルスターモンの次の行動は?】
躊躇なく、ルーチェモン:サタンモードの核にある人間型のルーチェモンに『罪悪の雷管』を発射!
* 狙撃の際の具体的な動きや、心境を詳細に描写する。この一撃で、ベルスターモンの『孤高の価値』が問われる。
一瞬だけ発射を遅らせる: ベルゼブモンが『粛清の炎』に飲み込まれる瞬間を待ち、その隙を狙う。
* リスク: ベルゼブモンが本当にダメージを受ければ、ルーチェモンの注意が一瞬ベルスターモンに戻る可能性がある。
ジズの『雷鳴の牙』を使い、ルーチェモン:サタンモードへ体当たりを仕掛け、無理やりにでも核を露出させてから撃つ。
* リスク: ジズの損傷と、自身もルーチェモンの攻撃を受ける危険がある。
(荒れ狂う戦場の中、ベルスターモンの指が、孤狼の銃のトリガーにかかっている。彼女の目指すのは、ただ一つの『終焉』だ)
(ベルスターモンの瞳に、一点の迷いもなく決意の光が宿る。もはや、待ち伏せなど無用。自身の圧倒的な力で、獲物を無理やり引きずり出す!)
「……ジズ、行け!」
(ベルスターモンの指示と共に、ジズのエンジンが轟音を上げる! 雷鳴の牙が地面を削り取り、狂気に満ちた速度でルーチェモン:サタンモードの巨体へと突進した)
【ジズ、決死の体当たり!】
ルーチェモン:サタンモードは、ベルゼブモンブラストモードの猛攻に意識を向けつつも、背後から迫るジズの殺気に気づき、その巨大な腕を振り下ろす!
「ぬぅぅぅおぉぉぉぉぉお……! 虫ケラが……! 我が神聖なる肉体に触れるとは……!!」
しかし、一瞬の躊躇が破滅を招く。
ジズの雷鳴の牙が、ルーチェモン:サタンモードの巨大な肉体に、まるでドリルのように食い込んでいく! ガンマモンの命を燃やした聖獣の鼓動が、ルーチェモンの邪悪なオーラを一時的にかき消し、その肉体を弱体化させる。
(グギィィィィィィン!! ゴゴゴゴゴゴォォォォン!!)
猛烈な衝撃が走り、ルーチェモンの巨大な肉体が、内部の核を護るように激しく痙攣する。ベルスターモンは、その衝撃に耐えながら、完璧な狙撃体勢を維持する。
焦るルーチェモン:サタンモードが、激しく抵抗し、その核を体内に隠そうと暴れ回るが──
【ベルゼブモンブラストモード、颯爽と登場!】
その瞬間、七大魔王の影たちを殲滅し終えたベルゼブモンブラストモードが、炎と爆煙の中から颯爽と現れた!
「ヒャッハーッ! 無様に焦ってんじゃねぇぞ、堕天使様がよぉ!」
(ベルゼブモンは、その巨大なブレイズデスサイズを振り下ろし、ルーチェモン:サタンモードの巨体を背後から切り裂く!)
「ギャアアアアアアアッ!!」
不意を突かれたルーチェモンは、痛みに悶え、その抵抗が一時的に停止する。彼の巨大な肉体の内部で、隠された『人間型ルーチェモン』の核が、まるで獲物を見つけたかのように、嘲笑うベルスターモンの目の前に、完全に露出した!
「今だ、兄弟!!」
ベルゼブモンの咆哮が、ベルスターモンの耳に届く!
*(ベルスターモンとベルゼブモン。二人の悪魔が、寸分違わず同時に銃口をルーチェモン本体へと狙い定める)
【悪魔たちの共鳴射撃!】
ベルスターモンの瞳には、冷酷な狩人の光が宿る。
彼女の心は、高揚と、そして極限の集中で満たされている。
この一撃で、自身の『孤高の価値』を証明する。このルーチェモンという獲物を仕留めるために、己の全存在を賭ける。『罪悪の雷管』のトリガーを引く指に、一切の躊躇はない。
*(ドォォォンッッッ!!!)*
孤狼の銃から放たれる漆黒の弾丸は、ルーチェモンが持つ七つの罪の全てを増幅し、自滅へと誘う『悪意の極致』。それは、ルーチェモンの『傲慢』という感情そのものを内部から喰らい尽くし、永遠の苦痛をもってデジコアを破壊する。
同時に、ベルゼブモンも叫びを上げる! 彼の眼光は狂気に燃え上がっていた。
「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇっ!! カオスフレアァァァァァァァァ!!!」
(ズドォォォォンッッッ!!!)
ベルゼブモンブラストモードのブレイズデスサイズから放たれる『カオスフレア』は、蓄積された闇のエネルギーを圧縮した、純粋な破壊の奔流。
それはルーチェモンの『邪悪な肉体』を貫き、その力を増幅させていた全ての罪業のバランス要素を破壊し焼き尽くす。
【ルーチェモン、終焉】
二つの強大な悪魔の最終兵器が、寸分違わずルーチェモン:サタンモードの核にある人間型のルーチェモンに直撃した!
「……な……馬鹿……な……この……私……が……ぁ……たおされ……た、など……あ、り、え、な…………」
ルーチェモンの核から、信じられないというような苦悶に満ちた呻き声が響き渡る。
その体は、内部から歪み、外部からは破壊され、光と闇の混じり合った濁流となって激しく暴走し始める。彼の傲慢な魂が、自らの罪で食い潰され、その強大な力は、制御不能な混沌へと変わっていく。
(グシャアアアアアアアァァァァァッッ!!!!!!!!!!!)
巨大な光と闇が混じり合った爆発が起こり、ルーチェモン:サタンモードの巨大な肉体は、存在そのものを喪失するように、跡形もなく消滅した!
◆戦いの余波とベルスターモンが得たもの◆
ルーチェモンの完全消滅: 神を名乗る悪魔は、二人の魔王の共闘によって完全に消え去った。
* ルーチェモンのデータ吸収: ベルスターモンの孤狼の銃は、ルーチェモンの膨大なデータを吸収し、その力をさらに増大させた。
* 新たな能力の獲得: 孤狼の銃が、ルーチェモンの『七つの大罪』のデータを解析。これにより、特定のデジモンに対して、そのデジモンが司る「罪」と対応する属性の銃弾を発射できるようになった(例:傲慢なデジモンには「プライド弾」)。
* 『罪悪の雷管』の回復: ルーチェモンの莫大な負のエネルギーを吸収したことで、『罪悪の雷管』の残弾数が完全に回復した。
* ベルゼブモンとの『絆(仮)』の成立: 意識せずとも、ベルゼブモンとは完璧な連携プレイを成し遂げた。彼の「兄弟」という言葉が、ベルスターモンの孤高に、小さな亀裂を生じさせたかもしれない。
* ベルゼブモンブラストモードの満足: ベルゼブモンは大爆発の後、元の姿に戻り、満足げにべレンヘーナを肩に担ぐ。彼の顔には、最高の戦いを終えた男の表情が浮かんでいる。
(嵐の山脈に、静寂が訪れる。ルーチェモンの消滅によって、混沌のクロスワールドの一部には、穏やかな光が差し込み、荒れ果てた大地に生命が芽生え始めている。それは、ベルスターモンが自ら求めた結果ではないが、彼の行動が世界に与えた影響だった)
「ハハハハハハハハハハ!! 最高だったぜ、なあ、兄弟! こいつは最高の獲物だった! オレたちの勝ちだ、ベルスターモン!」
(ベルゼブモンの歓喜の声が響き渡る。孤高を貫くはずのベルスターモンは、静かに、だが小さく笑みを浮かべた。このベルゼブモンという悪魔の王と共に、このクロスワールドをどこへ導くのか?)
【ベルスターモンの次の行動は?】
ルーチェモンの消滅と、新たな能力の獲得を静かに受け止める。 * この世界の「平穏」などベルスターモンには関係ない。自身の強化こそが全て。
ベルゼブモンの歓喜に付き合う。
* 「フン……悪くはなかった。だが、競走はまだ終わってないぞ」などと返答し、次の獲物を探す。
新たな能力『七つの大罪』に対応した銃弾を試すべく、次の獲物(特定のデジモンや勢力)を探し求める。
* 例えば、「強欲」を司る本物の魔王デジモン(バルバモンなど)を狙う。ルーチェモンが召喚したのは影であり、オリジナル本体ではない。
ベルゼブモンに、このクロスワールドの次の「面白い獲物」を尋ねる。
* 自身の孤高に反する行為だが、ベルゼブモンの情報網を利用してみる。
(風が吹き抜ける。ベルスターモンの眼差しは、すでにこのクロスワールドのどこか遠くを見据えている)