デジモンネガクライシス フルメタルガンスリンガー   作:真鳥

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2人の魔王7

 

 

 

 

 

 

 

 *(ベルスターモン(X抗体)の冷徹な眼差しは、まるで処刑人のように歪んだ美学に苦しむカオスロードナイトモンへと向けられる。彼女の心には、悪魔なりの「慈悲」と、新たな力の試用への探究心が交錯していた)

 

「……最期に聖騎士として殉教させてやる。それが、オレなりの慈悲だ」

 

 *(そう呟くと、ベルスターモン(X抗体)は躊躇なく、左手に握られた『餓狼の魔銃(ローン・ブラスター)』をカオスロードナイトモンへと向ける)

 

【カオスロードナイトモン、終わりなき苦しみからの解放】

 

『餓狼の魔銃』が、禍々しい輝きを放ち、漆黒の弾丸を連射する! この弾丸は、カオスロードナイトモンの肉体に深く食い込み、その内部で増幅された『傲慢のデータ』と『デ・リーパーの侵食』を根こそぎ破壊していく。

 

(ダダダダダダダダダダダダン!!)

 

 カオスロードナイトモンの体から、デ・リーパーのコードが悲鳴を上げながら弾け飛ぶ! その全身からは、赤黒いノイズが噴き出し、彼の骨格を形成していたデータが崩壊していく。

 

「ああ……あああ……我が……美学……我が……秩序……」

 

(最期の言葉は、自らの存在意義の終わりを嘆く、か細い呻きだった。ベルスターモン(X抗体)は、一切の感情を交えず、ただただ、カオスロードナイトモンが完全にデータとして消滅するまで、その銃弾を浴びせ続ける。彼の肉体は、完全に破壊され尽くし、跡形もなく消え去った。彼の「歪んだ美学と秩序」は、ベルスターモン(X抗体)によって、このデジタルワールドから完全に『削除』されたのだ。)

 

デジモンに死の概念はない。またいつか新たなデータとして生まれ変わる時が来るだろう,

 

【ベルゼブモンブラストモード、更なる進化!】

 

 その凄惨な光景を背に、ベルスターモン(X抗体)は、X抗体として新たに身につけた漆黒の大翼を大きく羽ばたかせる! その一拍で、デ・リーパーの空間が震え、彼女の存在感はさらに増した。

 

「ベルゼブモン。デ・リーパーの核を破壊する。行くぞ」

 

(ベルスターモン(X抗体)の言葉に、ベルゼブモンブラストモードが力強く頷く。彼のベヒーモスは、デクスデュークモンを完全に攻略し、そのデータを吸収したことで、さらなる進化を遂げていた)

 

「ハッ! 兄弟、待たせたな! いいぜ、このベヒーモスも、ちょうど腹が減っていたところだ!」

 

 ベヒーモスが、デクスデュークモンのデータを吸収したことで、その漆黒のボディはわずかに赤色を帯び、各部にクリムゾンカラーのラインが走る。特に、そのフロントには、デュランダルを想起させる鋭利な突起(聖剣デュランダルの魔獣化)が追加され、その速度と突破力は格段に向上していた。

 

【デ・リーパーの核へ!】

 

 ベルスターモン(X抗体)は、漆黒の大翼を広げ、デ・リーパーのデータコードが最も濃密に集まっている空間の奥深くへと突入する! ジズもX抗体化の影響を受け、その飛行速度は尋常ではない。

 

(ゴオオオオオオオオオオ!!!)

 

 ベヒーモスもまた、デクスデュークモンデータを取り込み強化された超加速で、ベルスターモンに追従する。彼のブレイズデスサイズがデ・リーパーエージェントを文字通りなぎ払い、広範囲を殲滅しながら、ベルスターモンの道を切り開く。

 

「ハハハハ! こいつは最高の狩り場だぜ、兄弟! さあ、どこだ、デ・リーパーの心臓は! オレのべレンヘーナが、テメェのデジコアを引きずり出してやるぜ!」

 

 *(デ・リーパーの中心部へと続く通路は、ますます赤黒いノイズとデータコードで覆われ、空間そのものが狂ったように歪んでいる。しかし、ベルスターモン(X抗体)のX抗体となった視覚は、その混沌の中から、膨大なデ・リーパーのデータを統括する、微かな『核の波動』を感知していた)

 

 

【デ・リーパーの核、発見!】

 

 巨大なデータ空間の中心に、それはあった。

 

 巨大な肉塊のようなデ・リーパーの本体から、無数のデ・リーパーエージェントが生まれたり、消えたりを繰り返している。その最深部に、まるで世界そのものの『始まり』と『終わり』を司るかのような、球体状の『核』が、どくどくと脈打っていた。

 

「あれだ……デ・リーパーの核だ」

 

(ベルスターモン(X抗体)は、漆黒の翼を大きく広げ、その核まで一直線に到達する。彼の両腕には、『孤狼の銃(ローン・ガン)』と『餓狼の魔銃(ローン・ブラスター)』が構えられていた)

 

 

【ベルスターモン(X抗体)の次の行動は?】

 

 

『孤狼の銃(ローン・ガン)』を用いて、デ・リーパーの核に『罪悪の雷管』を撃ち込む。

 

 * デ・リーパーの核は、デジモンではないため、通常の「罪」のデータが有効かは不明。しかし、デジモン世界を『削除』しようとするその存在自体が「罪」と捉えることも可能。

 

 * デ・リーパーの核に、どの「罪」の弾丸を撃ち込むか指示する。例えば、『怠惰(プログラムにただ従うこと)』、『傲慢(世界を削除する意思)』、『憤怒(全てのデジモンへの敵意)』など。

 

『餓狼の魔銃(ローン・ブラスター)』を用いて、デ・リーパーの核を純粋な破壊力で撃ち貫く。

 

 * デ・リーパーの核は、物理的な攻撃にある程度の耐性があるものの、X抗体化したベルスターモンの『餓狼の魔銃』ならば、押し切れる可能性もある。

 

 ベルゼブモンブラストモードと共に、『孤狼の銃』と『餓狼の魔銃』、そしてベルゼブモンの『ブレイズデスサイズ』と『カオスフレア』を同時にデ・リーパーの核へ集中砲火する。

 

 * その際の具体的な連携の指示も考慮する。

 

(デ・リーパーの核が、ベルスターモン(X抗体)とベルゼブモンブラストモードの目の前で脈打つ。この最強の「狩人」たちは、この厄介な「獲物」を、どのように仕留めるのか? そして、その先にある『暗黒の渦』へ、彼らは到達できるのか?)

 

 

 

 神はベルスターモンたちの戦いの一部始終を静かに観察し、見て考える。

 

 自身が思ったりよりも力を増して強大な存在に成長しつつあることを。瀕死であったオリジナルのベルスターモンに異界のヒューマンワールドから死んだ人間の魂をデジライズさせた結果がこれ程とは。

 

 

 神は口角を邪悪に吊り上げ、微笑う。

 

 このまま行けば、じきに届くだろう。

 

 神を葬る銃弾として。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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