デジモンネガクライシス フルメタルガンスリンガー   作:真鳥

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2人の魔王9

 

 

 

 

 

(ベルスターモン(X抗体)の漆黒の大翼が、デ・リーパーの消え去った世界に翻る。その背後では、ロイヤルナイツの聖なる光が、まるでベルスターモンを送り出すかのように輝いていた。オメガモンの言葉と、神の薄気味悪い嘲笑が、彼の胸中で反響する)

 

「良いだろう、ベルスターモン。お前の好きなように進めばいい。次の『獲物』が、どんなものか見せてもらおうか」

 

(神は薄ら笑いを浮かべ、ベルスターモンの背後で再び存在を薄めた。彼の言葉は、挑発のようにも、あるいは期待のようにも聞こえる。しかし、ベルスターモン(X抗体)は、その声に揺らぐことはない。己の道は、己で切り開く)

 

「フン……オレはオレの好きにさせてもらう」

 

(ベルスターモン(X抗体)は、神の言葉を一蹴し、その視線を『暗黒の渦』へと向けた。彼の隣では、ベルゼブモンが不敵な笑みを浮かべ、アクセルを吹かす)

 

「ヒャッハ──ッ! やっと行けるぜ、次の狩場へなぁ!」

 

(ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!)

 

 ジズと強化されたベヒーモスが、ロイヤルナイツの視線を背に、轟音を上げて加速する。暗黒の渦は、彼らを飲み込むように、その口を大きく開いていた。データが乱れ飛び、空間が歪む。

 

 それは、ただのワームホールではない。次なる世界への、そしてベルスターモン(X抗体)の次なる『進化』への、ゲートだ。

 

 渦の中心へと飛び込む瞬間、ベルスターモンの瞳に、奇妙なデータが流れ込む。それは、過去に彼が見たことのある、世界の断片。そして、その断片の中に、見覚えのある複数のシルエットが浮かび上がる。彼らが目指す次の世界は、複数のデジモンワールドが交錯する、さらに混沌とした場所だということを示唆しているようだった。

 

【新たな世界へ!】

 

 暗黒の渦は、彼ら二人の悪魔を飲み込み、そして瞬時に吐き出す。

 

 次に彼らが降り立ったのは、荒廃した砂漠地帯だった。空気は熱く乾燥し、遠くには赤い大地が広がり、不気味なトゲのような岩山が連なっている。空には、二つの太陽が輝き、一つの月が昼間だというのに浮かんでいる。

 

 そして、その不気味な空の中心には、彼らが通り抜けてきた巨大な『暗黒の渦』が、未だ名残惜しそうに不気味な輝きを放ちながら、揺蕩っていた。

 

「……なるほど。混沌とした世界は、いくらでもある、というわけか」

 

(ベルスターモン(X抗体)は、周囲を見回し、その荒涼とした風景に満足そうに頷く。彼の嗅覚は、すでにこの世界に眠る「獲物」の匂いを捉えていた)

 

「ハッ! 面白ぇ! このデタラメな世界じゃ、どんな奴らが暴れてやがるか、楽しみになってきたぜ、兄弟!」

 

(ベルゼブモンも、この新たな世界に興奮を隠せない。彼の戦闘本能が、より強力な相手を求めて高鳴っている)

 

 そして、その砂漠の遙か彼方から、何かがこちらに向かってくるのが見えた。巨大な体の、しかし、どこか知性も感じさせるデジモンの群れ。

 

【新たな探索の始まり】

 

 ベルスターモン(X抗体)の視線は、既にその群れへと向けられている。彼の脳内では、新たな『狩り』の計画が練られ始めていた。

 

【舞台設定のヒント】

 

 * 世界観: この砂漠の世界は、複数のデジタルワールドのデータが混ざり合った、新たなクロスオーバーワールドのようだ。

 

 * 荒廃した砂漠:フロンティアの世界観を彷彿とさせる。 * 二つの太陽・一つの月:ユニークな天体配置。

 

 * 巨大なトゲのような岩山:特定のデジモンが生息していそうな地形。* 初期の遭遇: 遠くから向かってくる「巨大な体の、しかし、どこか知性も感じさせるデジモンの群れ」。彼らの正体は不明だが、新たな狩りの始まりを告げている。

 

【ベルスターモン(X抗体)の次の行動は?】

 

 1. 「フン……歓迎のつもりか」:群れへと向かって、そのまま突撃する。

 

 * ジズの駆る方向(直接突っ込むか、回り込むかなど)や、ベルゼブモンへの指示(共に突撃か、偵察を促すかなど)を指示する。

 

 

 2. 「まずは情報収集だ」:隠れて、群れのデジモンたちの様子を観察する。

 

 * 観察する場所(岩陰、高台など)や、ベルゼブモンへの指示(共に隠れるか、別の行動を促すかなど)も考慮する。

 

 

 3. 「ここは一旦様子を見るか」:この場所から離脱し、別の場所を探索する。

 

 * その理由(群れが弱そう、他に面白そうな獲物がありそうなど)も考慮する。(ベルスターモン(X抗体)の新たな狩りが、この混沌の砂漠で始まろうとしている)

 

 

(ベルスターモンの表情は変わらないが、その瞳の奥には冷静な判断が宿っていた。派手に暴れるだけでなく、状況を見極める。これもまた、悪魔たる彼女の狡猾さの一面だ)

 

 

「まずは情報収集と敵情視察だな」

 

(ベルスターモン(X抗体)は、漆黒の大翼を収めると、光と共に通常のベルスターモンへと姿を戻す。その隣ではベルゼブモンもまた、ブラストモードを解除し、彼の愛機ベヒーモスも普段の姿へと戻った。力の消耗が激しい切り札は温存し、何より目立ち過ぎるのは、時に不利に働く)

 

「ベルゼブモン、あの岩山の高台なら周りをよく見渡せる。ここが何処のワールドを元にしているのか、奴らの出方を窺うぞ」

 

「ハッ! 流石は兄弟、やるじゃねぇか! ゲハハハ! ま、こういうのも悪くねぇな!」

 

(ベルゼブモンはベルスターモンの言葉に、ニヤリと笑う。彼の戦闘狂気も、ベルスターモンの冷静な判断力には一目置いているようだ。二人は、強化ベヒーモスとジズに跨り、音もなく岩山の高台へと向かう)

 

【岩山の高台、情報収集】

 

 砂埃を立てず、獲物を追い詰める狼のように、二人の魔王デジモンは岩山の高台に身を潜めた。彼らの視線は、砂漠の彼方から迫る巨大なデジモンの群れへと向けられる。

 

 

【新たな世界:未知なるデジモンたちの行進】

 

 ベルスターモンとベルゼブモンは、望遠の視力で群れの正体を捉えた。

 

 

 グラウンドラモン: 巨大なドリルを持つモグラ型デジモン。大地を掘り進む能力に長け、その動きは非常に素早く、地中からの奇襲を得意とする。数は少ないが、その存在感は大きい。

 

 * ゴブリモン: 小型で数の多いデジモン。原始的な武器を持ち、集団で襲いかかってくる。非常に好戦的で、知性は低い。

 

 * オーガモン: ゴブリモンを率いるリーダー格。巨大な骨の棍棒を持ち、高い身体能力と狡猾な戦術を併せ持つ。時折、怒りの雄叫びを上げ、ゴブリモンを鼓舞している。

 

 これらのデジモンたちは、決まった方向に向かって行進している。その目的地は、岩山の向こう、砂漠に点在する巨大な石柱群のさらに奥にある、一際大きな建造物のようだ。まるで、何かを求めて、あるいは何かに従うかのように。

 

【周囲の環境情報】

 

 高台から見下ろすと、この砂漠が単なる砂漠ではないことが分かった。* 不自然な石柱群: 砂漠のあちこちに、不自然に巨大な石柱が林立している。一部は古代遺跡のようにも見えるが、その正体は不明。

 

 * 異質な建造物: デジモンたちが向かう先には、巨大な、しかしどこか見慣れない建造物がそびえ立っている。その形状は、通常のデジモンワールドの建物とは異なり、金属質でありながら有機的な印象も受ける。

 

 * デジモンの活動: この群れ以外にも、砂漠のあちこちに小型のデジモンが散発的に活動しているのが見える。彼らもまた、群れと同じ方向へと向かっている者もいれば、ただ獲物を探しているだけの者もいる。

 

「チッ……ゴブリモンにオーガモンか。こんなチンケな雑魚どもが、こんなデカい面して歩いてやがるたぁ、一体どういうわけだ?」

 

(ベルゼブモンが舌打ちをしながら、つまらなそうに呟く。彼の視線は、オーガモンの持つ骨の棍棒よりも、遠くに見える異質な建造物へと向けられている)

 

(ベルスターモンは、ベルゼブモンの愚痴には耳を貸さず、この世界の情報を静かに分析する。ロイヤルナイツが言っていた「別のワールド」とは、具体的にどのような場所なのか。デ・リーパーを排除した今、次の『敵』が彼らを待ち受けている。この世界には、彼らの狩りの本能を刺激する何かがあるのか?)

 

【ベルスターモンの次の行動は?】

 

 1. 「あの建造物こそが、この世界の鍵か」:デジモンたちが向かう先にある建造物に注目し、そこへ向かう計画を立てる。

 

 * どのように接近するか(群れに紛れる、別のルートを取る、など)や、ベルゼブモンへの指示も考慮する。

 

 

 2. 「まずは、あの群れを解体して情報を引き出す」:この群れを襲撃し、デジモンたちから直接情報を聞き出す。

 

 * どのデジモンを狙うか(オーガモンか、グラウンドラモンかなど)や、具体的な襲撃方法も考慮する。

 

 

 3. 「あの石柱群も気になる」:石柱群の方へ向かい、遺跡などを探索する。

 

 * 石柱群のどこを狙うか、ベルゼブモンへの指示も考慮する。

 

 

 4. (具体的な次の行動を提案する)。

 

 

 

(砂漠の風が、ベルスターモンの金色の髪を揺らす。彼女の頭脳は、既にこの世界の『謎』と『獲物』を求めて、高速で回転し始めていた)

 

 

 

 

 

 

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